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53件の記録
- 勝村巌@katsumura2025年6月21日一人の人間アーチーファーガソンの4回分の青春を同じ時代背景の中で描き分けるというマルチバース的小説。暗黒編集者の大久保潤さんがYouTubeで紹介していたので買って読んだが、非常に面白かった。すごいものを読んだ感じ。
- いあに@IANI832025年4月22日気になる最近本屋でこれを見かけてあまりの分厚さに笑いたくなったし、これをよくぞ置いてくれた小さな本屋なのに、と嬉しくなった。ちなみに数ページ読んで面白そうだった。
- しらぬー@shiranui2025年4月1日読んでる3.2まで。 3.2突然どうしたの、ってなってたけどたぶん意味あるのだろうな。 今どの話読んでいるのかわからなくなる。まだ全体の半分いってなかった。まだまだじっくり読んでいきたい。
- hifumii@higufumi2025年3月28日読み終わった長い旅であった。感無量。 69歳でこれだけの熱量で書けるのすごい。 こんな分厚い本読み切って、今は私ってなんでも読めるんじゃないかという気持ち。
- 豆大福@doll_52025年3月27日読み終わった「現実とは起こりえたけれど起こらなかったものからも成っているのであって、どの道もほかの道に較べていいとか悪いとかいうことはいっさいないのだ。一つしかない身体で生きることの辛さは、どの瞬間にも一つの道にしかいられないことである。ほかの道にいたこともありえて、いまごろまったく違う場所へ向かって進んでいたかもしれないのに。」
- 冥王星の祈り@playlute_pu2025年3月13日読み終わった合間にちまちま他の本も読んだりしててだいぶ長くかかった。やっと読み終わった! 初めてのポール・オースターを思いつきで急に読み始めたのはだいぶ良くない(お財布的にも) でもそういう衝動って大事だね。読み切れたのだから。 これ、どうなるんだろう?とおもって読み進めていくほど分かれる枝葉、覚えてられなくてメモ書いて戻っての繰り返し。 60年代の時代背景、その当時の若い人の価値観とかもわかるんだけど、昔の話と簡単に一蹴できるほど大して変わっていないものだと感じ、最後のおさまりすごい。 頭が悪いから理解できていないけど、3&4が好きだった。 これをきっかけに機会があったらほかのオースター作品も読んでみたいと思う。 そう思えたのは読んでるときの雰囲気すごくいい。 柴田さんの翻訳手腕が沁みる。
- めた@metayuki2025年3月9日読み終わった同じ親のもとに生まれ、同じ名を与えられながら、別の人生を歩んでいく4人のアーチボルド・ファーガソンの物語。誰もが考える「あったかもしれない人生」を「あった人生」として辿りながら、その可能性と意味とを掘り下げていく執念には脱帽する。 ほぼ3ヶ月かけて読んだことも含め、二度と味わえないタイプの読書。
- Takaki Yamamoto@yama_taka2025年2月19日読み終わった毎晩、寝る前に少しずつ読み進めて、途中二度ほどフヅクエでも集中して読んだけれど、800ページ、88万字もあるこの大作、じっくり読んでいくと、やはり時間がかかった……。 ささやかな偶然の連鎖によって枝分かれしていく、アーチボルト・ファーガソンの四つの人生。どれもありえたかもしれないそれらの人生は、濃密な筆致で描き出される1960年代のアメリカ社会を舞台に、滔々と語られてゆく。この本の主人公は、四つのバージョンのファーガソンであると同時に、今も数多くの宿痾を抱えるアメリカという国の現実そのものでもあったのかなと思う。
- ホサン@hoshan1900年1月1日この本を生活のふとした合間に手に取って読むことがこの数ヶ月生活の一部になっていたので、それが終わってしまったのが寂しい。この人の新しい作品がもうないことも寂しい。 この人の小説の纏う空気の魅力は(色んなタイプあるけど少なくとも4321は)豊かさと大らかさだと思っていて、でもそれは柴田氏の翻訳が為しているのかもしれなくて、それはそれで良いんだけど、原文の纏う空気を感じれるくらいにもっと英語勉強したいってずっと思っているけど、できてない。