蒲公英草紙 常野物語
24件の記録
紺@hatopoppo2026年3月15日読み終わった戦前の、なにか大きな暗いものが近づいている不穏さをまといながら話が進む。 p.202の「けれども、同時に、君の一途さ、無垢さが、吾が国を地獄まで連れていくに違いない。」という台詞が重く印象的。 結局、真っ直ぐ生きていた人たちが、戦争をやって、ぼろぼろになってしまった。 春田家のように全てをしまうことはできないけれど、本を読み先人たちの思いや歴史を知ることで守れるものがあると思う。
汐見@siomi2509272026年3月6日読み終わった常野物語シリーズ、二作目。三作目まで間を空けずに読んだ。 長編形式のファンタジー。 一作目の短編の一部ともリンクする、不思議な力を持つ一族(常野一族)のある家族を中心とした話。 舞台は20世紀初頭の東北の農村。 常野一族と同じ集落に住む、ごく普通の少女の目線で平和な日々や不思議な出来事が語られる。一族の中でも大きな力を持つ少女が、どのようにその力を使うのか。 文章が作品の雰囲気にとても合っている。 終盤の展開はちょっと泣いてしまった。
栞@shiorinna2026年1月31日買った読み終わった常野シリーズ第二弾。前作とは変わって、小さな村での生活が淡々と書かれていて、初めは本当に常野シリーズ?と疑いながら読んでいた。途中で常野の能力が出てきたりするけれど、能力以上に主人公達がゆっくりと成長していく姿が描かれている。タイトルのたんぽぽや表紙の黄色と黄緑がぴったりなお話。 命が尽きるとき、誰かに惜しまれて、胸を張って生ききったといえるようになりたい。









楡@etemotust2026年1月8日買った読み終わったノブレス・オブリージュ的なうつくしさ。 「人生は夥しい石ころを拾い、背負っていくようなものです。(中略)拾った石ころのうちの幾つかが小さな宝石のように輝いているのを発見するのです。」 冒頭のここを読んで、私はむしろ人生は大きな石が削られていくような印象を持っていて背負いこむという発想はなかったなと思っていたけど、最後まで読んだあとに振り返ると峰子のこの人生観に納得がいくような気持ちになった。
マルドリッチ@mardritch2025年7月29日読み終わった常野物語のシリーズが好みだったので2冊目。一人称、追憶形式かつですます調で、読み心地はそんなに得意なタイプではないが、後半にむけてしっかり物語が畳まれていくのは圧巻で引き込まれた。物語の外から未来を予見しながら読むことが物語のなかに出てくる不思議な力とリンクして感じたりして、これもしかけなのかな…などと思いながら読んだ。 とのろでこの物語のなかでの「聡子」のようなロールのキャラクターって、何か典型名ついてそうだけど誰か知らないかな















