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arctic
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@arctic
  • 2026年4月6日
    勝つための論文の書き方
    テキストで引用されてて興味持って読んでみたら、テキストそのものより断然面白くて、具体的で、分かりやすくて、示唆に富んでいた。というより、テキストがこの本の下手な焼き直しだったのでは?という気さえする。
  • 2026年4月5日
    ケアとアートの教室
    ケアとアートの教室
    参考文献用に読んだけどちょっと違った。かなりケア寄りの内容。 プロジェクトに絡んだひとたちの短いエピソードが色々入ってるオムニバス形式で、読みやすくはあった。
  • 2026年3月29日
    三位一体ー父・子・聖霊をめぐるキリスト教の謎
    神学的には「ロゴス」単体だと「理性」みたいな感じの意味らしいけど、「内なるロゴス」と「発せられたロゴス」はそれぞれ、「胸に秘めてる意思」「口に出した言葉」くらいの意味で読み替えた方が良さそう。 『ユスティノスが神とキリストとの同一性を弁証し、ユダヤ教徒からの二神論( ditheism)との非難を論駁するために採った論法は、以下のようなものだった。 〔神が始源として生んだ理性的な力が〕様々な名で呼ばれるのは、それが父の意図と父の意志に仕えることから生じたからである。しかし、それと同様のことが自分たちに生じていることを我々は見ていないだろうか。 というのは、我々もまた言葉を発する時、言葉を生むことになるが、それは、言葉が外へと発せられることによって我々の内にある言葉が減少し、その一部がなくなるということを言っているわけではないからである。 新たな火が別の火から生じるのを我々は見るが、その場合も同様である。新たな灯火が別の灯火から燃え移って生じても、元の灯火が減少する〔火が小さくなる〕わけではなく、火種となった灯火はあくまで同じ状態にとどまっている。』 それまでの、泉とそこから流れ出る水の喩えで理解されてた父と子の関係を、灯火の喩えでガラッと刷新するのかっけえ〜 内なるロゴス(つまり意思)は神とともに常にあるけど、発されたロゴス(つまり言葉)は沈黙のあいだには存在しないよね?それって、発されたロゴスは内なるロゴスから生成されるってことにならんか? てことは、発されたロゴスであるところのイエスは、内なるロゴスに従属してるってことになっちゃうから、この話ここまでにしといたほうがよくね? みたいな感じでロゴス2つを対比する論説は下火になっていったらしいんだけど、時代的に考えて、もう完全にキリスト教が帝国内で覇権取ったから、教会関係者に対する社会的な要請も変化していったってことなのかな 精霊の話はやく読みたい。
  • 2026年3月29日
    SS級の冒険者に囲われて逃げられない話
    文章が不自然で読むに耐えなかった…… 「この世界でダンジョンは頻発している。」 「そこには、廊下を歩いていたコンラッドと鉢合わせた。」 「この街は非常に大きくギルドは、各々の地域のギルドを統括しているマスターギルドが置かれている。」 なんか変じゃね?って誰か指摘してくれるひといなかったんかーーーーーーーーーい 頼むよヴィオラ文庫 しかも、登場人物みんな、緊張した大根役者の即興芝居みたいな話し方で、とにかくもう本当につらい……
  • 2026年3月23日
    異教のローマ ミトラス教とその時代 (講談社選書メチエ)
    「ミトラス教を語るために非ミトラス教についても語る」という理論展開によって、ローマ帝政期に他にどんな宗教がどんな信仰を持ってどんな儀式をしていたか、網羅的に掴むことができて非常に面白かった。 以下はアッティスの儀式に関する本文中からの引用。 『アッティスの祭儀は、この神の死と再生を祝い、祭儀のクライマックスとなる三月二四日は、アッティスが自ら去勢した際に流した血にちなんで「血の日」とされた。この日には、アッティスの象徴である松の木の周りで、笛やシンバルが鳴らされる中、去勢した神官たちが血を流すまで自らを鞭打ち、その血を祭壇などに塗り付けた。周りの群衆からは、その狂乱の中、自ら去勢する者も出たという。』 怖すぎる。狂乱どころの話じゃ無い。 ミトラス教の信奉者であった軍人や奴隷について、「正式な家族を持つことが許されず、事実上の家族を得たとしても引き裂かれてしまう」という共通点がある、という指摘は特に興味深かった。 『ミトラス教が誕生した一世紀後半は、史上空前の規模で多くの人が自らの故地を離れて移動するいわばグローバル化の時代だったのであり、その分、孤独に苦しむ人は増えていた。』 グローバル化が孤独を引き起こす、かあ。なるほどねえ。
  • 2026年3月23日
    富井の古典文法をはじめからていねいに改訂版
    ひとつ前に購入した古文の参考書が全然ダメだったので、今度はちゃんとネットで評判いいやつを調べて買った。 会話帳の参考書は冗長に思えてあまり好きではないのだが、本書は適宜まとめが入るのでほとんど苦にならない。(笑)とか(苦笑)とか、最初こそ辟易したものの、意外にすぐ慣れるものである。 説明は、事実上の初学者である私にとっても非常に分かりやすく感じる。ただ、使用例というか引用が全然無いので、どんな風に使われるのかイメージすることはほとんど不可能に等しい。 別冊が理解や暗記にとても役立つ作りになっているので、文法の概要はこの本で覚えて、使用例については別の書籍、それこそ、直前まで読んでいて挫折した『古代日本語文法』(小田勝)で補う、と割り切って考えていいかもしれない。 いずれにせよ、私はこいつとともに古文をやり直すと腹を括ったので、あとは最後まで読み通すだけである。 余談だが、助動詞の接続を覚えるために、桃太郎の替え歌音源(QRコードで開くやつ)が用意されている。著者の歌だと思って聞いていたら、実は2番から女性ボーカルが参入してくるデュエット形式だった。 しかも、井上喜久子である。 なんでここに井上喜久子が!?!!?と一瞬動揺したが、落ち着いてよく考えたら彼女は17歳なので、高校生向け参考書で暗記ソングを歌っていてもなんら違和感は無い。むしろ正しい。ありがとう。
  • 2026年3月22日
    高校古文漢文をひとつひとつわかりやすく。
    このシリーズの英文法が大人の学び直し用に評価が高いので手に取ってみたが、全然だめだった……。 見開きで1項目を説明しようとしている都合なのか、「それ結構大事なことだよね?最初に教えてほしかったですが!?」みたいなことが、本体ではなく別冊の解説ページに小さく言及してあるだけ。 本体を順番通りに読んで問題に臨んで、絶対に間違うようなひっかけを仕掛けて、別冊の解説の小さい記述ではじめて詳しく説明するって、それはスポーツマンシップに反するだろうが!?!!? それから設問についても、そこまで読んできた内容だけでは答えることができないものがパラパラある。しかも、そのことについて問題文でも解答でも言及がないので、なぜその答えになるのか全く分からない。わやストレス。 せめて「これは◯◯という事情でこういう活用になってるけど詳しくはあとで説明するね」くらいは書き添えてほしい。何も説明が無いのはいくらなんでも武士道に反すると思う。 そういうわけで、私はこの参考書との信頼関係を構築することに失敗したので、まだ20ページくらいしか読んでないけどここで終了とする。
  • 2026年3月22日
    古代日本語文法
    実際の文献からの引用が豊富で、解説もひとつひとつは初学者にも分かりやすいのだが、なにせ図解が全然無くて、少し俯瞰して自分の理解があってるか確認するということができない。 品詞の親子関係が全然掴めず、学生時代まったく同じ部分が理解できなくて、猛烈な怒りとともに古文を投げ出したことを鮮明に思い出した。 昔分かんなかったことは歳をとっても分からないのである。 中学の現代文の文法で完全に挫折して以来、30年近いブランクを経て古文と向き合っている私には、いきなりハードルが高すぎたかもしれない。 学生用参考書から出直そうと思う。 13%読了。
  • 2026年3月21日
    異教のローマ ミトラス教とその時代 (講談社選書メチエ)
    ミトラ神が古代メソポタミアの遺物でも確認できる古い神だってことは知っていたから、ミトラス教はその信仰が長いときを経て教義化していったんだろうと思っていたけど、ぜーんぜん違うっぽくて度肝抜かれた。 本書の流れとしては、まず、歴史的にミトラ神がどんな神として各地の各時代に取り扱われてきたかを、ミタンニ王国の遺物から時系列に沿って説明する。 偉大な神の連れだったり、もしくは配下だったり、古インドの神々と並べて語られたり、太陽神や契約神だったり、ミトラ神は様々に語られてきた。 このあたりは、古代宗教がミトラ神中心に雑多に言及されていて非常に楽しい。 が、時代がローマ帝政期まで下ると状況が一変する。帝国各地で同時多発的に、高度に教義化されたミトラ信仰に基づく石碑が一斉に製作されているのである。 このことについて、著者や先行研究は、私が想像もしなかった結論を出している。 つまり、ローマ帝政期の最初期に、交通の便のいい都市部(おそらくイタリア)で、イランとギリシアの宗教を融合させ、階位制度や神殿の構造を備えた高度な宗教として、ミトラス教を確立させた【たったひとりの教祖】がいたはずだと言うのである。 さらにすごいのが、【たったひとりの教祖】を、ミトコンドリア・イブのような仮想の人物としてではなく、具体的な人物名まで出して特定しているのである。 歴史ミステリーのような高揚感を味わった。 ここまで読んでまだ35%である。面白すぎ。
  • 2026年3月18日
    今夜だけ生きのびたい 【電子限定おまけ付き&イラスト収録】
    BL小説500冊超読破した人間として言わせてもらうが、この小説はまじでめちゃくちゃ良かった。読み終わるのが心底惜しかった。さびしさすら感じる。 真に素晴らしいBL小説は、否定神学のように「◯◯でない」という形式でしか語ることができない。 設定を説明するための小説でなかった。 知識をひけらかすための小説でなかった。 イベントを消化するための小説でなかった。 バカが出てきて騒ぐだけの小説でなかった。 不幸自慢の小説でなかった。 宮廷内派閥の歴史を紐解く親子の会話と、情熱的な閨事の描写を同時並行展開してるところが、あまりにも美しい流れで、一旦読むのやめて思わず目を閉じて噛み締めるほど最高。 ところで、『悪を打ち滅ぼしたあと国家権力に持て余される勇者や戦士や軍隊』は異世界モノで描かれることの多いテーマのひとつである。このテーマについて、物語の本筋にはそれほど関係のない部分ではあったが、興味深いやりとりがあって特に印象に残っているので引用する。 「戦うしか能のない者たちを常に抱えておくこと以上に、国を治める者にとって危険なことはない。戦いがないときは自分の本来の持ち場でそれぞれの仕事を喜んでするような、そんな兵から成り立つのが理想的な軍です。職業的な軍人は──彼らは、戦いが起きれば真っ先に戦場へ投入され、そのまま死ぬことを仕事とする。死ぬための道具となるしかない者たちをつねに抱えるのは、為政者にとって危険なことです。平和になったとき、彼らは何をすればいいのか」 「戦いに訴えねばならない場合に、自国の民からなる軍を持っていない国や──指導者は恥じて然るべきだ。そんな軍隊を持たないのは、べつにその国に兵を使える者がいないということではない。ただ、民に自国を守るために立ち上がる気概を持たせられなかった、ということを、国外に表してしまうことが問題なのだ」 はーーーーーおもしれーーーーーーーー!!!
  • 2026年3月16日
    異教のローマ ミトラス教とその時代 (講談社選書メチエ)
    女と奴隷の宗教だったはずの初期キリスト教が、どうして帝国の国教として受け入れられるに至ったか、同時代のキリスト教でなかったものを知ることで、なんぼか知見を得ていきたいという試み。 ギリシャ神話はエンタメ化しすぎたし、ローマの宗教はもはや国家事業だし、そんなところに「あなたにだけ伝えます」「あなた個人を救済します」って異国情緒たっぷりの密教が入ってきたら、確かに帝国の女たちは飛びつくかも……?というのが、これまでこの手の本を読んできて、なんとなく初期キリスト教に対して抱えてる印象である。 でも、そっからほんとにマジもんの帝国国教にまで成り上がるなんて、置かれてる状況に天と地ほどの差がないか!? いくら女たちに人気があったとは言え、ちょっと前まで帝国属州の超限定的な民族宗教でしかなかったのにー!?!?? ミトラ教は実際のところ全然文献が残ってないらしくて、一般向けの書籍でもあんまり詳しく言及されないことが多いから、こうやって一冊にまとまってくれてるのは嬉しいねえ。 ゾロアスター教とミトラ教のベースになってる古代アーリア人の宗教のことを「マズダー教」と呼んでいて、今までなんて呼べばいいのか分かんなかったから助かった。 いやしかし、それにしても、この手の本を読むたびメソポタミア行きたさが募る。世情が許してくれない。つらい。 9%読了。
  • 2026年3月16日
    自分の感受性くらい
    『悪文の構造』で数少ない良い手本として引用されていた。今の私にはピンと来ないが、詩集は即時的なものじゃないのだから、あとからいつでも読み返せるように紙の本で買うべきだったよな。 分かっちゃいるが、電子書籍の気軽さよ!
  • 2026年3月16日
    火山列島の思想 (講談社学術文庫)
    「純愛がすなわち殺人でしかない古代宮廷社会の構造の中で、その悲しい出生の事情にそむいて、悲恋の子は光り輝いていた」 光源氏の説明文が、あまりにも美しくてくらくらした。 源氏物語の考察において、摂政期の聖別された天皇とはどういう在り方だったのか言及されている部分がいくつかあり、どれも興味深かったので引用する。 「その門外わずか二丈のところへ出るにしても、宝剣と神璽の筥を捧げた内侍らが前と後を進み、天皇は剣と玉に挟まれて行幸するのでなければならない。自分を神聖化しているシンボルから離れることができない──それが天皇であった。」 「地面を踏ませないために、天皇の前に筵道をひろげ、後からすぐに巻き立てて、何人にもそれを踏ませないようにする特殊な方法で后の御殿にやってくる天皇。」 「適切な愛の分配機関として、摂関・大臣家に対して外戚たりうる機会を閉ざさない帝徳を持たねばならない──摂関政治期の天皇に要求されている主要な人格的要件のひとつは、これであった。」 地面を踏ませないために〜の部分で、金枝篇に出てくる『地面に足をついたせいで退位させられたミカド』を思い出した。 むかし、金枝篇を読んだ直後、ほんとにそんな天皇いたのかよ!?と思って調べたことがあった。結局判明せず、安楽椅子社会学者の戯れ事かと思ったが、もしかするとフレイザーはこのことを言っていたんだろうかね。 『悪文の構造』で数少ない良い例として引用されたのも納得の、非常に読みやすく分かりやすい文章だった。書かれた時代を考えると、読むのにもっと大変な思いをしてもおかしくなかったが、全然そんなことなかった。
  • 2026年3月15日
    火山列島の思想 (講談社学術文庫)
    奥多摩の月夜見山を登りながら、 〈……ツキヨミ、……万葉時代には、月のことがツキヨミだった。だから、月夜見なんて字で書くが、ほんとうは《月の山》という名じゃな。アフリカにある山のようだ。……すると、この山は西側の村に顔を向けていた山だな。西の方の人が永年望み見てきた山だ。……〉 〈死んだ妻イザナミを慕って黄泉国へ行ったイザナキが、追われて逃げ帰り、海へ入ってみそぎする。その時、左の眼を洗うと、アマテラスが生まれ、右の眼を洗うと、ツキヨミが生まれた。  ……だが、ほんとうは、ツキヨミは月神そのものなんかじゃないはずだ。ヨミは「鯖を読むな」の「読む」で数えることのはず。月を数える神──神じゃない月齢視測者だ。月を祭る人のことじゃないか。ひとりじゃない、……一族だろう〉 民俗学者は、こんなこと考えてるワケ!!?!!??!?おもしれー男すぎるだろうが…… そしてここから、ツキヨミと同じく職能神と思われるコトシロヌシの、さらには古出雲の敗北譚にまつわる考察が始まる。 万葉集の引用とかガンガンあるんだけど、引用直後の現代語による意訳】が丁寧に差し込まれており、優しさに泣ける。 なんせ国史の本は古文読めないやつには人権が無いからね、古文引用したあとに誰も現代語訳なんて書いてくれてないからね。 こんなに優しくしてもらったら、学生時代に挫折したままの古文を今度こそやり直したくなっちゃうな〜 61%読了。
  • 2026年3月13日
    火山列島の思想 (講談社学術文庫)
    記紀神話の、神が次々生まれて名前が延々列挙される部分は、神々の名の列挙そのものが農耕に関わる物語の展開である、っていう指摘がめちゃ面白かった。 確かに、あの果てしない神名列挙の部分って死ぬほど読み難いんだよな。うんざりする。頭にまったく入ってこない。 それと同時に、ここで出てくる神名ってあんまり固有名詞的じゃないな、とも思ってた。 確か田中克彦の『名前と人間』だった気がするけど、固有名詞は言葉の意味を失ってはじめて固有名詞になる、みたいな話を読んだことがある。 たとえば「高田さん」の名前の由来は、おそらく高い場所にある田んぼだろうが、今では「高田さん」と「高い田んぼ」にはなんにも現実的な関連がない。「高田さん」という固有名詞から、「高い田んぼ」という意味はすでに失われている。 でも、記紀神話に出てくる神様の名前って、ニニギとかコノハナサクヤヒメとか、妙に名前の意味が強い。きっと私が知らないだけで、どの神様も古いやまと言葉でちゃんと意味のある名前なんだろうなと思う。 実際そういうことらしい。神々の名の列挙によって、農耕の経過や祭りの存在を示している。古代にはそうした語りの手法があった、と本書は述べている。 記紀神話にまつわる本は何年もかけて色々読んできたけど、今、生まれて初めて、記紀神話の読み方を教わった気がした。 19%読了。
  • 2026年3月13日
    「大地の再生」実践マニュアル
    「大地の再生」実践マニュアル
    異世界モノでよく出てくる、領主による土木作業や林業の現地視察、というものの解像度を高めたくて手に取った。 著者は本書で、「山野が衰弱する原因は、水や空気の流れを適切に管理・維持できていないことで、人が現地にある竹や枝などを駆使することで大幅に改善できる」と主張する。 豊富な写真やイラストを使用し、実際にどんな風に手を入れるべきか説明されていて分かりやすかった。(自分で行えるかどうかは不明だが、少なくともなにをしているのか、最終的にどうしたいのか、イメージすることはできる、という意味で) 雑草は高く刈るとか、溝を掘る時は断面を意識するとか、水の流路を置き石や蛇行で複雑化させるとか、点穴の活用とか、一見すると「こんな地味なやり方で!?」と思うような手法がたくさん提示されていて興味深い。 素人なりに読み砕いてみたが、どうやら垂直方向の流れと水平方向の流れに分解して、それぞれに対処しているようだ。 基本的には、現地調達できる資材と手持ちの道具で作業していて、万が一の異世界転生後にも十分役立つと思われる。
  • 2026年3月12日
    火山列島の思想 (講談社学術文庫)
    最近読み終えた『悪文の構造』で、良文として紹介されていた数少ないサンプルのひとつだったので、気になって読み始めた。 平安時代って現代と比べれば、国家公務員として陰陽師がいて、夜には都に鵺が出て、菅原道真のたたりに怯えて、めちゃ霊的な世界って感じあるでしょ。 少なくとも私はそう思ってた。 でも著者は、より古い風土記と比べて、「平安期のかなもじの物語は、神々を見失った者たちの根のないフィクションにすぎない」って言い切ってる。そういう比較もありえるんだって、今まで考えたこともなくてびっくりした。 確かに風土記では、神を伝説とか幻想じゃなくて、体感しうる事実として扱ってるわけだから、平安貴族の見てる世界とは全然次元が違うよね。 現代から見れば、風土記世界も平安時代もどっちもはるかに霊的な世界だけど、その質はふたつともまったく違うっていう話。 レヴィ・ストロースがレヴィ・ストラウスと記述されており、エモい。 7%まで読んだ。
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