黒い絵

68件の記録
rep@toponder_r2026年8月20日読み終わった前半は今までのマハさん作品からは想像していなかった毛色の違いに戸惑ったけれど、後半からは、そのダークさを十分に知っているマハさんだからこそ、私はこれまでアートの明るく前向きな面を見せてもらえていたんだとわかった。 ノワール小説らしく人間の嫌な面やどうしようもなさ、最後にぞっとする怖さまで描かれていて、同じ“ダーク”でも短編ごとに違う「嫌さ」があるのが面白かったし、何かにのめり込むことは素晴らしいだけじゃないんだな…と気づく。 戸惑いから始まったのに、なんだかんだ通勤時間と昼休みで一気読みしてしまうくらい、ストーリーの吸引力はやっぱりマハさんだった〜。

- まおとら@maotora2026年6月27日読み終わったアートにはそういう視点もあるのか。 決して美しいだけじゃない。 これから美術館、神社仏閣に行く時は 罪悪感を感じるような見方をしてしまうかも。 隣で見ている人も もしかして、と思う。


杜@mok_q_2026年5月22日読み終わった軽く読んでから寝ようと思って読み始めたのに一気読み。黒い原田マハ。デビューして一、二年以内に書かれたものもあるとのことで、新境地ではなくずっと原田マハの中にあったものなんだなと。そのことにしっくりくる自分もいる。




積読山脈@book_mountain2026年4月15日読み始めた最初の一塊だけ読んだ。 押入れに入って、毛布にくるまって、真っ暗闇に目を開けているのかもわからない。そこで妄想に浸る私の心裡が、淫靡で生々しくてもう黒い。頭の中の音読で、文は拍子良く流れてく。冒頭だけで澱みを感じ、心は読むのを拒むけど、何処かに何故か惹かれたのだ。狭い暗闇は全てを呑み込み、日々の雑多を忘れさせ、自他の境界を曖昧にする。過去の体験が私に共感させている。暗闇というのは心地好い。 「暗闇は羊水、毛布は羊膜、押入れは子宮。胎児のあたしを守る、完璧な宇宙。たとえこのまま、死骸になっても、母さえも気づかないだろう。」 頁13

積読山脈@book_mountain2026年4月13日買った帯の推薦文に惹かれてしまったので。 「闇の中には、エロスも殺意も永遠も絶望も沈んでいる。」「原田マハのもう一つの顔」、そしてゴッホのひまわりが黒塗られた表紙。気になる。


本読む珍獣 おかぴ@okapi2026年2月21日読み終わったのっけから右ストレートかましてくるじゃん…… 直前まで講談社文庫読んでたからか、文字が大きくて読みやすいです。 読了 小旅行の移動中に読み進め読了。 ヒトコワや厭怪談のような味わいの短編集。 私は『深海魚』と『オフィーリア』が好み。 前者は陰キャ根暗いじめられっ子女子高生と幼馴染のダーク百合作品。性的に深い関係だからこその起こった事件と異常性。ヒトコワで良かった。これだけ是非漫画化してほしい。漫画でも読みたい。ラストのシーンはどう描かれるだろう。 後者はなんとあの名画オフィーリア視点でお話が進む!語りが絵画の美女オフィーリアという、度肝を抜く作品で良かった。 ただ、半分くらいの作品に露骨に性的な表現が多いので苦手な人にはおすすめできない。 ワイン一杯だけの真実と似たような読み味。 あとこの作者は不倫が好きなんか?というくらい不倫している女性が大半を占めている。 大体ろくなことになっていないところを見ると別にそのネタが好きなわけではなくて、バッド・エンドに導くための要素として見ているのかなともおもったり。


















































