ともぐい

27件の記録
ぶしたろ@dedicatoate2026年9月26日読み終わった人間の社会に入れず、かといって自然の中に屍をさらして土に還って混じり合うこともできない猟師•熊爪。鹿や熊を撃ち、皮や肉を町で売って生計を立てているが、世の中の動きには興味がない。いや、面倒臭がっている。 ある時大怪我をした男を助けた時から運命は反転する。内心、己の負った「傷の仇もとれないなら、ただ自分の弱さとともに生きていけばいい」と考えていたはずだが、強さとか弱さって一体誰が決めるのかな、と不思議な気持ちになった。



アルト@jako56562026年8月18日読み終わった凄い読書体験をしたな、という感じ。 猟犬が登場した場面から、どうか最後まで死なないでくれと気が気ではなかったが、良かった...。 熊との死闘の場面では読んでいるこちらも知らずに呼吸が浅くなっていたようで、闘いの終わりに大きく息をついて初めて気づいた。 熊爪は勿論、全ての登場人物のキャラクターが立っていたのも良い。医者が凄く好き。 著者の他の作品も読みたい。

- 小ぐま@wild_kuma2026年8月9日読み終わったおもしろかった! いぬは死にません。 熊爪には父しかなく、「父」とは養父、狩猟その他の山で生きる技術、自然の掟、それとは異なる貨幣経済の仕組み、つまり猟の成果物をジャッジしてくる店の番頭や主人とか。 熊のように巣穴で冬眠したいと願って、実際巣穴に入ってさえみたり、盲目ゆえにジャッジしてこない陽子に惹かれたりするのは母を求めて。 でも陽子は熊爪の母ではないし、実は盲目でもない。力で従えることもできないし、胎内に容れてもらうこともできない。別の人間だから。熊爪が生きてきたどの世界の論理とも違う論理で生きる存在だから。 最後は閉じた巣穴ではなく、ひらいた小屋で終わる。でも開いていることも閉じていることもおなじ。 そういう話として読みました。予測できないのに、起こったあとではその展開以外はありえないと思わせるような、超ロジカルなミステリを読んだような心地。 いぬの場面すべてと、穴持たずを追って山に迷い込んだ怪我人をすごい迷惑そうに介抱するあたりが好きです。そういやこの人は見えない、からジャッジしてこない、弱くて世話が必要な存在としてやってくるんだ…

- BLACk(へい)@Mellow29792026年8月8日読み終わった読み終えてタイトルの秀逸さに驚く。割とハードボイルド感があって良い。野生児という言葉を久しぶりに思い出したし、熊爪にとっての幸福とはなんだったんだろうと感じた。
もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年8月7日かつて読んだ祝・文庫化『ともぐい』が小型化した! 本はおもしろかったし、表紙が若干変わってるというか、単行本は前脚だったと思うけど文庫はヒグマの上半身が見えててかわいい(本編を読むと全然かわいくないんだけど) 解説が角幡唯介さんというのもいいな!









釣り好きおじさん@sakura_nyanco2026年7月30日買った積読中大好きな書籍の文庫本があったので買いました。ジャケットの熊がかわいい。(単行本は所有し読了済です。) これを機会に再読します。


















