仁義なき聖書と美術の世界
20件の記録
橋本吉央@yoshichiha2025年10月31日読み終わった絵画として取り上げられることの多い旧約聖書・新約聖書の有名エピソードを広島やくざ風に綴り直すというユニークな本。難しそうなものを、一風変わったアプローチでクスッと笑える感じにして敷居を下げるの、とても好き。 おそらく、宗教画、特に最初にカラヴァッジョが紹介されているので、そのダイナミックで迫真の雰囲気と、日本の劇画的なヤクザものを結びつけてイメージしたのかな、と想像した。 聖書のエピソードは、改めてみてみるとユダヤ民族の自意識の高さがありありと出ており、もちろん神話的なものなのでそりゃそうなのだけれど、やはり一神教の極端さを、キリスト教やイスラム教がこれだけ広まった現代だから普通に感じるけど、本当は結構極端だよな、と感じたりもした。



まと@maatoo0_zzz2025年9月20日読み終わった面白くてページを捲る手が止まらなかった。 ネタ全振りかと思いきや、脚色した部分はエピソード解説でちゃんと説明がされており丁寧。 新約も四福音書を上手くまとめてヤクザ風物語に仕上げていて感嘆した。 著者の現代的な視点でツッコミを入れているのも面白い。 絵画解説もしっかりしていて、宗教画から聖書を読むに至った身としては、こちらも読んでいて大変勉強になった。 ただ、文庫サイズなので収録されている絵が見にくいのが難点。まぁ、調べれば良いだけだが。 聖書を知っている人も知らない人も楽しめる良き作品だと思う。 この調子で同著者の『仁義なきキリスト教史』も読むぞー!

まと@maatoo0_zzz2025年9月16日読んでる09 ヨセフが『エジプト組のインテリやくざ』と称されていて、ここでもまたツボに入ってしまった。 一々表現が上手くて本当に読んでいて面白い。 追記 次ページのタイトルが『モーセの召命 中間管理職はつらいよ』と書かれていて、モーセの苦労を知っている身からすると切なさで心がいっぱいになってしまった...。
まと@maatoo0_zzz2025年9月15日読んでる04 聖書によく出てくる、神への供物を祭壇で焼く行為の事を『バーベキュー大会』と表現するの面白い。 ギャグに振り切った本かと思いきや、ちゃんと聖書と宗教画に関する解説もあって勉強になる。









