雨が降ったら
27件の記録
あつこ@atsuko_books2026年6月20日読み終わった一気に読んで、一気に感想を書いたのだけれど、その後なんだかじわじわきてる。 https://note.com/atsukohsb/n/nbfe199a9f667

ハトムギ茶@hato_06172026年5月31日買った読み終わった5月31日読了。 寺地さんの新刊。発売日に買っておいてやっと読めた。 40代の境遇の異なる5人の女性が悩みながら、「わかば洋傘店」(派手好きな母と優しい息子が経営)を起点(きっかけ)に前を向いて歩いていくそんなお話。 彼女らは実は近くに住んでいるため後に新たな交流が生まれていたり、繋がっている様子が丁寧に描かれておりそれが嬉しかった。 個人的には3章と4章が特にお気に入り。 「読者を受け入れて包み込んでくれる」寺地さんの作品の中でも今回は特に「暖かく優しい世界」が描かれていたと思う。 また作中の言葉にも気づきや勇気をもらえた。 p205の若葉の言葉とp216の締めの文が特に好き。(どの章も締めの一文が綺麗だと思う) 「前向きで優しい気持ちになれる」そんな本を読めてとても満足。 また明日から頑張ろうと思う。
さくら🌸@lily_sakura_2026年5月25日読み終わった「子どものころ想像していた大人にはなれなかった」「全て手にしたはずなのに、なぜこんな気持ちに」と、それぞれ思いを抱えている登場人物たち。夫の浮気が原因で離婚した初佳は、客観的に見ると腹立たしい状況のはずが、自分で選んだお気に入りのものに囲まれた生活をしていて本当に幸せそうだった。1人ユニバが趣味の杏子も、行きつけの喫茶店で飲むクリームソーダが好きなみつほも、好きなものや時間を自分で見つけて生きていく人たちはみんな素敵に見えた。杏子が元彼に言われた言葉に、涙を流すところなんかは私まで悔しい気持ちになった。勝手に、自分が持っているものを持っていない人を「寂しい人」だとか「かわいそう」だとか決めつける人にはなりたくない。 「ずっと、こんなふうに、誰かに認めてほしかった。名刺も持たず、何年働いてもそれは世間で認められるような『キャリア』にはカウントされず、でもそれでもまじめに働いてきた日々を。」(p.167) 結婚と出産で続けてきた仕事を辞めた苑美がそんなふうに感じる気持ちが、今は少しわかる。 太志が仕事を辞めた理由や、彼の過去があまり深掘りされないのが良かった。そのほうが、ただ『わかば洋傘店』の人たちとそこに通う人たちの、長い人生の一部を覗き見させてもらった気持ちになれる。そして、綺麗なお気に入りの傘が欲しくなった。 『こまどり庵』の再登場が嬉しかった。 「雨が降ったら傘をさすやろ。しんどい時に『やめる』という傘をさすのは、そんなに悪いことやろか。」(p.116)

























