反中絶の極右たち

23件の記録
- くりこ@kurikomone2025年8月26日まだ読んでる第4章 「同盟者ー極右陣営につく(一部の)女たち、伝統的な妻から反トランス活動へ」 を読み進める。 女性が家父長制を内面化し、崇拝される身体となり「身体以上の何物でもない」存在となる(=トラッドワイフ)様子を読む。田中美津と一緒に活動していた米津智子さんが青い芝の会の横田さんとの対談で「女性の体が優生思想の道具にされている」というセリフを思い出した。
- くりこ@kurikomone2025年8月25日まだ読んでるロー対ウェイド判決が覆された後、一週間も経たないうちレイプされ妊娠した10才の女の子が中絶を拒否されていたらしい、、、怖すぎる! ーーーー 129ページ 本書の編集が終盤に入る頃、ドプス対ジャクソン訴訟の米国最高裁判決があり、米国の中絶の法的根拠、ロー対ウェイド判決が覆された。衝撃は瞬く間に現れる。金曜日に判決が出て、月曜日には九つの州が中絶を禁止していた。一週間も経たないうちに、レイプされて妊娠した一〇歳の女の子がオハイオで中絶を拒否された。この妊娠をチャンスだと考えなさいと言われ、女の子は飛行機でインディアナ州に行って、必要な医療ケアを受けた。中絶薬と同じ薬が含まれる処方箋を出して拒否された、生殖医療提供医院で門前払いされた、敗血症が始まるまでは不完全流産の処置をできませんと待たされた、という女性たちの話がツイッターにあふれた。なるほど、自由防衛同盟が転覆キャンペーンを張ってきただけのことはある。ロー対ウェイド判決の息の根を止めた祝い酒は、さぞかし美味かっただろ
- くりこ@kurikomone2025年8月23日まだ読んでるアメリカの極右怖すぎ、、、2020年にジョージア州の移民収容所で女性の子宮摘出を強いられていたらしい こんな、旧優生保護法みたいなことしてるなんて、、、、 人種大交替陰謀論によると、 グローバルノースで、白人種を取り戻したいがため、白人に対しては反中絶、マイノリティに対しては不妊を推し進めるよう、、、 トランプサイドが発言したyour body my choiceの中身がわかってゾッとする ーーー 86ページ さすがに今どきこんな政策はあるまいと考えたいのは山々だけれど、二〇二〇年には米ジョージア州の移民収容所で、女性たちが子宮摘出を強いられているとの内部告発があった。刑務所のような環境に収容されていた女性たちが、最後まで適切な説明も十分な通訳もないまま産婦人科医が手術を行った、と証言している。施術に抵抗すると看護師に怒鳴られ、「医療スタッフが私たちの身体で実験をしていた」と人権監視団に訴えたという。卵巣腫摘出で取る卵巣を間違えた医師がそのまま手術を読行して、合意なく全摘になった女性もいた。
- くりこ@kurikomone2025年8月17日まだ読んでる菊池夏生さんが解説されてるのに興味を持って読み始める 第一章 「ファシストが考える女の居場所」で、日本でもめっちゃ既視感あると思ったら参政党だった、、、 ーーーーー ロー対ウェイド判決についてのメモ 女性の中絶権を認めた1973年の「ロー対ウェイド」判決が、2022年6月下旬にアメリカ最 高裁判所が、憲法上の中絶の保障を、最高裁自らが否定したことで、アメリカの各州はそれ ぞれ独自の州法で中絶を禁止できるようになった。
- くりこ@kurikomone2025年8月17日まだ読んでる人種大交替(こうたい)陰謀論がぶっとんでて頭くらくらする ーー p.51 この正気とは思えない発想にこれまで出会ったことがない読者に説明すると、人種大交替陰謀論とはグローバルノースの白人がグローバルサウスからの移民に交替させられるという主張なのだ。 その移民を奨励しているのがいわゆる文化的マルクス主義のエリートだというのだが、これは創られた極右の敵であり現実には存在しない。反ユダヤ主義を起源とする呼び名なのだろうが、極右が敵視しようにもマルクス主義者がほとんどいないため、フェミニスト、LGBTIQやブラック・ライブズ・マターの活動家や人権派弁護士、そしてEUのような新自由主義的政治機構、米国では民主党を指すようになった。この説によれば、中絶や避妊で白人出生率を抑制するフェミニストがこの人種交替を助長しているという。これはすべてユダヤ人億万長者金融家の謎だとして、彼らもマルクス主義者だと非難されている。
- 🌜🫖@gn8tea1900年1月1日気になる「本書を読めばわかるように、女性をはじめ誰もがリプロの権利を認められるようになれば、ファシズムは成立しない。なぜならファシズムは、ひとを性別や民族・国家によって序列化する思想であり、性と生殖の権利もその序列に応じて配分するからである。そこに平等はないのである。」 🔗 https://book.asahi.com/jinbun/article/15634015