川端康成異相短篇集
20件の記録
まつこ@matsuko--Books2026年10月8日読んでる読み進めていくうちに面白くなってきた! ... 私は七年前に死んでいるが、生き残っている友人の西寺とときどき短い話をする。 長話はめったにしない。お互いにつかれるからだ。 (「地獄」より)
ぬ井(3匹のペンギン文庫)@omomochiroom2026年10月6日読み終わった窓の外からそよ風が入りこむように、ふと隣を見ると誰かが座っているように。いつのまにか未知なものに囲まれ、周りが現実とずれている。 幻想とも怪奇とも異なる「異相」という物差しが私にはぴったりで、こういうの大好き〜と思いながら読了。






まつこ@matsuko--Books2026年10月6日読み始めた借りてきた図書館本1作品目のみ読み終えた。 むむむ...。 『雪国』のことも思い返す。 結局、島村はどこにも居場所が無いんだなーとふと感じて、少しこの作品との距離が縮まる気もした。
茜@dancetek2026年9月19日読み終わった川端康成ってこんなにファンタジーだったのかと率直に驚いた。 美しかったり、哀しかったり、不気味だったり…異相と言われる小説達の中でも個々の振れ幅が大きくて、彼が「奇術師」と呼ばれる所以が理解できた気がする。 ホラー映画と犬が好きな私にとって、短い作中にこれでもかと不吉を詰め込んだ「犬」が秀逸だった。
鳩原@biscuit79952026年1月31日読み終わった一篇目からフルスロットルで読み手の頭をぶん殴ってくる。 個人的には「朝雲」がとても好き。先生焦がれる女学生の話。痛々しさと紙一重のひたむきさ。
茅嶋@_Kayashima_2026年1月11日読んでる面白い ------ 一緒になっていたら、そんなことはなかった。あっても必ず救い起してみせた。女の身を投げ出しても、男の命一つ死なせはしなかった。(冬の曲 p.133)
窓@mado2025年12月28日読み終わったこの本を読んでからずっと川端康成のことを考えている。 手に取ってすぐに、自分がこれまで川端康成という小説家の本を読んで来なかったことを心から後悔した。 なんと言っても冒頭に収録された「心中」からもう激ヤバい(語彙力喪失)。 見開きで完結する掌編にも関わらず破壊力が強すぎる。 一読してからというもの、すべての言葉が、文字が、棘のように目に刺さって抜けない。 他にも「地獄」という短編が凄かった。 「私は七年前に死んでいるが、生き残っている友人の西寺とときどき短い話をする。」という一文目からして凄まじい。先の見えない会話劇に引き込まれて、繰り返し何度も読んだ。余白が大きい作品だけに、読み返すたびに心細さが増していく。 こんなにもインパクトがあり、かつ考察しがいのある作品なのだから、わたしが知らないだけで世の中はとうに「地獄」の話で持ちきりなのだろう、とネットやSNSを検索したが、不可解なことにあまりこの作品について触れられていないようだ。おかしい。この作品について誰かが語る言葉をもっと読みたいのに。論文なんかを読むしかないのか。 この本には、死んでいる人、死にゆく人、すれ違う人が大勢出てくる。二人以上の人間が登場しても、大抵の場合は会話も噛み合わず、視線も混じり合わない。存在がぽんと放り出されて物語が始まり、そのまま終わる。恐ろしいほど精緻に情景だけが切り取られる。小説を読んでこんなに身の置きどころのない気持ちになるとは思わなかった。まだまだ未読の作品ばかりなので、これから川端作品を読むのが楽しみだ。








