空白を満たしなさい(下)
40件の記録
キイロノシャクナゲ@dondondontaroo2026年6月11日読み終わった超えてきた。 本心がいままで読んだ平野さん本でナンバーワンだったが、超えてきてしまった。 はじめて平野さん作品に出会ったとき、あ、大好きだこの人と感じた。私が考えてたどり着いてきたことをもっとわかりやすく言語化してくれる。この本はそのポイントを何よりも凌駕していた。 私は過去に自殺からうまく逃げられた人だ。コロナに救われた。じゃなけりゃまた少し元気になったら走り回ってすぐ死んでいたかもしれない。 いままでなんであんなに死ぬことしか考えられなかったのか、20歳から寛解するまでのあの5年はなんだったのか、ずっとかんがえていた。ああ、自分が大切にしたい分人がほかの大切にしたい友人によって大切にできてなかったなあと腑に落ちた。 年下が嫌いなんじゃない、年下といるとき頼れる姉貴をがんばる自分が自分の好きな分人じゃなくて嫌なんだ。 分人という言葉を知ったとき、自分は多重人格なのではと苦しんだことを思い出して、救われた気持ちになった。 私は特段自分の好きな分人へのこだわりが強いと思う。人より何倍も、そこへの執着が強い。私が軸がないように感じているのに、あなたは軸があるよと言われるのはここなのかなあと思う。無理矢理別を通っているものを軸にしようとしている感がある。その分人は、私の中心には通っていないのだ。 たぶん私は親や親戚への分人がデカすぎる。一身にたくさんの愛をたくさん受け止めてきたからこそ、それがほかに影響どころか栄養となってぶくぶく大きな軸をがドーンといる、そんな気がする。本当の自分からはすこしズレたところにほんものの軸があるような感じだ。 自分が憧れるキラキラな自分に対してだけの分人を演じている、そんな感じがするのだ。 延長線上を生きながら必死にそっちの方向を向くことによって、正気を保っている。そんな人生である。 しかし運が良かったことに、親の生きてほしい方向と私の行きたい方向がわりと近しいとこもあったおかげで、いまなんとか気が保てている。 他人との境目がわからないような分人も、自分の9割を埋めている分人も、そういう極端なのは良くないよな。私もあちこちコミュニティをつくってから、どんどん落ち着いてきていると感じている。世界99の主人公は大切にしたい分人があんまりなかったのかな。執着ってすこしは大切だよね。

なつまる@jinbe17082026年4月4日読み終わったわたしも復生者として生き返ってこの世に戻って来れた、そう思ってみたら、もっと一日一日を噛み締めて味わうように生きていこうという気持ちになった。 復生者じゃなくても、自分が明日、いやこの後急に死んでしまうことだって全然あり得るのに、わたしたちはそのことをすっかり忘れてしまっている。この本のおかげでそれを思い出せた。



はづき@paroles11182026年1月29日読み終わった「分人」という考え方は、以前平野さんの本を読んで知っていたのもあってすんなり読めました。ゴッホの話面白かったな。どのゴッホが、どのゴッホを殺したのか。 私にももちろん分人が何人かいる。SNSのアカウントも複数持ってて、名前も話題にすることも違う。でもそれは、そう装っているわけじゃないんだよね。自然にそうなの。 「死は傲慢に、人生を染める」という言葉にも深く頷いてしまった。私たちは「死」をとても大きく扱う。それは仕方のない事かもしれないけどこの言葉、忘れないようにしようと思いました。


よあけ@mogumogu2025年9月6日読み終わったYoutube「出版区」の好きな回を見直す→平野啓一郎先生の回を見て平野熱が高まる→「私とは何か」を読み始めたけど、並行して「空白を〜」も読むという流れ。空白〜を先に読み終えた。 実は平野先生の本てなんとなくの食わず嫌いで読んだことがなかったのだけど、Youtubeでの落ち着いた語り口調や知的な雰囲気にノックアウトされて、俄然興味が湧いたのだった。。 正直なところ、"分人"という考え方をまだ咀嚼できていないし、賛同できるかもわからないのだけど、空白を〜は分人の考えが出てくるとはいえ、それは味付けの一部として留保して内容を楽しめるし、主人公と周囲の人々のやり取り、語り合いがしみじみ良かった。生きることを、肯定できるような。









okabe@m_okabe2025年9月2日読み終わった前半はミステリー、後半は「分人」の考え方を軸として、登場人物たちが哲学的なやりとりをするといった内容。「分人」の考え方については、この小説より、新書『私とは何か 「個人」から「分人」へ』の方がわかりやすい気がする。新書をもう一度読み返したくなった。 最後の一行、こわい。




廣 亜津美@hiroatme2025年8月9日読み終わった死者が生き返る社会の、不完全な記憶など、ドラマ「グリッチ」などに似た設定。その社会を深く掘り下げるところに面白みはあるのですが、長い割にはもうちょっと新鮮な驚きが欲しかったという気がします。ミステリー性があるのかなと思いましたが、そこは薄かった



やえ@creepool2025年3月27日読み終わった@ 公園続きを早く読みたい気持ちと 読み終えたくない(苦しい・恐い) という気持ちを味わいながら、 しおりをはさむ、その都度考えて 時間をかけて読み終えた。 社会人類学、哲学、いろんな観点から 小説を読み取っていった気がする。



























