夜間飛行

夜間飛行
夜間飛行
アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ
二木麻里
光文社
2010年7月1日
22件の記録
  • 冬野
    冬野
    @fuyunooni
    2026年2月25日
  • juntaur
    juntaur
    @juntaur
    2026年2月16日
    情景描写が詩的でありながら明瞭でスッとイメージできることに驚いた。コンパクトだけど全編通して職業人の気概や哲学を描いている作品。 リヴィエールに共感できる瞬間と反感を覚える瞬間が同じくらいあって、それを通して自分自身が職業や仕事に向き合う姿勢が相対化された気がした。
  • さや
    さや
    @saya_shoten
    2026年2月11日
    noteの感想をこちらにも。 本書のあらすじはこちらから引用する。 ーーーーーーーーーーーーーーー 【物語】 20世紀初頭の郵便飛行に携わる者は、「自分達が歴史を作る」という信念と誇りを持っていた。ときに苛酷な決断を下さざるをえない、孤独な世界で彼らは戦い続ける。 『ちいさな王子』の著者、もう一つの傑作。1931年刊。 【内容】 南米大陸で、夜間郵便飛行という新事業に挑む男たちがいた。ある夜、パタゴニア便を激しい嵐が襲う。生死の狭間で懸命に飛び続けるパイロットと、地上で司令に当たる冷徹にして不屈の社長。命を賭して任務を遂行しようとする者の孤高の姿と美しい風景を詩情豊かに描く。 ーーーーーーーーーーーーーーー 私の心が動いたところは3つある。 ひとつ目。 序盤で冷徹な不屈の社長リヴィエールはこんな仕事観を述べている。 ーーーーーーーーーーーーーーー リヴィエールにとって人間とは、こね上げられるべき蝋の素材にすぎなかった。 ー中略ー リヴィエールは折にふれてこう口にした。 「この男たちは幸福だ、自分の仕事を愛しているからだ。なぜ愛しているかといえば、わたしが厳格だからだ」おそらくは部下たちを苦しめていただろう、だが強い喜びをも与えていたのだ。「ひとは追い込まなければだめだ」と思っていた。「苦しみと喜びが共に待つ、強い生にむけて追い込んでやらなければだめだ。それ以外、生きるに値する人生はない」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ここまではひどくはないが、勤め先の会社のあの人やその人の顔がぼんやりと思い浮かんで(会社を出たらできれば1㎜も思い出したくないのに)、読んでいてゲンナリした。ある程度の厳しさは確かに必要で、ナァナァでは仕事は進まない。でも、ここまで非人間的に冷たくなくても良いのではないか。上司の言うことは絶対で、部下は必ず従わなければならないのだろうか。戦時中の日本兵の様な嫌な圧力のかけ方だ。リヴィエールは、己の厳し過ぎる判断ゆえにパイロットが死に直面したらどうするつもりなのだろう。その答えは読み進めていく内に徐々に明かされることとなる。 2つ目。 パイロットの安否を案じる妻と対峙した時、リヴィエールはそれまでとは違う一面を見せる。 ーーーーーーーーーーーーーーー リヴィエールの前に立ちはだかっているのはファビアンの妻ではなかった。生きることのもうひとつの意味だった。リヴィエールはただ耳をかたむけ、相手の気持ちに寄り添うことしかできなかった。その弱々しい声、これほどに悲痛な歌、だがそれは敵なのだった。仕事上の活動も、個人としての幸福も、すこしずつ分かちあえるようなものではない。つまり両者は対立することになる。この女性もひとつの絶対的世界の名において、みずからの責務と権利のもとに語っていた。夕食のテーブルを照らすランプの輝きの名において、愛する者の肉体の名において、希望や優しい愛撫や思い出の生まれる場所、それらすべての名において語っていたのだ。彼女は自己の幸福の権利を要求していた。そしてそれは正当だった。リヴィエールもまた正当ではあったのだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーー きっとリヴィエールは、パイロットの妻に対しても「任務の遂行こそが至上命題であり、女子供の言うことなど聞くに値にしない」と切り捨てるのだと私は思っていた。しかしリヴィエールは仕事を遂行することと、個人の幸福の追求は、どちらかを卑小に見積もったり、犠牲にするものではなく、どちらも正当なものであると考えている。そこにフランスの個人主義、人権意識の高さの様なものを感じて、嫌な上司面ばかりが鼻につくリヴィエールが不覚にもカッコよく思えた。 3つ目。 無線と夜の空の美しさの描写は本書で何度も登場するが、私は特にこの一文が心に響いた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あと5分もすれば、無線局がすべての中継飛行場に知らせを送る。一万五○○○キロにわたって電波という命の震えが行きわたり、あらゆる障害を克服していくだろう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー なぜならこうした先人達の「あらゆる障害の克服」の末に、郵便の代わりに電波=インターネットを通してメールが使えているのだと、今の自分と繋がったからだ。 全体を通して感じたのは、空を飛ぶパイロットも地上で働く人々も、疲労感はあるが悲壮感はないということ。それはきっと、押し付けられたり、やらされている仕事ではなく、やりたくてやっている仕事だからだろう。少し羨ましく思った。
  • はしま
    はしま
    @hashibashi
    2025年12月31日
    飛行士の目に映る空の描写が綺麗な一冊。 解説もとてもよくて、読み終えたそばからもう一度読み返してしまった。
  • 紺
    @hatopoppo
    2025年12月31日
    緊迫感のある状況にもかかわらずあらゆるシーンにおいて描写が繊細で美しかった。とくに雲海の上に出たときが好き。仕事観の話でもあると思った。
  • @as_rimot
    2025年9月25日
    読めなかった…
  • 一井希
    一井希
    @wolfiepiano
    2025年8月5日
  • 青布団
    青布団
    @ofton_ofton
    2025年6月18日
  • 庵
    @an_zzz
    2025年6月7日
  • あめのや
    あめのや
    @Ame2
    2025年5月10日
  • kasa
    kasa
    @tool
    2025年4月18日
    透明な時空、 訳者あとがきでの一言が忘れられない。 夜をこんなにも表現豊かに読んだことはなかった。
  • っぱこれよー ブーン‼︎
  • かぼちゃ
    かぼちゃ
    @xxpumpkinxx
    2025年3月23日
  • CandidE
    CandidE
    @candide_jp
    2025年3月21日
    ひとの生に価値がないとしてみよう、われわれはいつも、それ以上に価値の高いなにかがあるようにふるまっているのだから……。だが、その何かとは何なのか? ーー 責任、勇気、孤独、そして人間の偉大と限界を描く。
  • nao
    nao
    @ggtop-88
    2025年3月7日
  • 白湯
    白湯
    @umorinosayu
    2025年3月7日
  • comi_inu
    comi_inu
    @pandarabun
    2025年3月7日
  • Eunuch
    Eunuch
    @Eunuch
    2025年3月5日
  • づちん
    づちん
    @yuduki_39
    1900年1月1日
  • ih
    ih
    @wasure_teru
    1900年1月1日
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