

かえらずの本棚
@Nexus_vel
20歳。吃音、ADHD、躁うつ。ノンバイナリーの全性愛者。
高校中退→通信制高校→通信制大学中退。風俗で生計を立てようとするも挫折、今は就労A型にて将来を模索中。そのかたわらで、ひそかに小説を執筆しています。
- 2025年11月4日
何者朝井リョウ読み終わった文体が合わないのか、はたまた作品の空気感や登場人物との相容れなさからなのか、これまでの中でもかなり上位にくる大変さだったけど、なんとか読み終えた。おもしろかった。巧妙な仕掛けにまんまと絡め取られてしまった。(すべての作家に言えることだけど)それぞれこんなにも違うタイプの人格をいくつも創って動かせるのすごすぎる - 2025年10月18日
終わらない週末ルマーン・アラム,高山真由美かつて読んだ多角的かつ流動的に絶え間なく展開される“視点”と細密な“描写”が織りなす、呼吸さえも忘れさせるほどに重厚な地の文。現代社会へと向けられたさまざまな風刺。人間は愚かで本当に恐ろしい。 - 2025年10月11日
- 2025年10月5日
- 2025年9月12日
ヘヴン川上未映子読みたい - 2025年9月12日
すべて真夜中の恋人たち川上未映子また読みたいこれぞ川上未映子という作品。ただひたすらに一人称に寄り添った地の文。衝動のままにページを繰る手が止まらないあの感覚がとにかく心地いい。何度でも読みたくなる。 - 2025年9月12日
夏物語川上未映子また読みたい心に残る一節川上未映子を知ることとなった作品。なによりもまず地の文がすばらしい。これほど豊かな読書体験をしたのは生まれて初めて。 人の命について――生むということ、生まれるということ、そして生きるということと真摯に向き合い、その是非を問い、意味を見出そうともがく人々。 また同じく読者の数だけ存在するであろう答えを、この本はなにひとつとして置き去りにしない。生きづらさを抱えるすべての人が手に取るべき一冊。 「ただ、弱いだけなのかもしれないけれど」 「生まれてきたことを肯定したら、わたしはもう一日も、生きてはいけないから」 - 2025年9月11日
ふたりの窓の外深沢仁また読みたいそれぞれの季節に一度だけめぐりあう男女の物語。時とともにゆるやかに移り行くふたりの心情がありありと描かれる。まさしく“幽玄の美”を体現したかのような日本文学。読後感がすばらしい。 - 2025年9月11日
- 2025年9月5日
- 2025年9月5日
- 2025年9月5日
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