
ふみと書架
@fumitosyoka
とある精神保健福祉士(障害福祉の仕事で奮闘中)の本棚です。
- 2025年9月27日文庫版 死ねばいいのに京極夏彦かつて読んだ大学生のときに読んでけっこう衝撃だった。メンタルにずんずんと響く。 死にたくないから生きてるし、自分取り繕っても意味ないな、って思うことは多いけど、この本を読んだ記憶が今の自分を陰ながら支えているのかもしれないなぁとも、思ったり。
- 2025年9月27日ガールズ・ブルー (文春文庫 あ 43-1)あさのあつこかつて読んだ小学生のとき、赤川次郎(父の蔵書)をひたすら読み漁っていて、それはただエンタメとして楽しんでいたと思う。登場人物へ感情移入したり自分の物事の捉え方を考えさせられたりする読書ができるようになってから、何度も読み返したのはこの本。あさのあつこは『バッテリー』『No.6』も好きだったけど、終わり方も含めて好きだったのは圧倒的に本書、『ガールズブルー』です。続編も読んだよ。
- 2025年9月27日最後の秘境 東京藝大二宮敦人再読中カオス、ではあるけど、深くておもしろい。 人生を考えさせられる。 これ再読中に聴いていた宇多田ヒカルの歌詞で、 「感じたくないことも感じなきゃ 何も感じれなくなるから」 って言葉があって、いいなと思った。
- 2025年9月27日ZOO 1乙一かつて読んだ『SEVEN ROOMS』の衝撃はいまだ忘れられないしこれを超えるきょうだい愛の話(だと思っている)になかなか出会えていない。 文庫『ZOO2』に収録されているショートショート『むかし夕日の公園で』も好き、あの意外な展開、乙一さんの短編は本当癖になる。
- 2025年9月25日儚い羊たちの祝宴米澤穂信かつて読んだ大学生のとき、何度も読み返していた。 古典文学をよく読んでいる人でないとわからない小ネタが散りばめられていて、私はほとんどわからなかったけどその不親切なところも、やや浮世離れした人物像や世界観にマッチしていて好きだった。
- 2025年9月24日
- 2025年9月24日
- 2025年9月24日
- 2025年9月24日美しい距離山崎ナオコーラかつて読んだ美しい距離。いい日本語だなあ。 物語は、40代でがんを患い入院生活となった妻を支える男性会社員の視点で進みます。この主人公がまた良くて、いらいらしたり違和感をもったりしたときに、立ち止まってその理由を考えるのです。その考えに、毎度はっとさせられます。 人物の固有名詞が一度も出てこないので、自分の近くで起きている物語のような気がします。 わかりやすい物語をつい想像してしまいがちな自身の態度に気づいたときにやっと、相手を偏見なく尊重できるようになるのだと思う。
- 2025年9月24日アリス殺し小林泰三かつて読んだ好きな作家は、と訊かれるのはとてもとても悩むのだけど、3人くらい挙げて良ければその1人は小林泰三さん。いま『海を見る人』を読んでいる。相変わらず発想がとんでもない。 好きな作品は『密室・殺人』なんだけれども、小林泰三はじめて読むという方におすすめするとしたらこっち、『アリス殺し』かな、と思う。序盤の言葉遊びは真骨頂です。頭痛くなります。
- 2025年9月23日
- 2025年9月21日
- 2025年9月21日
- 2025年9月20日
- 2025年9月20日
- 2025年9月19日
- 2025年9月19日
- 2025年9月18日
- 2025年9月17日
- 2025年9月17日
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