琥珀のまたたき (講談社文庫)

24件の記録
ま@re_m482026年1月24日読み終わった魔犬から呪われないようにと、別荘で暮らし始めた三姉弟の物語。 普通ではない暮らしだけど、主人公である琥珀にとってはこの生活が人生の全てで、老齢になってもその頃の記憶を大切に抱えている。他者から見たこの家族の現実も、当人たちの気持ちも何ひとつ否定せずに描かれているのが良い。 登場人物の声にそっと耳をすませて、美しく静謐な文章を書き起こす作者が相変わらず好きだ。

ルカ@Lukamilky03032025年8月31日読み終わった壁の中はとても密かで静かな世界。壁の外の記憶が残っているオパール。何も知らない無邪気な瑪瑙。琥珀はいつの間にか、皆がバラバラにならないように行動していたのかもしれない。 歪で恐ろしいのに美しくて穏やか。小川洋子さんの作品の魅力。大森静佳さんの解説も素晴らしい。






















