ひとりでカラカサさしてゆく
33件の記録
ちゃおくりー@qiaokeli2026年6月25日読み終わった前情報なしの図書館本。 「え???ええ!」と声が出た最速を記録。しかも電車の中。 江國さんだよね、推理小説?何?どゆこと?と思いながら読み進む。事件が起きた1日と、その後の日々が行きつ戻りつしながらページが進む。 静と動が入れ替わりながら話は進み、最後のシーンは読みながら呼吸を忘れた。エレベーターを降り、最後の瞬間を迎える部屋へと3人で廊下を歩く。なぜその行動に至ったのかは結局明かされないまま。明かされないけど、わかる。説明は上手くできないけど、わかる。どなたかが感想に書いていたが、藤井風の「満ちてゆく」の世界観だった。人生は短いね。長いと思っていた時もあるけど、亡くなる人も周りで増えてきた今は人生は一瞬だなって思う。読了後、久々に動けず。江國さん、好きだ。


むくみよ@miitan072026年6月6日読み終わった結局その人の全ての顔を知ることなんて出来ないし、自分だって些細なことで変わる。もしくは前からそうだったかのように。 あのころの、ティモシー・シャラメ主演の映画の確信が持てなくて、たった数年前すらおぼつかない。
emu@emu___0h1s2026年5月8日読み終わった大切な人の、死のその先。去る者の「消滅」ではなく、残された人のその後をどう変えるのかにフォーカスされているのが興味深かった。水の波紋の様に広がって繋がって、消えたり生まれたりたくさんの模様になっていく人間関係という様が美しいと思った。

sachi@mcm2026年3月20日読み終わった昔は大好きだった江國さん。 ()がやたら多い文章が なんだか読みずらく、ちっともページが 進まず。 びっくりなニュースからの失速が 今の自分には合わなかった模様。
タレ@miki_nike2026年1月9日読み終わった@ カフェ きょうぶんかん新刊へ向けて未読の既刊を。 久しぶりに江國作品を読んだのだけれど、とてもおもしろかった。「八十代の男女三人がホテルの一室で猟銃自殺を遂げる」というショッキングな事件を、本人は/近親者はどのように捉えるのか、またその事件によって変わるなにか、を江國さんはおそろしく自然に描いていく。 およそ似たところがないと思っていたり、縁が薄かったりした親子でも、実は影響し合っていたり、似た部分もたくさんある、という引きの描写が見事だった。 また、自殺した三人の「同志」をいきいきと描きつつも、その関係性を特別視しすぎないのも良かった。江國さんにとって「死」と「結婚」は偶然やタイミングの産物という似た者同士なのかもしれない。 おそらくご本人はこの事件を自然に受け容れる人で、登場人物で言うとわたしは踏子に一番濃く江國さんの影を感じた。








サラサラちゃん@sarasara11242025年11月30日読み終わったこのお方(カリスマ書店員さんらしい!)の書評がとっても良かった↓藤井風の「満ちていく」がぴったりだと思う。 https://store.tsite.jp/daikanyama/blog/humanities/24748-1024540205.html?srsltid=AfmBOopJIEjER66TOuzBo8n2ZFdnwxU3qfX3NnD6Jzzx_5tN7cfj8-ju

本棚@sukinamono2025年4月2日読み終わった大晦日、老人3人が集団自決をした。 そんなニュースから始まる物語の続きが気にならない訳がなく。 ぐいぐい読み進めてしまった。 3人の老人の家族や友人、教え子、彼らの生活に亡くなった3人の影が色濃く落ちる。 人間は不思議だ。生きている間には頭を掠めもしなかったのに、死んだ途端にその人のことしか考えられなくなる。 家族の「お母さん」、「お父さん」、「おばあちゃん」以外の姿を見たことがない、と登場人物が嘆くシーンで私も同じだと気づく。 彼らがどんな人と学び遊び、どんな人間であるのか、結局私は知らないままいろんな人とお別れをするんだろうなとひっそりと思うのでした。





猫@mao10122025年3月5日かつて読んだ八十歳過ぎの三人の男女が一緒に命を絶ったことから始まる残された周りの人達の物語。 血の繋がった他人、といった感じや身内だけどどこか馴染めない居場所のなさが、私が幼少期の頃に良く感じていた漠然とした違和感とよく似ており、亡くなった祖父のことを思い出した。 時折ふと感じる冷たくて現実味が無く、ひとりだけその輪から外されたような感覚が江國さんの言葉で上手く表現されており、そう感じているのは自分だけでは無いのだなと思うことが出来た。 「日々の報告をしたりされたりする相手がいるのといないのとでは、人生の安定感が全然違う。」 誰かが亡くなっても、それがたとえ身内だとしても、変わらず毎日はやってくるのは当たり前だが、その"変化"をどう感じて受け止めるかはその人次第。 ただただ淡々と流れていく物語の展開が江國さんらしい。 亡くなった三人は、幸福な終わりを迎えることができたと個人的には思います


























