鍵のかかった部屋
35件の記録
704h@704h2026年6月6日読んでるポール・オースター、ニューヨーク三部作の三作目。3/4くらい読んだ。やっぱり面白い。 文章を書いて細々と生活をしていた男の元に、昔の友人ファンショーが残した小説の原稿が託される。ファンショーは妻子と傑作小説の原稿を残して失踪していた。残された原稿と美しい妻によって幸せを掴んだかに思えた男の人生は、徐々に友人の影によって歪められていく。 前作「ガラスの街」、「幽霊たち」と同じく完結した物語ではあるが“物語を書くこと“をテーマにしていて、続けて読むとオースターの思索が感じられて楽しめる。 前二作より現実的な事件としてリアリティをもって描かれていて、小説家としての技術が上がっていることもひしひしと感じた。 というかミステリー小説としてストーリーがよくできていて惹きつけられる。続きが楽しみ。
704h@704h2026年6月6日読み終わった読み終わった。最後まで面白かったが、クライマックスが面白くなりすぎて勢いで読んでしまった。もっと味わって読むべきだった。結末がメタファーに満ちていて、「ニューヨーク三部作」をよく噛み砕かないと消化不良になりそうだ。昨日投稿しようと思ったが、感想がまとまらなかった。それでも、これがポール・オースターかと余韻を味わっている。すっかりファンになりました。
伊藤裕満@Blow_the_Night2026年4月30日読み終わった失踪した親友ファンショーの妻と恋に落ち、結婚する「僕」。「あ、探偵小説じゃないんだ」と思って読み進めるとしっかり探偵小説の構造は持ちつつ、前二作同様、アイデンティティと他者というテーマは通底している。 NY3部作最後の作品で、前2作と比べて人間関係や感情のドラマなどがかなり増えている印象。この年齢で読むと、子供の扱いが少し物足りなかった。「息子」は重要な要素な気がする。 どうしても比較してしまうが、村上春樹『ノルウェイの森』が1987年で『鍵のかかった部屋』は1986年。空気が似ている。
ぽんかん@ponkan2026年1月7日買った読み終わった信用できない語り手に思える。 彼はファンショーに成り代わりたかったのではないだろうか。ファンショーが死んでいれば自分はその地位にいることができるが、生きているならいつ立場が脅かされるか分からない。 ファンショーを突き止めようとすればするほど崩壊していく語り手の姿。
鳥澤光@hikari4132025年8月23日読み終わった読む本読んだ本2025柴崎友香さんがアメリカ文学に興味を持ったきっかけになった作品として挙げられていた。ポール・オースターはいつぶりかな……(『ルル・オン・ザ・ブリッジ』が好きです)。 それにしても、はじめてその作家の言葉に出会ったかのように読める小説ってすごいな。 《言葉というものを大切に思うこと。書かれたものに自分を賭けてみること。書物というものの力を信じること。そうしたことが他の要素を圧倒するのであり、それに較べれば、自分の人生などごくささいなものに思えてくるのだ。》P50


mkt@mkthnsk2025年7月7日読みたいこれも『帰れない探偵』の選書フェアで。 前から気になってたゼーバルトの『移民たち』とクレストブックスの『オープン・シティ』もセレクトされてて、でも置いてなくて検索したら取り寄せ不可っぽい? いつまでもあると思っちゃダメだなーとは分かっているが…やはり気になった時に買うべきなのか。しかし積読本がー



かぱす@kappas2025年6月15日読み始めた山梨の のほほんBOOKS&COFFEEにて。 しとしとと降る雨の雰囲気に合い、すぐ物語に引き込まれた。 序盤までしか読めていないのでそのうち続きを読みたい。

ぴー太@ystit2025年5月28日読み終わった新潮文庫信者だった当時はこのサイズ感が受け入れられず、未読だったが。。 ピータースティルマンの名前が出てきたときには驚嘆からか興奮からか腹立たしさからか、、ため息がでた。

数奇@suuqi2025年5月27日読み終わったニューヨーク三部作完結編。物語としては独立しているが、『ガラスの街』に登場する人物と同じ名前の人物が登場するなど、前二作との関連性が高い。この作品もまた主人公が探偵のように人探しをする話になっていて、三部作の完結編としてメタ的な視点も含みながら現実が錯綜していく様子が描かれている。 物語の辿り着く場所は抽象的であるものの、やはりオースターの鋭い文章が素晴らしい。自他の境界、そして現実と空想の境界が歪んでいく感覚の言語化は狂気的な美しさすらある。



jyue@jyue2025年2月23日読み終わった読書日記2月某日(金) 街はすでにホワイトデーの広告一色なのに、わたしはまだバレンタインを買えていない。今年はクッキー缶を買って一緒に食べる作戦を立てたばっかりに、ちっとも決まらない。良いなと思っても期間限定で今は販売していない…やら、想像の倍の値段…やら、とにかく色んな理由でつまずく。今日はこれだと心に決めて会員登録までしたのに、カートに入れると送料が本品の半額くらいしたので挫折。 2月某日(土) 目的地までの電車で『鍵のかかった部屋』を読み始める。冒頭にある幼少期のはなしがとてつもなく好き。幼い頃、まだ自分という人間が未完成で芯がぐらぐらしていた時期は、強い子を遠心力にコミュニティが動いていて磁石みたいにものすごく近いか遠いかの二極化していたのが気持ち悪かった。強い子につられてさして面白くないのに笑ったり、行きたくもないのに週末出かけたり、のなかにある違和感を重ねてわたしは大人になった、ということを思い出した。 2月某日(日) 無事心が折れたので、近所の洋菓子店でホワイトデー用に売られているチョコをバレンタイン用に買う。







































