生命式
96件の記録
ゆ。@XtVq42026年2月9日読み終わった@ 墨田区私の苦手な短編集だけど、ひとつ読むごとに一息つくようなものばかりだった。 「生命式」は言われていたように『消滅世界』の土台となっていそうだった。人肉を食べることと受精の二つが題となっていて、人間がより生物と化していて面白かった。人肉を食べないことで世界に反発していた主人公が、最後に理由は違えど人肉を食べない選択をしていた友人を食べることにした場面が良かった。友人の願いをきくことは多分人間特有で他の生物にはないのではないかと思うから。生命式という生物の本能が主体となった仕組みの上でも、主人公は人間のままで、世界に反発していたんじゃないかと思った。 「孵化」は主人公ほどのレベルじゃなくても誰しもが考えたことがあることなんじゃないかと思った。友人によって話し方が変わったり、環境によって行動が変わったり。本当の私はどれ?って思ったことがない人なんていないでしょうから。









んび。@xxnb00252026年2月7日読み終わったバットでフルスイングされてる様な気分になった。自分の信じてるものはなんだろうと。 脳を揺さぶられてるというのはきっとこう言う感覚なんだろうな。 この世界にとっての「当たり前」が今の私にとって有り得ないと感じるのは、自分が積み重ねて来た経験があるから。だからこそ、この本の中の風習や風潮にひどい嫌悪を覚えた事は現代に適応出来てるからこそだと安心してしまった。 自分は何にも染まってないと疎外感があったけど、意外と暗黙の了解や世間の声を気にして生活してるのかもしれない。
ゆう@link_eight2026年2月2日読んでるまだ1つ目の"生命式"しか読んでいないが凄い作品だと思った。 ぶっ飛んだ設定ながらもありえなく無いのかもしれないと思わされ価値観というものに刺激を与えられた。

kiki@nnn_512026年1月23日読み終わった「孵化」が『世界99』の元となったのはインタビュー記事で読んだけど、「魔法のからだ」も『地球星人』の元となった短編なのかな? 村田沙耶香の小説は現実世界に実際に存在する歪みを描いているにもかかわらず、「発狂」や「クレイジー」として消費されるのは何ともやり切れない。
ゆな@Nemophila_yn2026年1月17日読み終わった素敵な物語だった 私は孵化が1番好きだな 周囲に呼応してきた結果、自分がどんな人間なのかわからないまま生きる 主人公ほど極端では無くとも周囲によって性格を変えることはみんな経験あることだよね 結局本当の自分も周囲ありきのものだし一生理解できないのかも どんなに仲が良くて一緒にいて気が楽な人達に対しても、無意識のうちに取り繕っている部分はあるだろうし 意識していなかった普通を突きつけられている感じがする



ゆな@Nemophila_yn2026年1月15日読んでる素晴らしい食卓まで読んだ 話によってコロコロ変わる常識が全部私にとっては非常識で、最初は頭が痛くなるのに話が終わる頃には受け入れつつある 完全に受け入れられる訳じゃないけど、まぁそういう人もいるよねとは思える 常識の不安定さや変容ってこういう事なのかなって感じる
ゆな@Nemophila_yn2026年1月14日読み始めた借りてきた課題中に図書館で見つけた 世界99から読もうと思っていたけれどまとまった時間がなかなか取れないので、隙間時間に読みやすい短編集から

はに@828282chan2026年1月8日買った読み終わった◆生命式 『キッチン』(吉本ばなな)を読み終えて「食べることは人間の生(セイ)の源だなあ」としみじみ感じながら、次にこの本を読み始めた。 表題作の『生命式』では、死んだ人間を食べて受精のための行為をするのが常識になった世界が描かれている。『キッチン』と全く違う内容なのに、同じ感想が頭に浮かんできてしまい、奇妙な気持ちになった。 死んだ友人や知人の肉を調理して食べる描写は、ストレートにグロいものがある。精肉された山本、という字面のインパクト。それを、温度を感じる明るい食事の場面として描いている。その不気味たるや。ただ、生命式の意義が登場人物から口々に語られるのを読んでいくと、不思議と、そういうものかぁ、と思えてくる。なんだか、常識改変の洗脳を受けているみたいな気分になった。 “本能なんてこの世にはないんだ。倫理だってない。変容し続けている世界から与えられた、偽りの感覚なんだ。”(p.19) 「この世で唯一の、許される発狂を正常と呼ぶ」(p.40)という台詞があった。いま正常とされていることも、いつかは異常とみなされるときがくるのかもしれない。 ◆素敵な素材 こちらも常識がまるで違う世界。「死んだ人の身体を無駄にしないように活用し、いずれ自分の肉体もリサイクルされて、道具として使われていく。素晴らしいことじゃない。道具として使える部分がいっぱいあるのに捨ててしまうなんて、そんな勿体ないことをするほうが、ずっと死への冒涜だと思うわ」(p.51)という堂々たる主張に圧倒される。言われてみればそうかも?という気すらしてくる。死者に対する本能的な畏怖の念とか倫理規範とか、そういうものだと思って疑う余地のない領域を、軽やかにひっくり返してみせられる。 ◆素晴らしい食卓 登場人物みんな、ぶっ飛んでいる。最初、妹だけがぶっ飛んでいると思わせて、結局全員ぶっ飛んでいる。架空の固有名詞の響きが楽しい。魔界都市ドゥンディラス。ハッピーフューチャーフード。ストーリーのテンポがいい。食とは、社会や個人の価値観が色濃く反映されるものだと改めて気づかされる。 ◆ポチ 女子小学生ふたりが壊れたおじさんをペットにする話。女児ふたりの甘やかな友愛の機微と、首輪をつけられ「ニジマデニシアゲテクレ」と鳴くおじさんの不気味さ。そのコントラストがえげつない。 ◆かぜのこいびと 男の子と女の子とカーテンの三角関係。まさかのカーテンの視点でストーリーが進む。設定があまりに特殊なので、ところどころ、ん?どういうこと?とつっかえながら読んだ。奇妙なシチュエーションなのに、不思議な爽やかさがある。 ◆魔法のからだ 思春期と性の話。性的な欲求について、周囲の価値観に流されず、自分と相手をただ真っ直ぐ見つめる誌穂の純粋さが眩しい。 “ううん。二人で二人だけのキスをつくったの。後になってから、本で、他の人もそうやってするんだって知ったとき、ちょっとほっとしたけど、がっかりもしたなあ。私と陽太だけの発明だと思ったんだもん”(p.122) “……私たちの快楽は私たちのもの、あなたたちの快楽もあなたたちのもの、私たちは私たちの快楽を発見する、快楽を裏切らない、私たちは私たちのからだを裏切らない……”(p.127) ◆街を食べる 田舎育ちの女性が大人になって都会で生活を始め、野菜が苦手になったことに気づく。そこで野草を摘んで食べ始めるようになり、「自然」な食に傾倒していく話。不気味なのが、主人公の理奈は自分の行動が徐々に常軌を逸していることに自覚があり、同僚の雪ちゃんに変だと思われないよう、雪ちゃんの価値観を自分と同じに染め上げようと考えているところだ。 “拒否反応を示されないようにこちらの「自然」に引きずり込むのだ。そのためには、彼女を驚かせるのではなく、相手の今もっている常識に基づいた感覚をあえて大切にして、愛撫でもするように彼女の共感を撫で回しながら、ゆっくり、ゆっくり、こちらの世界へ引き込む必要があるのだ。雪ちゃんにはもうたっぷりこちら側の生理感覚を染み込ませてある筈だ。もっと、もっと、溢れそうになるまで彼女を浸すのだ。”(p.202) これに続くp.203の全てひらがなで書かれた台詞にはゾクッとした。 ◾️全体を通して この短編集は、自分のなかにある正常と異常の境界線を、じわっと曖昧にさせられる作品が多かった。最初は異様だと感じていたはずのことも、それが当たり前であるかのように堂々と言葉にされ続けるうちに、まあ一理あるかもしれない、と思えてきてしまう。洗脳って、きっとこんなふうに、知らず知らずのうちに常識が塗り替えられていくものなのかな、などと考える。
うえの公園@uenopark2025年9月24日読み終わったどうやってこんな設定考えてるんだろうの連続。 孵化がかなり好きだった。孵化は世界99の元になった話だとラジオでおっしゃっていたので、世界99も早く読みたい。


五月晴@satsukibare2025年9月15日読み終わった村田沙耶香さんのお話を読むと、正常と異常、正気と狂気、常識と非常識は紙一重だなといつも考えてしまいます。 世界に対する疑問をここまで尖らせてひとつの物語に出来るのは本当にすごい。 毎回くらってしまうと分かっていながら、それでも読みたくなる、読まずにいられない魅力があります。 わたしは性的な描写が苦手なので、村田さんのお話はたまにしんどいときがありますが、それでも価値観を揺さぶられたくて読んでしまう…。

きよ@kiyomune2025年9月7日読み終わった今現在、真っ当と言われる(であろう)感覚で気持ちが悪いと思われるものが美しく、美しいと言われるものが恐ろしく描かれている。反対にしただけ、と言えばそうなのだけれど、こんなに見事に濁りなくきっちり、180度ものの見方をくるっと変えてものが書けるものかしら? 頭の中に手を突っ込んでぐちゃぐちゃにされたような、ぐちゃぐちゃにされたことで冴え渡ったような、奇妙な感覚。

ぱち@suwa_deer2025年8月8日読み終わった単行本で読んだつもりだったので再読だと思っていたけど、読み進めたら全然読んだ記憶がなかったので、きっと僕の捏造した記憶だったのでしょう。新鮮に読めて良かったと前向きに捉える。 さて、以下、収録作で気になった作品を抜粋して感想メモ。 ※ネタバレ含む。 「生命式」 葬式の代わりに亡くなった人(の人体)を料理して他人にふるまうのと同時に、参列者はその場で手頃なパートナーを見つけて「受精」をおこなう、「生命式」という儀礼が普通になった社会。 人類の文化の中でも亡くなった人の人肉を食べるという風習を行う文化はあった(小説の中でも言及されている)し、葬式における「喪に服す」とは異なる形で、亡くなった人の人格を弔う様が描かれている。 ある意味「生産性」を重視した社会においてこういう儀礼が発生するのは当たり前なのかもしれないと思った。 突き詰めていけば物質としての人間(身体)の有用性はあるのか?という問題が描かれていて(『信仰』でのテーマ「人新世」が問題とするものとかなりリンクすると思う)、この点は『世界99』を読んでいると腑に落ちるものがある。それが良いのか悪いのかは分からないけれども。 「素敵な素材」 ひとつ前の収録作「生命式」と近い設定で、こちらも物質としての人間の身体に有用性はあるのか?というテーマ。「生命式」と同じく、モノとしての人間にも人格や社会性があるということを描いているように思う。「生命式」も「素敵な素材」も一見グロテスクな題材を扱っているように見えるが、最後まで読むと「人間(性)はなくならない」ということを描いているのではないかと感じた。 「素晴らしい食卓」 他の収録作品に比べるとわりとシンプルな話になっているはずなのに何だか説明が難しい作品。 かなり比喩的に言うなら、それぞれの美学に基づいてそれぞれの食があるよねと、文化相対主義的な話にまとまりそうなところで、暴力が降って湧くという話。 しかしこの「暴力」はいったい何なのか? 言語化するのは難しいけど、とても示唆的な物語だと感じた。 「パズル」 「優しい」に価値があってそれが機能するためには、その反対の概念や対象が必要。 パズルのピースとピースみたいに、その依存的な関係性が存在の輪郭を形づくる。 全体としてのパズルではなく、ピースとピースとがハマるうちに、それが全体のパズルになっていくということなのだろう。 「孵化」 この作品の主人公が『世界99』の主人公のモデルになったという。確かに設定はそのまんまだ。 だからこそどこが異なるのかという点に目がいってしまう。 ひとつ大きな差異としてはこの作品の最後に「喪失」が描かれているところだと思う。 ここでの喪失は、失恋的な喪失感とは異なる感じがある。 全部の作品を読んでないけど今まで読んできた村田作品から培われたイメージでは、主人公が周りの人に喪失感のようなものを味あわせることはあっても、主人公自身がそれを感じることはなかった気がする。 村田作品を今後も読む上で頭の片隅に置いておきたい作品。





あさだ@asadadane2025年8月1日読み終わった小説すき「魔法のからだ」が特に好きだった。「恋人だから」「求められたから」ではなく、貴方の皮膚の内側に行きたいという自然な感情の発露から相手と交わる。自分に対して誠実。(勿論前者が不誠実というわけでは決してない)
ユカ@yuka_her2025年7月27日読み終わった『素晴らしい食卓』の展開がおもしろい それぞれの食文化を独立したものとして否定せず強要せず迎合もしない!と大盛り上がりした直後 突然帰ってきた夫が全部一緒くたに一口にして、おいしいおいしい素晴らしい文化交流だ!と言い放ちしんとする部屋 『孵化』おもしろすぎる! 一番すきかも 結婚祝いであれを作ってくれる友人、理解しすぎている。雲行きのあやしい終わり それにしても読みやすい文章 組み立てもうますぎる 2ページ半の短編もキレキレ

読書猫@bookcat2025年7月24日読み終わった(本文抜粋) “「俺はさー。今の世界、悪くないって思うよ。きっと、池谷が覚えてる、30年前の世界も悪くなかったんだと思う。世界はずっとグラデーションしてっててさ、今の世界は、一瞬の色彩なんだよ」(「生命式」)“ ”「相手の作った食べ物を食べるって、相手の住んでいる世界を信じるってことでしょ。久美の世界を面白がることはできても、それを口に入れるのはちょっと難しい。食べ物なんて、変なものばかりだと思うけど、だからこそ、騙してくれないと食べることができないんだよ」(「素晴らしい食卓」)“ ”二人は詩穂より過激なことをたくさん知っているのかもしれない。 でもアキやミホは、誰かが作った「いやらしいもの」の話をしているだけで、自分の身体の中のいやらしさを、きちんと育てていないように、私には感じられてしまう。だから他人の「いやらしいもの」の中に簡単に呑み込まれていってしまいそうに思える。(「魔法のからだ」)“ ”「……私たちの快楽は私たちのもの、あなたたちの快楽もあなたたちのもの、私たちは私たちの快楽を発見する、快楽を裏切らない、私たちは私たちのからだを裏切らない……」(同上)“ ”ユキオの唇から、また、微かな風が漏れた。 そのたびに、僕はその風を吸い込んで震えた。僕はこの風を浴びるために、この部屋に11年間吊り下げられていたのだと、初めてわかった。(「かぜのこいびと」)“ ”コンクリートと人間は、相反するものではなかったのだ。この世に蠢きまわる人間の全てが、私達、灰色のビル全ての、共有の内臓だったのだ。そう思いながら、早苗はふらふらとビルに近づいた。(「パズル」)“ ”生命のざわめきをかきわけ、空腹の胃を抱えた私は、今夜の食べものを、この街の隙間から少しだけもぎ取る。生き物の気配は遥か彼方まで続いていて、途方もなく思えた。私もそのざわめきの一部になって、呼吸を吐き出し動き回って空気を揺らし、生きている振動を街に染み込ませた。(「街を食べる」)“ ”このとき、私ははっきりと自覚した。 私には性格がないのだ。 あるコミュニティの中で「好かれる」ための言葉を選んで発信する。その場に適応するためだけに「呼応」する。ただそれだけのロボットのようなものだったのだ。(「孵化」)“


もん@_mom_n2025年7月21日読み終わった心に残る一節@ 図書館最近夏バテのせいか食欲が減退しているが、この本を読んだらますます食欲がなくなった気がする。言葉が人間の三大欲求に影響を及ぼすってすごいことだ。 『孵化』は特に刺さった。仮面を被って生きていることに悩んでいた数年前の自分に教えてあげたい。 p.24 おまえら、ちょっと前まで違うことを本能だって言ってただろ、と言いたくなる。本能なんてこの世にはないんだ。倫理だってない。変容し続けている世界から与えられた、偽りの感覚なんだ。 p.50 「だって、正常は発狂の一種でしょう?この世で唯一の、許される発狂を正常と呼ぶんだって、僕は思います」 p.243 スーパーの売場に冷たく横たわっている野菜の死体にはない、生きた味わいに内臓が揺さぶられる。私はこの街の破片に嚙みつき、唾液で溶かし、飲み込み、腹の中へ落としながら、ひたすら灰色の歩道を進み続けた。 p.259 私には性格がないのだ。 あるコミュニティの中で「好かれる」ための言葉を選んで発信する。その場に適応するためだけに「呼応」する。ただそれだけのロボットのようなものだったのだ。
Björn och Tiger@bjorn_och_tiger2025年7月4日読み始めた松本行きのかいじで読む。何年か前に同じように松本行き特急で、村田沙耶香の『無』を読んだ。脳内マップ上で東京タワーと無が強固に結びつき、旅行より鮮明に記憶に残ってしまった。今回は「追加の山本」で記憶されそう。 旅の一食目はホットドッグ。
- 露伴@reality2025年6月25日読み終わった今の世界秩序や倫理観で考えたらゾッとする「当たり前」を本書では淡々と登場人物全員が「普通だよね」と言った雰囲気で語るので、同調圧力を通して私も普通を受け入れて読み進める。 活字から、同調圧力を受けるという体験がもう面白い。 本書は極端な書き方で気味悪いが、死生観を変えるべきと私もよく考えるのでこんな世界だったら〜。と妄想を膨らませるのも充分に楽しんだ。 お葬式は暗くあるべきでない。悲しむべきでもない。 食べてもらって、生殖をしてもらって、次に繋げる。物理的には明るいが、感情的に受け入れ難い。 合理的に考えればありかもな〜と思ったりもした。 性行為が感情によるものではなくて、合理的な物になれば少しは気持ち悪さは薄れるのかも知れない。 本当の正しさなんてないのかもなあ


猫@mao10122025年6月19日読み終わった世間一般の『正常』に抗って己にとっての正しさ、快感、自由を得ようとしている登場人物たち。 途中で少し具合が悪くなるくらいには、色んなものが闇鍋みたいに詰め込まれていて消化するのが大変だけれど、読んでいてそれが楽しい。最後の話は平野啓一郎の『分人主義』にも通ずるものがある。他者にみせている様々な顔も結局は全て『統合』されたひとつの自分なのだと思う。



鯨るか@cugiraluca2025年4月23日読み終わった食や性を通して生を内視させる短編集。トリッキーな切り口だけど切実。私は「魔法のからだ」が一番ピンときた。「誰かが作った「いやらしいもの」の話をしているだけで、自分の身体の中のいやらしさを、きちんと育てていない」(p.148)人がとても多いと私も感じる。「うーん、うまく説明できないけど……それがセックスだってことまでは、あんまり考えてなかったんだ。抱き合っているうちに、彼の皮膚の内側に行きたくなったの。それだけ」(p.145)もちろん妊娠や感染症については熟慮すべきだけど、性はいつも純粋で真剣であって欲しい

- 森@mori162025年3月13日少し読んだダ・ヴィンチの村田沙耶香特集を見て借りた。 最初の一編「生命式」と、最後の一編「孵化」を読んだ。 生命式 主人公が人肉を食べる世界についてけなかった前半のネガティブな描写にも、世界に馴染んでいくにつれてポジティブなる描写にも共感する。価値観がゆらゆらと動く。倫理観のおぼつかなさ。 孵化 あるある、わかるわかるとなる現象なのに、主人公に隔たりを感じてしまう。 本当の自分がない。性格がない。相手の望むままのキャラを、素で生きられる。すごく器用で、羨ましいとも思う。
夏しい子@natusiiko2025年3月8日かつて読んだ文学で救われるという話をたまに聞く。 私にとって読んで「救われる」「癒される」と感じたのがこの本だ。 世にも奇妙な物語や笑ゥせぇるすまんだと、おかしな物語の最後はとんでもないバチが当たったかのようなバットエンド。 けれど村田沙耶香さんの小説は、そのままイイ感じで日常が続いてくれる終わり方で、そこが安心できる。 「変わっててもいいんだよ」 「みんなと同じじゃなくてもいいんだよ」 と安心感をくれる。 この「生命式」はどの話も良かったが、特に「二人家族」と最後の「孵化」が良かった。
haru_68@haru_682024年10月5日読み終わったNo.9 (2024年9冊目) 『生命式』 村田沙耶香 ✒︎ ___________________________________________ 個人的には興味をそそられる世界観! 楽しみながら、気味悪く感じながら 読ませていただきました^ ^ できれば『生命式』で一冊書いて欲しかった、、、
まお@mao_ssss2023年9月22日読み終わった正直、とても気持ちが悪いと思った。それは本能的な拒否反応で、わりと倫理に対して寛容だと思っていた自分にもそういう正義感があったのかと気付かされた。「食べる」ことが主なテーマとして出てくる。私は手を洗わないと食事をしたくない。そういう人にこそ読んでほしい。



































































