愚かな薔薇
21件の記録
ひなこ@hnk9272026年5月16日読み終わった@ VALUE BOOKS Lab.恩田陸の長編、最高!! 「球形の季節」「七月に流れる川/八月は冷たい城」「麦の海に沈む果実」を思い出しながら読んでた。もしかしたらこの人はずっと同じことを書いているのかもしれない(マンネリとかそういうマイナスな意味ではなくて、同じ海から生まれているというニュアンス)。 それに「三月は深き紅の淵を」の作中作「三月は深き紅の淵を」に収録されているらしい「血の話」ってこれじゃない?とも思いながら。登場人物の名前は一致しないが血とキャンプはキーワードだったような…。ああもうどこまでが幻想でどこまでが現実かわからんこのもやもや、ああ素晴らしきジャンル・恩田陸…。 そしてそして!萩尾望都さんの限定カバー、本当に素晴らしい。恩田陸作品にこれほど合う絵はない。


hanao@hanao2026年3月17日読み終わった図書館本恩田陸少女が女になっていく過程、通過儀礼みたいなものを具象化したのかと思ったら、がっつりSFだったしミステリだった。恩田陸ってそういうの書く人だったな、ってひさしぶりに読んで思い出した。彼女たちが羨ましいかと言われるとそんなことはないんだけど、目を背けたくなるほど眩しいのは確か。
水玉@miz_tma2026年3月15日読み終わったは〜読み終わってしまった。一言では表せないけど、土地に根付いた風習や文化、儀式的なものの艶かしさ、少年少女の痛み、そこに加わるSF感…と恩田ワールドの玉手箱みたいな作品だった。どれか一つ欠けてもこの世界は作れないと思う。萩尾望都さんのカバーでもうノックアウト。
N@r_is_for_read2025年3月13日読み終わった途中までクトゥルフっぽいなと思ってたけど全然違った。 設定が壮大だけど、登場人物の心情描写が丁寧ですごく物語に入り込みやすかった。 読書中はドキドキしたりワクワクしたりしたけど、読了してしまうと心が平らかになった感じ。 不思議な魅力のある本でした。

雨宮菫@vioret_A2025年3月8日読み終わった大好きな恩田さんのSF作品。「虚ろ船乗り」になる為に集まられ、キャンプに参加する少年少女達。 ノスタルジーを感じさせられる雰囲気に惹きつけられ、磐座という世界に一気に引き摺り込まれた。主人公の奈智と深志の想いはどうなるのかという恋愛面でも先が気になる。 恩田さん唯一の世界観をとても楽しんだ。
橘海月@amaretto3192024年1月6日読み終わった彼女の作品はジャンルがよくわからないものが多い。失礼を承知で述べると、著者自身でもよくわからないまま書き進めているからではないか。本作も昔からの言伝えや妖怪話のようでいて、急にSFとなり、また怪談となって…といった具合だ。だからこそ長い物語の間中読者を惹きつける。 主人公の奈智は「キャンプ」に参加するため磐座にやって来た。ここで集められた少年少女は変質を待ち、虚ろ舟乗りとなって宇宙へ飛び立つのだ…。序盤から「何を言ってるんだ?」とツッコミたくなる語句と真剣に語る人々に、主人公でなくともポカンとする。詳細がわかるにつれどこか淫靡な雰囲気が纏う。 変質した者は他者の血を欲すのあたり「これ!完全に吸血鬼やん!」となるものの、そこは恩田陸。簡単に一言で説明されはするものかと、次々に他の要素をぶち込んでくる。だから長くなるんだよ、一つの要素だけの物語を望む人もいるのでは?と思わなくもないが(かなり思ったが)著者の力技でなんとなくいい終わり感が漂い終焉。
















