近代美学入門
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ペリー@periperiperry2026年4月11日読み終わった「アート」は、ある「アーティスト個人」がその「内面から」溢れる「創造性」をもってつくり出した、「美」を内包する「作品」である。 ⋯てな感じの今では当然視されるアート観は、近代西洋だけでしか当てはまらない特異なものであり、上の文における「」内の概念達は全て近代に生成してきたものである。 という美学の知見をとてもやさしく教えてくれる本。 感性や美を扱う哲学としての「美学」に入門するのに最適だった。 人類学を勉強してると「美とかアートとかって近代西洋だけの考え方で〜」的な話はよく出てきて、なるほど近代西洋がむしろ例外なんだな、と納得して満足しちゃってた。 が、「じゃあその近代西洋の考え方はどういう成り立ちなのか?」を本書で学べたことで、単に近代西洋的な概念を「当たり前じゃねえからな!」と切り捨てるだけではない問い直しの視角を養えたのがよかった。 美術史の本も読んでいるところだが、美学を踏まえるとまた違った歴史の側面が学べそう。 (本書で「崇高」を扱う中で「表象不可能性」の件があり、『ショアー』の話が出てきたが、「これランシエール研究の本でやったところだ!」と進研ゼミ現象を味わえた)

プールに降る雨@amewayamanai2026年1月27日読み始めた読み終わったよく美術館に行くけど美術館賞はみずからの感性に頼るより知識をつけて文脈を理解したほうがいいだろうということで勉強することにした。 入門の入門といった感じでひじょうにわかりやすく中学生でも読めそう。 まず、絵画・彫刻・建築は古代から中世にかけては文芸・音楽とは区別され職人が担う技術=アートであったという話から、近代に〈芸術〉という概念が成立、ついで、いま私たちがイメージする〈芸術家〉の誕生、さらに〈美〉という概念の変遷、そして畏怖すべき自然である〈崇高〉と芸術とのかかわり、最後に〈ピクチャレスク〉という概念から生まれた風景画、および自然と芸術のかかわりについて、5つのキーワードを足がかりに近代美学を概観する。 芸術とは普遍的なものではなく人間によってつくられた概念だということがわかる。 文末の読書案内を参考にここからさらに芸術鑑賞のたすけになるような本を読んでいきたい。- mac_355@mac_3352025年8月31日読み終わった「美学」小田部を読む前に、全体感を掴む為に読んだが イギリス経験主義、カントによる美と崇高の取り扱いの違いがわかりやすく説明されている。 また風景画が好きなので、ピクチャレスクという概念を新しく知ることができてよかった。



セオアヤ@seosaaan2025年6月21日ちょっと開いたかつて読んだ友人のartという言葉が技術という意味でも使われるという話から、この本で得た知見を本をめくりながら話した。 2章の天才をめぐる話は、現代でも天才って公的な場で使われるマスキュリンな語だよねという話に繋がり面白かった。 (例えば「天才医師」とは言うが、が「天才看護師」とは言わない、など)

セオアヤ@seosaaan2025年5月23日読み始めた読んでる再読中移動中に読みたくて積読から引っ張り出してきた。半分ほど読んでたけど、もう読んでたのが1年前とかなので最初から。 いま読書会している『西洋美学史』より圧倒的に読みやすい。そして切り口も違うので面白い。
しらすアイス@shirasu_aisu2025年3月10日ちょっと前に読んだ「芸術」とか「芸術家」という概念やシステムがどんな経緯で起こり、どんな変遷を経て現在のような形になったか、ざっくり把握できて助かった













































