ぼそぼそ声のフェミニズム 増補新版
20件の記録
どくしょ@kkfm03072026年7月12日読み終わったフェミニズムは特権的なものではないーーそんな姿勢にとっても共感しました。わたし自身フェミニストとして生きていると思うので、そう伝えることもあるし、どう思われるかを気にしてしまい、わたしたちの問題について言及を避けてしまうシーンも正直に言えばあります。 そう、ひとことでフェミニストと言っても抱えている問題、向き合いたいことは千差万別です(もちろん、共通するテーマも!)。そんななかで栗田さん自身は、労働や学びに関する思いがコアにありつつ、あらゆることがらに対して常に傍観者や分析者にならぬように生きていてかっこよかった。 以前、上野千鶴子さんに感じたことでもあるのですが、良い意味で絶望しきってないのではないか、も考えたりします。社会や人を、根本的には好きな方なのではないか……と考えました(違ったら申し訳ないです!) いろんなフェミニストたちの近くに駆け寄っては、ぼそぼそ声で話しかけてくれるような、そんなあたたかみを感じた1冊。
Ayako@aya_rb2026年5月28日読み終わった大事な一冊とてもとてもよかった。 フェミニズムがみんなのものになるためには、ぼそぼそと、下を向いてこぼれ落ちたものを集めたり、上から落ちてくるものを受け止めたり、時には寝そべって地べたの目線になりながら、つぶやき続けていきたい。 いろんなところが心に残ったけれど、8章「自立」に風穴を開けるためには、何度か読み返してしまった。「大変」「努力」「自立」、このワードの中にうっかり埋没してしまうと、「自己責任」の罠が待っていて、どれもその程度なんてはかれないものなのに、「足りない」と他人から決めつけられる不思議。 教えるのではなく、自分自身の名前を残すのではなく、証言が、体験した出来事の意味が伝わっていくことを目指す。還元する。 年を重ねていく中で、どうやって若い人の力になっていけばいいのか、偉そうにも上からにもなりたくないんだけど……と思っていたところに、そうか、と視界が明るくなった。






Ayako@aya_rb2026年5月23日読んでるフェミニズムに関する本、フェミニズムの視点から書かれた本はここ10年ぐらいで少しずつ読んできたけれど、栗田さんの語るフェミニズムは、私にとってしっくりくるもののひとつだなあと思う。 強い女性たちのためのもの、としか見えなかった頃は、フェミニズムは遠くにあるパーティーの明かりみたいな、私は別に招待されていないし、行っても居心地が悪いだろうな、と思うものでしかなかった。ネオリベラルフェミニズムのような上を見ていくフェミニズムは、誰もが強くあらねばならない感じがして、ドッヂボールの外野でなるべく球に触らないようにしている自分は、最初からはじかれているな、と思う。 労働が怖い、とまでは思わないけど、生活するために働くはずなのに、労働の大通りに行こうとすると生活が削られていく働き方を求められているような感じがして、結局今のような働き方をしていると、たまに不思議に思われる。こちらとしてはそれがむしろ不思議ではあるんだけど。






















