札幌誕生
32件の記録
ねむきち@ss04122026年3月20日読み終わった最終章も良かった……。札幌という都市を道都たるまちにすべく、石狩川の治水工事に取り組む岡崎文吉。 すっごく省略すると、簡単な方法だと元の自然な石狩川の流れが変わる上に、永続的に補修を続ける必要がある。時間もかかるし、氾濫によって手塩をかけた畑を流されてしまう人々もいる。もう一つの方法は手間はかかるけど、自然な流れを保ち、補修をそこまで必要としない持続可能性がある。 自分の決断に現代を生きる人々の生活も、未来の子孫たちの苦労もかかってると思うと苦しいな。なかなか進まない工事に色んな声が寄せられていたみたいだし、他のお仕事もしながらこの責任者もするのはめちゃくちゃ骨が折れるだろな。 でもそれを自分で苦しみながら決断する様子がとてもよかった。激アツ…。



ねむきち@ss04122026年3月14日読んでる積読チャンネルで気になって、今読んでいる最中。 3章まで読んだ。 語り口がカラッとしているからか、一文が長くなくスッと頭に入るからか、とても読みやすい。 昨晩も「うわ!今日は3章を読み終わりたかったけど、長いぞ!」と思ったけど、読み始めたら1時間くらいぶっ通しで読んでた。 第1章は、北海道のどこに都市を作る?ってところから、本当に野や林(というか、きっと森??)を切り拓いていく人。国防国益のために使命感をもって頑張るお役人さん。 第2章は、勢いのある新興国アメリカから来た人々と関わり、自身の信仰を見つめる人。 第3章は、豊かなアイヌの出身でありながら、新しい時代や和人の制度の制度の中に取り込まれてゆく中で、出会う人々の野望に辟易としながらも自分の思いをアイヌ語混じりの短歌で綴った人。 (第4章、5章はこれから読みます!) 特に、第3章の視点人物の波乱万丈さがとても印象に残っている。アイヌの豊かな家の生まれで、和人の使用人もいて、とても上等な着物を着ていて、自分の生活に何一つ疑いなんてなかったけど、隣の村に行ってアイヌということに対してひどい言葉をかけられる怖さ。実質の村長みたいな父親が亡くなった途端に変わる生活。人工的に作られたまち・札幌への強烈な違和感。口減しのために札幌に一人行き、父の友人のアメリカ人をたより、支え合っていく様子。ここで残さなきゃアイヌ語が失われてゆく現実が増していく。 ちなみに、もう出ていたとはいえ、この方の実家は新しい制度の手続きをきちんとしてなかった(知らなかった)ということで、失われてしまう。苦しい。 戦争が激化して、周囲の批判があって、アメリカ人である養父と最期まで一緒にいれなかった。淡々と書かれているけどかなしい。


- ミハヨダ@mihayoda2025年12月7日読んでる借りてきた新渡戸稲造とクラーク博士は同じ時代の人。 気になる言葉 P89◽️夜にも、荷を運ばせればいい。昼夜兼行なら実態は倍だ。五十人は百人になる P95◽️火が消えたのではない、まわりが明るくなったのである。 P114◽️貴様、いま頭を下げただろう。悪いこともしておらんのに、ただ挨拶のためだけに。そんな日 本的卑屈にまみれたやつは今後いくら学んだところで何の見込みもない。いますぐ去れ。 P267◽️元来、北海道では、稲作は不可能とされてきた はじめての言葉 P9顕賞けんしょう◽️功績を世間に知らせ、賞すること。 P11証左しょうさ◽️ 事実を明らかにする根拠や裏付けとなるものを指します。これは「証拠」とほぼ同じ意味 P22 跋渉ばっしょう◽️ 山野を越え、川をわたり、各地を歩き回ること。 P30 威儀いぎ◽️ いかめしい挙動。作法にかなった立居振舞(たちいふるまい)。 P31 躍如やくじょ◽️ 生き生きと現れているさま。 P39讒言ざんげん◽️他人を陥れる目的で、事実を曲げたり、ありもしないことを目上の人に告げ口したりすること P42 慨嘆がいたん◽️ひどく嘆き悲しむこと、または憤って嘆くこと P43 妄執もうしゅう◽️ 心の迷いや邪念から生じる、特定の考えや物事への強い執着心 P62 廻浦かいほ◽️ 内陸未開拓の時期の蝦夷地・北海道では、海岸沿いに諸役人などが巡回・視察する意味。 P62 普請ふしん◽️禅宗の寺院において、仏誕生会即ち花祭の花摘をはじめ、書籍の虫干、茶摘、歳末の大掃除等、広く人々に請い、作務労役を依頼すること、あるいは院内の修行者が総出で労役に従うことの意 P86宰領さいりょう◽️荷物の運搬や集団の外出などで指揮・監督・世話をする役目 P118鎌首をもたげる◽️良くない出来事が起こる兆候が見えることや、一時的に活動を潜めていたものが再び活発になること P124迂遠うえん◽️方法や態度が遠回りであること P132過誤かご◽️ あやまちや間違い、過失を意味する言葉 P133謦咳けいがい◽️ せきばらいのことを指します。また、人が笑ったり話したりすることのたとえ P183橇そり P192畢竟ひっきょう◽️ 「結局のところ」「つまるところ」という意味 P288訥弁とつべん◽️ 読み、話し方がなめらかでないことや、言葉につかえがちな様子
はるのかぜ@haru_kaze2025年12月1日読み終わった父親が札幌出身、ご先祖様が開拓民だと言うこともあり、手に取った。 北の寒い大地に人が暮らせるようにする、また、そこで学ぶ。一言では言い表せない苦労や困難もあっただろうと思うが、だからこそ、前進したい、何とかしてみせる、と言った気骨のある人物が多く登場するように思う。 しかし忘れてはいけないのが、先住民族であるアイヌのこと。 アイヌがいた土地を開拓していったのだ。 先住民族について書かれているバチラー八重子の章については、特に考えさせられた。アイヌについても学びたいと思う。
























