小説

34件の記録
- 幸せ母さん@shiawase_mama32025年5月24日読み終わった図書館本小説って、良いですよね! ただ読めば良いんですよね^^ と、主人公に対して、何度も頷きながら、あっという間に読了しました。
- 数奇@suuqi2025年5月19日読み終わったこの本が課題本の読書会があったので、それが終わってから読了記録を残そうと思っていたので改めて。 「小説」という媒体に魅了された2人の少年が親友となり、主人公はただの読者として小説を楽しむ中、友人は作家として目覚めていき、進む道が分かれ始める。そんな青春小説だと期待して読んでいて、2人が仲良くなる経緯から、髭先生と呼ばれる老人の屋敷に出入りするようになる展開などにワクワクしていたが、後半は現実を超越した話になり困惑させられた。終盤の展開はぶっ飛びすぎていて、最初は「なんじゃこりゃ?」と思ってしまったが、「人がエネルギーを補給するために生み出した虚構が小説となる」というテーマがあるため、虚構であればあるほどこの作品のテーマの強度が深まるのだなと気づいた。創作する側に立たない人を肯定する物語というテーマだけでも優勝している。とても良い作品だった。
- 結@yik_mu2025年5月10日読み終わった小説を読むだけじゃだめなのか、好きなだけではいけないのか、読書好きなら多くの人がぶち当たったことがあるであろう壁に、そっとひとつの答えを提示してくれる作品でした。
- マウンテンやま@ya3a2025年3月29日かつて読んだ紙の本 少し前に読み終わった 自分の好みの範囲じゃなくなった作家だと思ってたけど良かったです モノクロで本なのか宇宙なのかよくわからない装丁も素敵だね
- たなぱんだ@tanapanda2025年2月21日読み終わった感想ネタバレなしスペースマウンテンに乗ったみたいな読書体験だった。 どこに向かっているのかもわからないまま、気づいたら全力疾走で物語の終着点にいた。 小説好きの小学生ふたりが、大人になるまでの軌跡を描きながら、「小説とは何か」「人はなぜ小説を読むのか」「小説を書かなくてもいいのか」という問いを投げかける物語。 一目で分かる区切りをつけずに、視点や時間がガンガン飛ぶ。なので、気を抜くと「今何の話をしているんだ?」と足元がぐらつく感覚に襲われる。そんな構成のクセに戸惑いながらも、不思議と流れに乗ってしまう作品。終盤にはファンタジー要素まで加わり、「この話、どこへ向かうんだ?」と戸惑っているうちに、ふっと物語の出口に辿り着いていた。 好き嫌いがありそうな構成だけど(なので「本屋大賞」候補作としては大穴感がある)、小説を読むのが好きな人なら、必ず引っかかる問いが詰まった作品。