無知学への招待

31件の記録
- -ゞ-@1038sudf2025年5月19日無知にはさまざまな種類がある! ヘンテコな言い分だが、この無知学という学問ではそれを真剣に研究する。 世の中には色んな無知があり、時にはあえて無知を装う事態もある。また、意図的に知識を遮断することで民衆を操作したりする。 この本を読んで、義務教育で性的な知識を教えないのは、有徳な無知(倫理的な観点からあえて知らせない、知らないようにすること)が原因なのではないかと思った。 無知の活用は日常のいたるところで行われているのだ。 我々がただ無知なだけで。
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年4月27日まだ読んでる移動中第Ⅲ部2章まで。この本に「日本」の事例が入っているのは重要。 友澤悠季さんの「無知」論考、非常に充実している。以前拝読した友澤さんの共編著『シリーズ環境社会学講座Ⅰ なぜ公害は続くのか』もとても勉強になるものだったので併読おすすめ。 〈北川[=化学者の北川徹三]は「無知蒙昧な漁師の言うネコのたたりなどという非科学的な言葉を信じて因果関係を論ずるとは何事だ」と怒った。宇井[=環境学者の宇井純]は「現場にいた漁民の正直な感覚を、たとえ表現は非科学的であっても信用します」と言い返したという。〉(172頁) 〈原田[=医師の原田正純]は患者に学ぶ新しい知の形を模索しようとしたが、周囲には、それをよしとせず、いわば無知へ引き戻すかのような力が働いていたことがうかがえる。原田本人はこれに対し[...]「本当の中立とは弱い立場のほうに立つことだ」と、自らの価値観を貫いた。〉(176頁) 〈芦川[=富士川火力発電所建設反対運動に参加した芦川照江]はそうする中で、「公共性」の内実について考えをすすめる。[...]そして「公共性なる仮面をもつものの理論の前で、闘い得る力は、自らのエゴを正しく確認した個の力でしかない。(中略)豊かに養われた個の感覚のみが公害問題の怖ろしさを捉え得る」との考えに至るのである。〉(177頁) 〈松下[=大分県中津市の記録文学作家・松下竜一]は、「反公害の住民運動は、一種の文化運動ではなかったか」と問いかけている。企業や行政が大学の権威を持ち出してくるのに対して、「自分たちの生活の場からの、暮らしの常識からの反論」をした。〉(178頁)
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年4月27日まだ読んでるお風呂読書気圧がひどいので早めの入浴...。 第Ⅳ部に突入。5の小笠原博毅さんのカント論考が個人的関心にヒット。4の弓削尚子さんのホロコーストと同性愛者についての論考は、保井さん『権利の名のもとに』に入ってるピンク・トライアングルのパートと併読するとさらに面白いと思った。
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年4月27日まだ読んでる移動中第Ⅲ部3章まで。西山秀史さんの論考とても良かった。「空白の空間」言説を批判的に考察し、沖縄における「無知の政治」を問い直す。空間的に考えることで、文化財遺産の回復がなぜ間接的な抵抗の一形態となるのかも腑に落ちやすくなる。〈無知の場は、脱植民地化への闘争の場でもあるのだ〉(212頁)。友澤さん論考同様、自分にとって重要な文章となった。
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年4月13日読み始めた移動中トークイベント参加のため、はじめに・おわりにに目を通しておく。 追記:盛大なミスにより第Ⅰ部2まで読めた(イベント会場にもなんとか辿り着けた...)
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年4月13日まだ読んでる移動中第Ⅰ部3まで読む。ハラリにムカついていたのでハラリなどが俎上にあがる3節「グローバルヒストリーやポピュラー科学史が生み出す無知」にめちゃくちゃ頷いてしまった。あと2節に出てくる「敗者の精神史」という視点はとても大事なのではないか。