夜中にジャムを煮る
35件の記録
7畳半の隙間@sukima_halfand7zyou2026年6月2日読み始めた借りてきたP33「もしおかあさんの味の経験と記憶がなかったら、あたしは顔つきも話すこともかんがえることも全然違う別人になってた」 小さい頃、母親の料理をしてる姿が好きだったのを思い出した。今食品関連の仕事をしているのも、ご飯ものエッセイを読みあさってるのも、母の姿があったからかもしれない。 P43「これを繕いというなら、それは違うと突き放すほかない。悪戦苦闘してようよう組み立てたと見える破片は、毒々しい金ですべての繋ぎ目を繋ぎ合わせ、「繕われて」いた。」 漆器の金継ぎをこんな風に表現できるんだなぁ、と思った。金継ぎはポピュラー寄りの伝統技術と思ってたけど、大切な漆器が金にまみれてたらそりゃ「毒々しい」と言いたくなる。 P77「昨夜の鍋のなかが秘密の夢のように思われて、ほんの一瞬、くらくらする。」 私も夜中にジャムを煮て、その夜を全て夢にしたい。



パン·オ·ショコラ@mw11222025年12月26日読み終わった借りてきた文章が生き生きとしている。あぁ、私もこのように日々を過ごしてみたいと思った。 読んで、おいしいとは手でつくるのだなとハッとした。いま話題のせいろにも、既に没頭しておりさすがだなぁと。 表題作も素晴らしいのだが、4章の"いっしょでも、ひとりでも“が好きだなぁ。 『食べたくない気持ち、そのかたすみには、自分でも気づかない、または知りたくない感情も膝をかかえてひっそり潜んでいるから。けれども、食べたくない日をどうにかやり過ごせば、きっとそのつぎの日はやってくる。 "今日は何も食べたくない"より』









































