両手にトカレフ
33件の記録
hina@hina2026年2月11日読み終わった感想ネタバレあり自分用@ 自宅(ネタバレ&感想) 考えさせられる本。 まとまってないけど自分の言葉を書いてみる カネコフミコ(大正時代の日本人)とミア(現代のイギリス人)の人生で違うところは第三者(ソーシャルワーカーや周りで生きている人々)からの助けが得られるかどうかだったなと思った。フミコが父親の元にいた時は父のまわりで花札で遊んでいた仲間たちは父親が家族に暴力をふるっているのを知っていても母やフミコを全く助けてくれなかったし、朝鮮のおばさんの家に引き取られた時も周りの人々はフミコが酷い虐待を受けていて死にそうになっているのを知っていても可哀想にと憐れむだけで誰も助けてくれなかったし、というか多分他所の家にお気持ち表明できる時代ではなかったし、フミコは本当に自分で自分の生きる道を探すしか無かった。ミアも自分の境遇を同じように考え、自分で自分と弟が生きる道を探すしかないと思っていて、だからこそ最後にいつまでも子供のことを見ようとしない母親から逃げて二人で生きようとするけどまあ失敗するよね。だけどミアの場合は友人や友人の母、ソーシャルワーカーなど周りの人間が助けてくれた。フミコの時代から100年も経ったのに相変わらず救われない子供たちがいる世の中であるという事実には悲しいものがあるが、少なくとも100年で社会が子供を助けられる可能性を見いだせるようになったのは進歩なのかもしれない。 しかし14歳の子が幼い弟を連れて逃げるなんてできっこないのに、誰も頼れない、この方法しかないと誰にも相談せず街を出た事にはやはりかなりの衝撃があった。少し前に自分と同じ境遇からソーシャルワーカーになったレイチェルに少しだけだが心を開いたような描写があったのに、メールアドレスと電話番号の書いた紙ももっていたのに、結局彼女を頼らず一人で判断したという事実が、ミアがまだ大人は信頼出来るものではないと考えていた証拠であり、悲しい気持ちになった。 誰にも頼れない子供たちを社会がどう接していくべきなのか、いつの間にか子供時代を抜け出して大人になってしまった自分も考えなくてはならないと思う。 それは置いといてラップは何?なんか最後の方描写無さすぎて、ウィルというミドルクラスで生きている人間からの救いを描く為だけにちょい足しした要素なのか?と思ってしまった。本物(リアル)という言葉が何度も出てきて、最初は普通にザ若者な褒め言葉だなぁと思ってたのに最後の方で差別用語だっていう描写が出てきたし、ウィルは本当にミアのことを対等に見ていたのか普通に疑問だったな ほんで結局ゾーイが里親になるんかーい イーヴィの一言で全部解決するんかーいって思ったけどイーヴィもかなりの葛藤があって決断を下したんだろうね、現実問題シンママのゾーイが2人の子供の里親になれるのか?という気持ちにはなったけど。 レイチェルのなんのために出てきたんだっけ感が強い、レイチェルが頑張ったからゾーイが里親になったのか?描写少なすぎて分からなかったな さらっと出てきてその後言及されなかった性犯罪者のボランティアの人めちゃくちゃ怖かったな 汝星のごとくでも思ったけどなんでこんなに自堕落な母親が存在するんだろ、浅はかな考えなんだろうけど、育てられないなら産まなきゃ良かったのに。母親だけが悪いことは全くなくてむしろ大抵は父親が元凶なんだけどもう少し自分じゃなくて自分しか頼れない弱い存在のために生きることは出来ないのか、それが出来ないのならせめて子供を施設に預ける選択は出来ないものかと思ってしまうな

ほんね。@Honne_03302025年12月17日読み終わった初のブレイディみかこさん。ポプラ文庫から出ているだけあってすごく読みやすい。 子供からしたら親は選べない。ヤングケアラーを主題としているからか、子供たちの無力さが際立って読みながらしんどくなった。でも、子は子同士で、連帯していくことも可能なんだな。 主人公ミアが、作中で出会った1冊の本と、その本に書かれている日本人女性の半生がリンクしてどんどんのめり込んでいく様は身に覚えがあるなーと。 本当にしんどい時、リアルじゃどうしようもできない時に、本って救いになったりするよねって思った。過信はしないけれど、本の持つ力は私も身に覚えがあるからそこは共感。 もっと深い話なんだろうに、まだ浅い所でしか受け止める事ができていない気がする。また時期を改めて再読したい候補。



- barna-etsu@barba-etsu2025年10月3日父親おらず、母親が重度薬物依存で機能不全の家庭に育ちながら、ヤングケアラーとして(おそらく何らかの発達の課題を抱えていると思われる)弟の面倒も見つつ、貧困な生活をなんとか生き抜こうとする中学生女子の話。SNS等で青春を謳歌する同級生を尻目にその日食べるパンの心配をしながら、あらゆることを我慢して家庭を回している主人公の姿に、これだけの荷物を抱えて大人になって、彼女は健全な人生を送れるのか重い気持ちになったものの、最後は救われた。誰かから愛情を持って育ててもらうこと、ケアを受けることの大切さが身に染みた
SEP@sntmtst2025年9月15日読み終わった@ 自宅手に取りやすい金子文子入門って感じで読んだ。こうリアリティのある(ように読める)物語を読むと他者を思いやる心境の大切さと、それを駆動するにはどうしても物語が必要なことへの失望も同時に現れる。
りな@yuiquartz2025年9月13日読み終わったあらすじからして、自分とは違う他者の読書疑似体験が出来るかも!?と思い読み始めたら、夢中になって読了。 この作品で、金子文子さんを知りました。 お恥ずかしい… この作品読んでると、古賀史健『さみしい夜のページをめくれ』読みたくなる。 人と本との出会い。 本と出会う前と出会ったあとの読み手の変化。 やっぱりいい。

















