

しらい弁当
@shiraibento
毎日お弁当作って仕事して本読んで日記書いて本にしています。
- 2025年4月20日生きる力が湧いてくる野口理恵読み終わった読書家の母が『完全自殺マニュアル』を手に自死し、父も後を追うように亡くなった。まだその時十代だった。 その後、兄も自死を選ぶ。 初めて編集として担当した漫画家も自死で亡くなった。 間に差しはさまれるUSOの物語が USOの後ろ側が透けて見えるようで そっちの方が、ほんとうみたいだ とにかく圧倒されて一気に読んでしまった
- 2025年4月20日アパートたまゆら (創元文芸文庫)砂村かいり読み終わった買った「アパートたまゆら」砂村かいり 仕事してても電車に乗ってても、あの時の言葉の意味とか、あの時少しだけ触れちゃった指の感覚とか。ふとした時にその人の事ばかり考えてしまう。恋をしてる時の自分の小ささったらなくて、そんな自分のことが嫌いになったり好きになったり。その揺れも全て恋愛なの。
- 2025年3月30日笹塚diary佐藤舞読み終わった日記の中かから垣間見える、彼女のやさしいところと真っ直ぐなところがとても好き。彼女の「好きフィルター」を通して見える笹塚もカルガモも身近な人たちも、読んでるうちに好きになっちゃう。次回作は日記祭で発売予定とか!
- 2025年3月27日対馬の海に沈む窪田新之助読み終わった車で海に飛び込み対馬の海に沈んだ男。JAの優秀なLA(ライフアドバイザー)として表彰を受け続けた享年44歳の西山義治。JA共済から金を騙し取った悪者なのか。トカゲのしっぽが切れたからそれでお終いなのか。綿密な取材から見えてくるその景色とは。
- 2025年3月20日枝元なほみのめし炊き日記枝元なほみ読み終わったコロナでヘトヘトになった大人も子供も それでもめしを炊いて食べてほしい 「食べて」は「生きて!」の思いがあるから 枝元なほみさんの想いが詰まったこの本 なんだか力が湧いてくる
- 2025年3月17日戦前生まれの旅する速記者佐々木光子「戦前生まれの旅する速記者」佐々木光子 戦前生まれの速記者の女性佐々木光子さんの人生。手に職をつけ両親を養い40歳を過ぎてからフランス語を習得に留学したり。目指したいかっこいいステキ女子の姿がここにあった。いつでもやりたいことをやった方がいい。滲み出る品の良さに憧れる。
- 2025年3月15日
- 2025年3月11日バナタイムよしもとばなな読み終わった
- 2025年2月17日724の世界 2023吉本ばなな読み終わった2023年のばななさんの日記 ずっと昔、吉本ばななさんのホームページに毎日日記が掲載されていた それを毎日読んでいて 書籍化された本も読んだ 辛いことがあって本も読めない時 ばななさんの日記本を最初から何度も読み返した 子どもは親の話すことや、ささいな仕草、誰かに対してすることや、しないことを見て育ち、自分もやってみてそれが身体になじんでくれば、それがその人になる 私もばななさんの日記に書かれている身体に関すること、食べること、寝ること、生活を整えること、誰かとしゃべること、そのことを考えたこと。それにとても影響を受けていると思う。 どの言葉、というのではなく そう考えるから、こうするんだというような 基本的な考えの仕様みたいなこと 日記を読んでいると、日々のことは全然伏線回収なんかされなくて、ただこつこつと未来に向かってボールを投げる事をしているだけなのがわかる 過去からのボールは全て受け取れてるわけじゃなくて、足元にたくさんころがしてる。それをまたいで通り過ぎている。 日記を読むと、過去のボールのことがわかる この本を読んで、久しぶりにそんなことを考えた この本の出版はDR BY VALUE BOOKS PUBLISHINGというバリューブックスの直取引レーベルから。この新しい取り組みにも惹かれる。 ボールを未来に向かって投げる事をしていきたい
- 2025年2月2日はーばーらいと吉本ばなな自分が生きてきたことを 産まれて育ってきたことを まるごと自分を抱きしめるためにも 自分の周りのことを「いいもの」としてしまう つばさとひばりは おだやかな海の近くで生まれて育ち ひばりはつばさのことが 好きだ好きだといつも伝える 中学校を卒業する 卒業式ではむしりとるように ひばりはつばさの制服のボタンを奪っていった それがひばりに会った最後だった 高校を卒業したある日 つばさにひばりから手紙が届く 「少しでいいので助けてもらえないでしょうか?」 ひばりは両親を説得するために ある宗教施設に入っていたはず そこにタイトル「はーばーらいと」の扉が差し込まれている 久しぶりの吉本ばななさんの小説 宗教二世のこと 子どもは日々の暮らしの中で様々なことを考えて育つ ひばりも鍵っ子でつばさの家で育ったようなもので リビングで食卓で海辺で たくさんの仕草や会話のなかから考え方をはぐくんでいったんだろう 助けを求める相手がいてよかった 自分の身体を暴力的に奪われた彼女に 自分の匂いと体温が残る服でつつむ このシーンの厳しいけど温かい空気にきゅっとした 今、この時の選択が、この人生の全てじゃない いくらでも進路変更はできる その時に誰かに相談しながらも自分で考えて選択すること 傷ついてしまったら、傷を舐めてうずくまり 回復するまでじっとしてること そばにいてそれを見守ってあげること
- 2025年2月2日
- 2025年1月28日
- 2025年1月28日
- 2025年1月24日
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