
バルーン
@9kv8xiyi
新米社会人
ワンルームの部屋で壮大な冒険に出ている時が、
仕事からの癒しの時です
コメント等大歓迎です。
- 2026年6月7日
ユートロニカのこちら側小川哲,小川哲(使用不可)読み終わった@ 自宅神が授けたのは自由だ。過去にした自分の決断が間違っていなかったと確信をするための自由だ。 希望者が移住できる完全情報管理都市において、その造られた幸福から逸脱していく人々の物語。管理とは何なのか、自由とは何なのか、そして私たちは何をできるのか。 - 2026年6月2日
- 2026年5月30日
日没桐野夏生読み終わった@ 自宅いい小説とは書き手が自分に素直な小説である 秘密裡に言論統制が進められたディストピア日本社会を舞台にアンモラルな小説を書いていた主人公が、療養と称して軟禁されるお話。誰が味方か誰が敵か分からない中で、政治と文学の関係について書かれた本だと思いました。社会的に正解な事しか文学に残せなくなるのは、それは果たして正しいことなのか。 - 2026年5月29日
沈黙の春レイチェル・カーソン,渡辺政隆読み終わった@ 自宅賢すぎることは人間の役に立っておらず、むしろ害悪にしかなっていない。 自然環境の絶妙さ、それに手を入れようとする人間の愚かさを描いた本。最後に出てきた、不妊化したハエを解き放って、絶滅を目指す企てはゾッとした。 ただ人間の場合は、知識で何とかしてしまうのだろうけど。 - 2026年5月29日
- 2026年5月29日
蜜蜂と遠雷恩田陸読み終わった@ 自宅幸せの裏には寂しさがある。決して誰も逃れられない根源的な寂しさが。だからこそ我々は歌うのだ。寂しさを。刹那を。幸福を。不幸を。 圧倒的な情景描写で見えないはずの音の流れが可視化された作品。個人的にはむしろコンサートとかで音楽を聴くよりも音楽の面白さが分かった気がする。時に激しかったり優しかったりする音楽が、宇宙へと連れていってくれて、生命を俯瞰させてくれる。そしてそれが高らかに人間讃歌を歌い上げる。読後のカタルシスが異様でした! - 2026年5月26日
すばらしい新世界〔新訳版〕オルダス・ハクスリー,大森望読み終わった@ 自宅生の目的は幸福を維持することではなく、意識を強化し、知識を拡張させること 絶対的なユートピアに野蛮なジョンが紛れ込む。一体、幸福には不幸が必要なのか。人間らしく、私らしく生きるとはどういうことなのか。すごく考えさせられました。今年のベスト5には入ります! - 2026年5月23日
告白湊かなえ読み終わった@ 自宅殺意とは超えられたくない境界線を踏み越えられたときに生じるものなのかもしれない 登場人物全員が悪の面を持っていて、どうしようもないほど人間だった。特定の状況下を描いた本だから一概にはいえないけど、僕もあの状況下だったらいじめをしていたかもしれない。そしてそれに愉悦を感じていたかもしれない。 - 2026年5月21日
- 2026年5月10日
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)小川洋子読み終わった@ 自宅E2のポーンをE4へ動かすよりも豊かな表現はあるのだろうか 初めて小川洋子さんの作品を拝読しましたが、とても優しく、甘い物語でした。水面に映った満月のような、決してうるさくはないけれど確かにそこにある光で照らしてくれていたと思います。別の作品も読んでみたいと思わせてくれる一冊でした。 - 2026年5月7日
逃亡者は北へ向かう柚月裕子読み終わった@ 自宅果たして救いはあるのか 震災直後の殺人事件を描いた本。殺人犯、刑事、被災者、さまざまな視点で描かれる現実には楽しそうな人など誰もいない。ただきっとそういうことなのだろう。 - 2026年5月6日
屍者の帝国伊藤計劃,円城塔読み終わった@ 自宅魂とは一体何なのか 人間の意識について問いかける作品。すごく哲学的で難しかったけど、もともと人間には自由意思がないと信じてる僕にとっては、とても刺激的な内容で面白かった! - 2026年4月25日
蒼ざめた馬ロープシン読み終わった@ 自宅白い洋服が夕焼けの中に溶けていく 資本主義を求めるロシアのテロリストが書いた本。テロを実行した先に、あるいは愛を得た先に、あるいは神を信じた先に何があるのか。人間が死ぬ時は生きる時に絶望した時かもしれないと思いました。でも情景描写は上品で、高級な毒って感じの本という印象です。 - 2026年4月24日
生誕の災厄E.M.シオラン読み終わった@ 自宅あらゆる思想は損なわれた感情から生まれる 生に対してとことん批判をした本。ただその裏側にこの作者の人の幸せになりたいという欲望が見えたような気がしました。 - 2026年4月19日
月は無慈悲な夜の女王ロバート・A・ハインライン,矢野徹読み終わった@ 自宅民衆は愛させるよりも憎ませる方が容易 月に住む3人と1台のメインキャラが、搾取を続ける地球に対して反抗する話。土日両方使っちゃうくらい長かったけど、丁寧で面白かった! - 2026年4月9日
役職定年荒木源読み終わった@ 自宅そうか、俺もいずれかはそうなるのか シニア対現役の会社での攻防を書いた作品。主観的な視点しか持てない以上、相互理解は難しいですけど、まず大事なのは知ろうとする姿勢なのかもしれないですね。(100万回言われてきたことですが) - 2026年4月5日
雪渡の黒つぐみ桜井真城読み終わった@ 自宅日本とは、使命とは、なんなのか メッセージ性というよりかは物語の面白さを重視した作品。明治辺りの東北を舞台にしたスパイ小説。最近はディストピア終末世界の本ばかり読んでいたせいか、抒情的な冬の東北の日本的な風景は琴線に触れました。こういうのも面白い! - 2026年4月4日
幼年期の終りアーサー・チャールズ・クラーク,アーサー・C・クラーク,福島正実読み終わった@ 自宅どんな偉大な瞬間にもこうした尻すぼみな滑稽さは着いて回るのだ 本当はもっと引用したい言葉があるのですが、とんでもないネタバレになりそうで書けない、、、 視点がころころ変わって読みづらかったですけど、圧倒的な情景描写と説得力のある設定が、僕の右手を動かし続けました。 是非ネタバレ無しで読んでみて欲しい本の一冊です。 - 2026年3月23日
華氏451度〔新訳版〕レイ・ブラッドベリ,伊藤典夫,小野田和子読み終わった@ 自宅国民には記憶力コンテストでも当てがっておけば良い。 昨夜から読み始めて、始業前にギリギリ読了 1950年に書かれたとは思えないほど現代のことを言い当てた作品。確かに単純化され、人間の心が吸収できる意味が減っていく時代で、本を読むというのはどういうことなのか、それを教えてくれたような気がしました。 - 2026年3月21日
ハーモニー伊藤計劃読み終わった@ 自宅葛藤が無ければ、欲求の競争は必要なく、意識すらも必要ない。 虐殺器官以来の伊藤計劃2作目。やっと図書館から借りられた!と、思ったら面白すぎてその日のうちに読了! 慈母のファシズムが渦巻くユートピアで、人間が人間であることの条件を考えさせられました。特に脳科学的なアプローチが物語の仕掛けで使われていて、昨日脳科学の本を偶然読んだのがラッキーでした!
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