あしたから出版社

48件の記録
- 橋本吉央@yoshichiha2025年6月14日読み終わった『古くてあたらしい仕事』もそうだったが、島田さんの出版社を始める、本を作るに至ったパーソナルな想いが静かにエモーショナルに語られていて心に残る。 特に、人の言葉にならない悲しみを、どうにかそのそばで寄り添って助けになれるように、という想いを本に込めてきた言葉が文章に一歩いっぽ紡がれている。本っていいな、と思い、夏葉社の本を読みたくなる本。
- 松田茉莉@cotomato2025年6月8日買った読み終わったひとり出版社夏葉社さんの物語。今では珍しくないし、昔から存在したんだろうけど夏葉社さんの登場は大きかったんじゃないか。書店の営業経験のみで編集経験はない。手探りで本をつくっていくところ。売れる本より長く残る本を作りたいこと。私も夏葉社さんの本は何冊か持ってますがこれを読んでますます応援したくなりました。
- つきふね舎@moonboatbooks2025年3月29日心に残る一節つまり、「私」の言葉とはちがう、だれかの言葉を、その文章を、一所懸命、読み続けること。その言葉で、世界をもう一度、体験すること。思い出すこと。それが文学のいちばんの魅力であり、おもしろさなのだと思う。 すばらしい作品を読んだあと、世界は、これまでよりも鮮やかに見える。人々は、よりかけがえのないものとして、この目に映る。(90)
- ゆか@yukais_19832025年3月15日読み終わった新しい友人の紹介で。自分ではおそらく選ばないからこそ、新しい視点に気がつく。私は誰に感情移入した?本を通して、私はどんな世界を生きていた?チャップリンがズームインアウトで人生の悲喜を語っているけれど、おこがましくも、美しいエッセイだな、と思った。個人的には、前半部分とあとがきが好き。
- よあけ@mogumogu2025年3月11日かつて読んだ夏葉社の島田さんが書かれた、これまでの半生(と言うには若すぎると思うけど)を綴ったエッセイ。 素直な語り口から垣間見える細やかな感性が妙に沁みて、泣けて泣けて仕方なかった覚え。
- ふるえ@furu_furu2025年3月5日読み終わったかつて読んだ島田潤一郎さんの本は『古くてあたらしい仕事』に続いて2冊目。文庫版が出たということで買い、前に読んだような内容もありつつ、そういえばそうだったなと思いながらすらすらと読む。一冊の本ができるまで。その裏側を見ているような、1人の人生を読んでいるようなそんな感覚。
- 山中散歩@sampo_yamanaka2025年1月14日読み終わったいぜん夏葉社の本を読んで、なんて美しい本をつくるんだろう、と感嘆した記憶があるのだけど、この本で島田さんの本づくりに対する姿勢と生きざまに触れてすごく腑に落ちた。本とそのむこうにいる人の人生に真摯に向き合うこと。俺もやらねば。
- ヨル@yoru_no_hon2024年5月23日2024年ベスト本本をたくさん読むようになって、夏葉社や島田さんの存在を知ったことは、わたしの読書人生の中でとても大きなことでした。島田さんの本に対する姿勢、愛情......そういったものがあんなすてきな本をつくるんだなあと、しみじみと感じた。これからもすてきな本をたくさん作ってほしいです...!!!いくらでも待ってます!!!!という気持ち。そして、人との出会いはほんと大きくてなにがあるかわからないもので、この本を読んでもそう感じたのだけど、こうやって夏葉社の本に出合えたのも、仲良くしてもらっている読書仲間たちのおかげだなあと、ありがとうという気持ちでいっぱいです。