君が戦争を欲しないならば
96件の記録
はな@hana-hitsuji052026年10月4日読み終わったずっと積読していて、夜中に目が覚めてそのまま一気に読んでしまった。 文芸評論家の三宅香帆さんが「新書は実質タダみたいなものです!」と言っていて、私は岩波ジュニア新書や、このブックレットに対してさらにそれを感じる。 高畑勲氏のこの経験と考えと言葉が税込630円くらいてあり得ない。 2年前の私みたいに、色んなことに忙し過ぎて疲れてて本が読めない人には値段も本の薄さも平易な言葉での表現も何もかもが全てやさしいのに、この命みたいな重さの内容はなんなんだ。 「やはり、もっと学ばなければならないのは、そうなる前のこと、どうして戦争を始めてしまったのか、であり、どうしたら始めないですむのか、そしていったん始まってしまったあと、為政者は、国民は、いったいどう振る舞ったのか、なのではないでしょうか」 加害者としての自分達をしっかり意識することが足りていなかった点についても、ここ最近考えることが多い。 加害者は手を下した者だけなのか、本当は誰なのかを考えると同時に、始まってしまったらもう止めることが出来なくなる空気の中で迎合していく己は自分の手を血で汚さなければ加害していないと言えるのか。 この集団浅慮な気質は変えていけないのか。 高畑勲氏は自分のことを「民主主義一期生」と言う。私は何期生だろう。 沖縄のことにもしっかり触れていて「日本の平和というものは、沖縄を犠牲にすることによって可能だったのではないか」「アメリカとの関係で、沖縄にこれだけの負担を掛けているということを本土の人間はいま絶対に考えなければならないのではないでしょうか」とある。沖縄についても理解が足りていないことが多すぎるから、もっと知りたい。 今朝見た動画で西加奈子さんが「見てるものより、見ていないもの、見ていなかったものを気にしたい」と言っていて、私が今の自分から遠いと感じていたものや離れているものを手繰り寄せたいという気持ちはこれに近いと思った。 「一旦戦争などの事態に突入したら、自分が自分にたよることができず、つい大勢に従い、倚りかかって流されてしまうのではないか、という恐怖」 戦争が始まると、著名な詩人や作家も時代の流れを受けた発言や作品を残していて、無理やりにではなく自然とその空気に包まれていく人間の怖さを感じた。 子どもを戦地に行かせたくなかった詩人が、肺炎に罹らせてでも徴兵を阻止した話は英雄か?ズルいでしょうという部分も興味深い。 その時の多数意見や情勢におもねることに不可解さを感じながらも、そういう逃れ方はどうなのかとも思うわけで。 そういうのはズルいよねってなるような戦争が悪いよね。 アメリカの考え方を文化に取り入れたように見えて、反対意見を言うこと、それが合っても良いという部分は浸透していないとの指摘も耳が痛い。 ただ、ここは地政学的なことも思い出す。大陸や気候、風土が違うので、取り入れられるものだけ取り入れた結果、自国の文化としては状況が悪い時にこそ最悪の道を選ぶ土台が築かれてしまったのでは。 日本ではどんなに小さなコミュニティでも、議論どころか対話も避けられがち。 それは最終的には責任を取らない、取りたくない「ずるずる体質」の文化だ。 そしてその責任を引き受けるのは弱者や組織の部下か。 人間の、そして自分達の体質や性質を更に知りたい。きな臭い空気をかき乱していけるような、意を唱えた人を一人にしないような自分にどうやったらなれるのか。 追記 フランス語では「平和」は女性名詞なのね!









Ayako@aya_rb2026年9月30日読みたい白玉庵さんの投稿より。 これはいつか読みたいと思っていたのだった。 去年の麻布台ヒルズでの高畑勲展、行ったな。わたしはジブリはなんと言っても『かぐや姫の物語』がいちばん好き。高畑派。









jaguchi@jaguchi872026年9月30日読み終わった鉄道会社があれだけ啓発活動をしているのに律儀にエスカレーターの片側を「歩行用に」空けて行列をつくっている人たちを見ると絶望的な気分になる。そして空いている側をわざとふさいで立っていると、舌打ちされたり、軽くもめごとになったりする。(怖くないわけではなく、いつも怖い) そういう私でも、高畑さんのこの警句は心に刻まなければならないし、自分が戦時中の空気に対してエスカレーターでのように「抗える」とは到底思えない。自分にも日本人的な同調圧力や空気を読む気質が備わっていることを充分自覚している。 ・この会場にいるほとんどの方も、私も、いったん戦争が始まってしまったならば、「始めた以上は勝たなくてはならんだろう」と言って、おそらく政府の戦争に協力するようになるんです。p.51-52 だからやはり何より「始めない」ことが大切だろうと思う。












r@teihakutou2026年8月7日読み終わったタイトルはフランスの詩人、ジャック・プレヴェールの詩から。 フランス語で« Si tu veux la paix, prépare la guerre. »(君が平和を欲するならば、準備せよ戦争を)という古くから伝わる警句があり、それをプレヴェールはひっくり返して、« Si tu ne veux pas la guerre, répare la paix. »(君が戦争を欲しないならば、繕え平和を)と呼びかけたという。



いさな@sgmm712026年7月19日読み終わった岩波ブックレットオンライン反戦読書デモ0719反戦@ 自宅読了。 講演記録の大幅加筆修正という本書は、語りかける文体で非常に読みやすかった。高畑勲氏の空襲体験から始まり、戦時協力をした詩人などを責めるのではなく誰しもが「流されてしまう」ことへの恐怖について指摘しています。とてもよくわかります。本当に恐ろしいことです。だからこそ、戦争を始めてはならない。始められるようにしてはいけない。現在の政権の動きに、断固として否を突きつけなければならない。 「だから日本には絶対的な歯止めが必要なんです。絶対的な歯止めは何か。もちろん、憲法九条しかありません。/p.60」

✧\\ ٩( 'ω' )و //✧@_n_em_2026年6月28日買った読み終わった@ twililight トワイライライトずっと読みたかった岩波ブックレット、やっと売っているところを発見できた。 『火垂るの墓』は"反戦映画"ではない、という導入から「ほう」となって、短いのもありぐいぐい読んだ。講演当時もだったと思うけど、何年経っても色褪せず、今の私にもグッとくる。考えなさいと諭される。他人事ではない、自分事なんだと思う。 「もしもきみらが戦争を欲しないならば、繕え、平和を」という引用も、先日美輪明宏さんがなくなった際に公開された手記と重なって、心に残る。残るだけじゃだめで、自分に出来ることをやる。やっていく中で、何度でも読み返すんだろうなという本だった。


梅野@umenokawase2026年6月21日読み終わった2015年の講演記録に加筆、収録された高畑勲さんのブックレット。10年以上前に危惧されていた事態が怒涛のように押し寄せている今こそ、私たちが読んでおくべき本だと思う。
木村久佳@kuCCakimura2026年5月25日読み終わった素晴らしい言葉が溢れる中で、特に「倚りかかって流されてしまうのではないか、という恐怖」「空気を読ませて全員一致」にどきりとした。 妹が、最近私が孤立してないか心配だと言う。聞けばいくつか理由はあるけど、その1つが「平和デモに行ってるから」だった。 妹の中で姉はいま、空気を読めていない、まだ倚りかかっていない人間に見えているのかもしれない。それはきっと正解で、でも同時に、とても寂しいと思った。理解されないことが。空気読めてないと思われていることが。 倚りかからないことがこんなに大変だと思っていなかった。でも続けなきゃ。いま止めなくちゃ大変なことになるものを必死に止めるために。止まらなかったとしても、あのとき私は倚りかからなかったと胸を張って言えるように。





ゆきまち@wait4snow2026年5月1日読み終わった約10年前の本だけど、今も変わらず…というかむしろ悪くなっていると感じる日本の状況。戦争を経験した世代が、ストッパーとなっていた世代が、少なくなってきているのもあるのかな。 選挙に行って、選挙のあとも政府が変なこと言い出したらデモでも、お問い合わせメールでも、議員への手紙でも、それぞれができることで抗議して、見張ること。 私たちは流されやすいから。 不安を煽って、戦争に備えさせるのではなくて、そうならないように努力しろ!戦争をやめさせろ!戦争をできるようにするな!ということ。 私たちが沖縄に強いている犠牲を知ること、連帯すること。 “…日本の民主主義は一種の村の寄合に過ぎません。寄合というのは全員一致主義です。ですが、理を尽くした説得をするわけでも、本当の議論を尽くすわけでもありません。最終的に「空気を読」ませて全員一致に持ち込むんです。どうしてもダメな場合は、村八分です。反対派を追い出して、いないことにするわけです。いなければ全員一致になる。”p54 戦争を欲しないならば、何をなすべきか “憲法九条を基盤にした賢明でしたたかな外交努力、平和的国際貢献こそが最大の抑止力であり、世界の全ての国との相互理解を前進させるのが日本の唯一の道です。……抽象的であいまいな言葉でどんなまやかしの限定をつけようとも、一旦戦争のできる国になれば、どういう運命をたどることになるのか、私たちは歴史に学ばなければなりません。戦争をできるのにしないのは非常に難しく、できると、ついしてしまうことになる危険性が極めて高いのです。”p62-63 同上


- じん@jindesu2026年5月1日買った読み終わった著者が岡山大空襲に遭ったときの体験と、現代日本の「空気を読む」風潮への懐疑が語られている。 岡山中心部の地理が多少わかるので、あそこに逃げたのか…などと空襲当時の状況を読みながら想像できた。 著者が「ずるずる体質」と批判する日本の政治は今も全然変わっていないと感じる。 オリンピックも万博も、始まってしまったら流れでやるしかない…みたいな風潮はもう止めないと。戦争になっても同じことが言えますか?
aino@aino82026年4月27日読み終わった与謝野晶子もまどみちおも、戦争に積極的な詩を書いていたことを知らなかった。先祖と世間を大事にする日本人の体質というのが本当に恐ろしく、周りに合わせて空気を読んで、いざ戦争となったら「負けるわけにはいかない」となる。 今は戦争反対の立場でも、周りの人が戦争も致し方ないという立場が多数になってしまえば、わたしもそうかもって思ってしまうかもしれない。だめだ、絶対だめだ… 戦争についての本はずっと読んでいたほうがいいし、1冊読めば終わりというのでもない。戦争を欲しないのならば、平和を繕うこと。個人がどうやって平和を繕っていけるのか考えて続ける。 講演記録に加筆修正したものとのことで、すごく読みやすくすぐに読み終わった。もう一度火垂るの墓も見たい。
ゆきまち@wait4snow2026年4月27日読み始めた借りてきた気になっていて図書館にある本は予約カートにぽいぽい入れといているのだけど、どうやら100冊までらしく。パンパンになってきたので何冊か予約数の多さ別に予約。こちらはすぐきた本。岩波ブックレットは2冊目かな? 戦争、絶対にしたくない。 “……戦争末期の負け戦の果てに、自分たちが受けた悲惨な体験を語っても、これから突入していくかもしれない戦争を防止することにはならないだろう、と私は思います。やはり、もっと学ばなければならないのは、そうなる前のこと、どうして戦争を始めてしまったのか、であり、どうしたら始めないで済むのか、そしていったん始まってしまったあと、為政者は、国民は、いったいどう振る舞ったのか、なのではないでしょうか。”p7 語ってこなかった戦争体験
よみ@zzz_true_282026年2月22日読み終わった戦争が始まったら日本人は空気を読み、周りと同調することで安全を取ろうとする。私の反戦の気持ちもいざ戦争が始まってしまうと変わってしまうのか、それが怖い。そうなる前に声を上げて止めなくてはいけない。なんでこんなことになってるんだ、、、と日本、世界の記事を追い疲れてます。 『この会場にいるほとんどの方も、私も、いったん戦争が始まってしまったならば、「始めた以上は勝たなくては話にならんだろう」と言って、おそらく政府の戦争に協力するようになるんです。そういう人が圧倒的多数となるのではないかという、この恐ろしさ・・・・..。戦争や政治の方向性が間違っていようが何だろうが、そんなことは関係なくなるんです。』



kirakira30@kirakira302025年9月14日買った読んでる〈一旦戦争などの事態に突入したら、「自分が自分にたよ」ることができず、つい大勢に従い、「倚りかか」って流されてしまうのではないか、という恐怖。〉(p53) 〈この「ずるずる体質」と表裏一体なのは「責任わ取らない体質」です。〉(p58) 戦争に限らず。東京オリンピックも万博も、その他いろいろなことにあてはまる。もう始まったのだから、応援しよう、成功させようという声がたくさんあがる。ちょっと待ってという声や批判する声には冷ややかな反応が返される日本社会は高畑さんが危惧することが簡単に起きてしまうと思う。






kirakira30@kirakira302025年9月14日読み終わった〈「もしきみらが戦争を欲しないならば、繕え、平和を」ジャック・プレヴェール〉(p61) 〈平和を保つこと、戦争をしないことのためには、一にも二にも国際親善の発展と外交努力が必須です。〉(p61) 〈憲法九条を基盤にした賢明でしたたかな外交努力、平和的国際貢献こそが最大の抑止力であり、世界の全ての国との相互理解を前進させるのが日本の唯一の道です。〉(p62)

𝙈𝙪𝙩𝙨𝙪𝙢𝙞@mutsumi_octa2025年9月10日読み終わった佐渡島の「二カラ」という本屋さんにて出会えた本 著者は高畑勲さん。 アニメも好きな私が買わない選択肢はなかった。 そして岩波ブックレットという大変読み切りやすい 小冊子の存在を知ることができ、めちゃ得した気分 高畑さんが手がけている作品を観ていて 色んなメッセージ性を自分なりに感じていた。 数々の作品に自身の子供時代に見たものを アニメにも忠実に再現してくれていた。 地味に耳にし続けていた「日本はひどい国」の意味を ここでいくつか学べた。 そして「民主主義」について今一度考えて それはなにかを自分なりの答えを出したい。と思った。


ヒナタ@hinata6251412025年8月29日読み終わった録画で『火垂るの墓と高畑勲と7冊のノート』見た流れ読み返す 戦争協力をした詩人たちの話からこの国の空気に流れやすいメンタリティについて語る「戦争を欲しないならば、何をなすべきか」はほんと名文だと思う




はな@hana-hitsuji052025年8月20日気になるかぐや姫くらいから、サラッと見過ごしていた高畑勲作品の本質のメッセージが気になってきている。 この人、生きづらさの先を描いているとこない?












































































