

blue
@e_blue
小中学生の頃は図書館に通い詰めて、週に10冊は本を読んでいたのですが、大人になってからは時間も心も余裕が無くて読書から離れてしまっていたのですが、ここ最近再燃しました。
- 2025年9月16日
- 2025年9月16日52ヘルツのクジラたち町田そのこ読み終わった@ 自宅その人の心を救いたいと思うのは、驕りだと思いますか。その人の叫び声が聴こえたから、思わず包み込んであげたい、と思うのは本来誰かに自分の声を聴いてほしかった裏返しでしょうか。 . 読んでいる間ずっと心が震えてた。じんわり泣けました。 虐待描写や大切な人を失った事実、死の淵に立った過去について、直接的ではなく、過去に起きたイチ出来事としてサラリと書かれているのが余計に胸を打ちます。 実際、現実世界ではこの物語のようにハッピーエンドとはいかないでしょう。 けれど、52ヘルツの叫び声が、絶対どこかに響いています。私はそれを受け止められるでしょうか。逆に、世界に助けを乞うことが出来るでしょうか。 自信はありません。 ただ、わたしは、今目の前に居る人の声を「聴き続ける」ことは出来ると思います。 法的な正しさとか正義とか、ではなくその人の「声」に耳を傾けられる人間になりたいですね。 映画も見てみたいです。
- 2025年7月30日
- 2025年7月23日
- 2025年7月16日人魚が逃げた青山美智子読み終わった@ カフェおとぎ話を読んでいるようなライトな気持ちで読めました。 銀座の歩行者天国が主舞台の五人の男女の物語です。 時空の歪みによって導かれた、おとぎ話「人魚姫」の中の王子様との触れ合いを通じて、人生の大切な選択をポジティブに変えていきます。 世界がどんな真実を持っていたとしても、あなたが「そう思ったこと」「そう選択したこと」が真実で正しい。といったところでしょうか。 サラッと読めて良かったです。
- 2025年7月13日ひと小野寺史宜読み終わった@ 自宅語り口調は単調で淡々としています。物語全体の中に特に大きな起伏もなく、身の上に不幸があった主人公の青年が周りの人や環境に少しずつ癒されながら前を向いて行く、意志を持って未来を選択していく様子を、ジワジワとゆっくりと、日常生活の描写に溶け込ませながら描かれていました。 こーいう日常系ヒューマンドラマ好みです‼️
- 1900年1月1日
- 1900年1月1日阪急電車有川浩かつて読んだかれこれ4.5回は繰り返し読みました。 最初に読んだのは中学2年生とかだったと思います。 1番好きな本は何かと聞かれれば、「阪急電車」と答えます。 1年間ほど京都に住んでいたことがあるので、せっかくだからと思って、この小説を片手に阪急電車今津線に乗車して、聖地巡礼みたいなことをしました。 小林駅は特に行けて嬉しかったです。 一番好きなエピソードで主役になっている駅なので。読んだ人は分かるかな☺️
- 1900年1月1日差別する人の研究阿久澤麻理子気になる
- 1900年1月1日月のうた左右社編集部気になる読みたい
- 1900年1月1日アルジャーノンに花束を新版ダニエル・キイス,小尾芙佐読み終わった@ 自宅記憶力が「無駄に」良かったり、感受性が「強すぎる」ことで世界の全てを間に受けてしまう。そして、どうしても能天気には生きていられない自身が苦しく辛い。 そんな自身の気質を改めて実感させられました。 周りの人々がどれだけ辛く当たっても、何でも楽しくて幸せだった無知なチャーリーは、知能が高くなったことで、世界の全てを知り過ぎてしまった。それゆえに、無知だった頃の自分がどう扱われていたのかを見つめなくてはならなくなった。 鏡の中の無知だった頃の自分を見つめ、その影を追い求めるチャーリーが、最後に本来の自分の姿を取り戻すことが出来て、わたしは良かったと思います。 他者から見たらそれは悲劇なんでしょうか。 確かに、必死に利口に戻ろうとするチャーリーの姿には心が痛みました。
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