構造と力
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-ゞ-@bunkobonsuki2026年8月19日ベストセラー、ロングセラーとされる本の文体は、たいていリーダブルである。万人に伝わりやすいからこそ読み継がれる。それこそが名著の条件——だろうか? 『構造と力』は、名著である。 だが、リーダブルではない。少なくとも「構造主義」という単語を知らない人にとっては、この本が何を語っているのか詳しくは分からないだろう。私だって分からない。 本書は刊行されてから文庫本になるまで数十年かかっている。普通、売れる本というのは数年で文庫本になるものだが、本書は例外的に長い歳月を経て文庫化した。 さて、冒頭の問いに戻ろう。 万人に伝わりやすいからこそ読み継がれる。それこそが名著の条件——だろうか? 私はそうだと思っている。 この本を読んでからよりその思いを強くした。 本書は分からない。 しかし、"伝わる"のである。文中で指し示している単語がどんな現象なのか分からないけれど、実生活につながっていることは確かに伝わるのである。 分かる/分からない 伝わる/伝わらない 二つは似て非なる言葉である。仏哲学研究者の内田樹は、レヴィナスの著作をはじめて読んだ時に「分からないけれど自分に向けて書かれたものだと思った」という。この場合も、「分からないが伝わる」ということが起きている。 意味が解読できないけれど、それでも何か訴えかけてくる。そんな形の名著に出会う機会は貴重だ。
い。@hon_i_read2026年4月22日読み終わった構造主義が、レヴィ=ストロース、ラカン、ドゥルーズ=ガタリ等を元に分野横断的に語られ、構造主義のコアである象徴秩序を外部からのカオスによって脱構造化することが必要である、と言及される その問に対する答えは無く、ここから更に議論は発展していくのだろう 全体としては近代思想の要約が続き、カオスの重要性を説きながら、結果的にカオスは内包されてしまう程、構造主義が強固なものであるとわかった上で、それでも尚、脱構造化を目指す宣言のように思えた 今読んであたらしさがあるかというとそうでもないかもしれないが、時代背景を考えると、分野横断的で様々なものをひとつの理論に包括させようとする野蛮さと強靭さがとても印象的だった- 仲嶺真@nihsenimakan2025年11月27日読み終わった「序に代えて」では、本書の執筆にあたっての姿勢を明らかにするとともに、本書全体の論理の雛型を提示する。 第I部では、構造主義とポスト構造主義をひとつの一貫したパースペクティヴの中で論理的に再構成し、現在の理論的フロンティアの位置を確定する。 第口部では、第I部で提示したパースペクティヴをさらに内在的に理解すべく、構造主義のリミットと目されるラカンの理論に定位して詳しい分析を行ない、その後、新しい理論家たち、とりわけドゥルーズ"ガタリが、どのようにしてそれを乗りこえていくかを検討しながら、ポスト構造主義の理路を探っていく。 from 本書
蚊聞@mmoskito2025年8月24日読み終わったとりあえず一回読んだ。人名や概念、専門用語はよくわからんが、何をしているのか、何をしようとしているのかについては、割と親切に書いてくれているという印象。


























