ひとり暮しの戦後史
14件の記録
いっちー@icchii3172025年10月26日気になる『時給はいつも最低賃金〜』のブックリストにて。 「戦争で結婚の機会を奪われたひとり暮らしの女性たちが戦後どのように生活し、働いたか?を聞き取りで丁寧に書いている。今もあまり女性の労働の現実が変わらないなぁと、じっと手を見てしまった。」
はな@hana-hitsuji052025年9月23日気になる読みたいありとあらゆるマイノリティの歴史が気になる。 絶対的に声が届かないから。 フツーの枠はとっても狭くて、むしろマイノリティ全部かき集めたら数はマジョリティ超えるんじゃない?と思うなど。









ユウキ@sonidori7772025年9月23日買った読み終わった戦争でそもそも結婚の機会を得られず、国からの救済すら得られない中で、賃金等女性差別を受けながら戦後三十年を生き抜いて来た女性たちの貧困の声と闘いの歴史。 戦争で夫を亡くした人とは違う、そもそも戦火の中結婚の選べなかった未婚女性たちはこんなにも苦しい中生きてきたのか…と思いながら、その苦しさの中にある不安は共感するところも多い。 例えば、住まいの不安。老後の不安。年金なんてもらえないだろうし。 読みながら、どうしても路上生活者で殺害された大林三佐子さんのことを考えてしまった。 コロナ禍で奪われた仕事と住まいだったけど、自己責任論と生活保護バッシングで、最後のセーフティネットすら奪ってきたのは国だと思う。そしてこの本が書かれた時から根本的なところは変わっていないのではないか。 たくましく生きて来た(生きざるを得なかった)本書の女性たちの声は心強さも感じつつ、この国の体質に絶望も感じる。


























