

aida
@9mor1
2025.3〜
- 2025年10月7日きれいな言葉より素直な叫び新井見枝香読み終わったステージから見える景色のことが書いてある。こちらからあんなに見えているということは踊り子さんからもこちらが思った以上に見えているんだな。だとしたら伝わるものもあるのかもしれなくてそう思えるのは希望だ。
- 2025年10月2日魔性の子 十二国記小野不由美読み終わった魔性の子聴き終わった。十二国記だと思うと、あんなに怖がって読んだのが嘘みたいにああ泰麒の話だ、かわいそう、つらいと思うだけなのだった。初読が十二国記を知らない状態だったのは幸いだった。二度美味しいもの。
- 2025年9月19日世界99 下村田沙耶香読み終わった空気を読んで呼応するということは多かれ少なかれみんなやっていて、だから空子さんが典型例というのはわかる気がする。女性は特に外的要因でそういう態度が求められていると思う、そんな環境のグロテスクさが描かれていて、そうねわたしたちのいるのは地獄ね、という気持ちになった。差別の描かれ方、他人事ではなく、耳が痛い。空子さんが相手に呼応してキャラになる様子が鮮やかでオーディブルで聴いたのは正解だったなと思う。
- 2025年9月12日
- 2025年9月9日アンチ・アンチエイジングの思想上野千鶴子気になる
- 2025年9月8日世界99 上村田沙耶香読み終わったいろんな種類の地獄が描かれていて、そのどれもわたしが知っている地獄。空子の振る舞いはわたしにとって特に特殊なことじゃない。別人格とは言わないまでも誰に対しても同じ振る舞いをするわけではないのはわたしもそうで、そうせざるを得ない世界があると思う。他人事と割り切って読めなくていちいちダメージを受けているな。上巻の最後にまた別種の新たな地獄が出てきて続きを早く聴きたいのに12日配信だった。早く!
- 2025年9月7日死ともののけ斎藤たま気になる
- 2025年9月4日渇愛宇都宮直子読み終わった"自分の行為が被害者の生活を一変させたこと、そして何より深く傷つけたことへの反省は、ついぞ彼女の口から聞くことはできなかった。それどころか、「私を買ったことも風俗のことも、それは許されることなのでしょうか」と話し「私だって傷ついた、ある意味で私だって被害者なのだ」と最後まで主張し続けた。" これきつくて、ある意味で被害者かもしれないけどだからって帳消しにはならない。 あと「コ」表記への拒否感が強くて(「女のコ」とか)一冊通して苛々してしまった。
- 2025年8月31日グラスハート(3)若木未生読み終わった
- 2025年8月27日国宝 下 花道篇吉田修一読み終わった
- 2025年8月20日
- 2025年8月18日
- 2025年8月13日グラスハート(1)若木未生,藤田貴美読み終わった実は初読。Netflixで見る前に読みたくて。初ライブのシーンすごくよかった。すごくよくてストリップのことを考えていた。何を見てもストリップのこと考えている。ここのところ。
- 2025年8月13日湖まで大崎清夏読み終わった"言葉には賞味期限のようなものがあって、それは会話ごとに違う。同じ人と話していても、それができるだけ長く憶えておくべきやりとりなのか、その場を盛りあげて相手を笑わせるためにサッと差しだされたものなのかを、私たちはこまかくお互いに受け取って判断している。でも、双葉くんくらい気のあう人と会話していると、忘れてもいいような記憶ほど、忘れたくなくなる。" 「二〇二四年十一月三日」 この感じすごくわかる。 全体的に好きな、声にしたくなる文章。
- 2025年8月11日
- 2025年8月10日賽の河原村上晶読み終わった”五来によれば、賽の河原の「賽」は、もとは「塞ぎる」であり、賽の河原は、死者をこの世に戻さないための「塞の河原」であったという。つまり、そもそも死者を封印するための石積みであったものが、その形が崩れて、石の塔を建てるというものになっていったと解釈されている。“ 面白い。 イタコの口寄せは降ろすホトケの種類によって祭文が分かれていて、既婚か未婚かで子供か大人かを分けているという話、時代もあるだろうけどきついな。そして賽の河原は未成年者(未婚者)の霊魂の行くところなのだと。
- 2025年8月10日
- 2025年8月10日愛と連帯大椿ゆうこ読み終わった"でも、「私はこの社会から大切にされなかった」って思ってほしくないんです、非正規労働者や女性たちに。だからこそ、国会には当事者が必要だと思うんです。非正規雇用を経験してきた当事者が。解雇を経験してきた当事者が。女として生きづらさを感じてきた当事者が。女性議員をもっと増やすことで、女性の抱える問題に取り組む人を増やすことができると思うんです。" 実際、正規・非正規が混じり合う職場って色々やりづらくて働く誰にとってもいいことない気がしている。
- 2025年8月9日社会と自分のあいだの難関那須耕介読み終わった"裁判も、僕から見ると、いまみたいに内戦があるわけじゃない社会においても、問題を解決するのではなく、処理する。なおかつ、問題をなくしてしまうのではなく、争いが起きてるものも、もうちょっと扱い易く形を変えて継続していくための方法。判決が下ったら、それで終わりということじゃなく、裁判所の外でその争いは続く。けれども、やっぱりそのプロセスがあるのと、なかったのでは違う。(中略)つまり、裁判というものは、形を変えるということがポイントなのであって、そのための工夫であると受けとめないと、僕らは裁判を勝った、負けただけで見てしまう。" 勝った負けただけじゃないということ知らなかった。問題を解決しやすい仕組みに少しずつ形を変えていくのだということ。途方もないけど希望はあるなと思った。 『エルサレムのアイヒマン』も読みたい。
- 2025年8月3日九龍城砦1 囲城よしだかおり,ワン・チャイ,余兒,光吉さくら,兒・余読み終わった九龍城砦、読み進むにつれて経脈やら修練やら閉関やらでてきて、色々過剰な感じがして、つまり正統派の武侠小説らしいと気がつく。金庸すごいな。ヒロインがちゃんといて、龍捲風は儚げな佳人という感じで映画とはだいぶ印象が違う。わたしはトワウォの恋愛要素がないところに惹かれたんだなと思う。
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