40歳だけど大人になりたい

179件の記録
- maru@hon71772025年10月7日気になる読みたい「人付き合いが「得意でない」のであって、「嫌い」ではないのだ。 人と会うのも遊ぶのも好きだ。でも得意じゃない。ぜんぜんうまくやれてない。それに気がつくのに、なぜか30年以上かかってしまった。」(p105) Xで見かけた。読みたい。
- さや@saya_shoten2025年9月28日買った@ FOLK old book store大阪のFOLK old book storeで去年買った。今月読み始めた。 p55. そのうえなんとかバイトや派遣社員として一般企業に勤めても、ほとんどの職場や業務に馴染む事ができず、一年以上同じ会社に在籍することもできなかった。落ち込む私に母は「あんた、もうそんな会社員になるなんて夢みたいなこと言ってないで、諦めて地に足つけてコツコツ真面目に芸術をやんなさい」と諭してきたのだった。
- 読書猫@bookcat2025年9月23日読み終わった(本文抜粋) “たぶん、若いころは社会がもうちょっと真面目だったのだ。だから気楽にふざけることができた。でもいま、この世はメチャクチャだ。ふざけきった世の中でふざけることほど退屈なものはない。大人になりたいとこんなに強く考えるようになったのも、このふざけた世界をなんとかしたいという気持ちの表れなのかもしれない。“ (「エブリデイ惑いまくり」より) ”人は停滞するし間違えるし、わかっちゃいるけどやめられない瞬間が人生には何度も起きる。選択したとも思わないうちに選択していることもあるし、そのことに後から気付くことなんてザラにあるでしょ。私はいっぱいあった。これからもあるはず。そういうままならなさを全部「自己責任」にまとめてしまうの、人間らしさの否定だと感じる。“ (「仕事と大人」より) ”端的にいうと、「見てきたようなウソをつく」仕事である、小説を書くというのは。ただの大ボラではなく「見てきたような」の部分がミソで、ここをもってして人は「リアリティ」だとか「真に迫る」だとかいう評価を下す。“ (「フィクションと大人」より) ”究極の協調性って、自分が孤独な一個人であることを強く認識するところから生まれるんじゃないだろうか。“ (「協調性と大人」より) ”恋愛はどっちかっつうと人間の「愚行権」カテゴリに入るものなんじゃないかと思っている。なくても死なないもの(例えば文学とか)を必死に追い求め、いらんことをし、いらんものを求めることに人間の人間たるゆえんを感じるのだけれど、恋愛はその中でもとくに、やらんでも死なないけどやり始めるとすごくリソースを持っていく、アホな行為だと思う。「大人の恋」という慣用句があるけど、あるかよ、そんなもんと毎度つっこむ。恋をしている人間はみんなアホだ。“ (「恋バナと大人」より) “生き物が、特に人類というややこしい種が「発展」のみを願って生きているとは私にはとうてい思えなくて、かなりの数の人間が「消えてなくなりたい」と思いながら生きているように感じる。” (「後悔と大人」より) “「老後に他人に迷惑をかけないように」と陰毛の脱毛までする人もいるが、もちろんその選択だって自由だけど、なんかこの「迷惑をかけないように」の閉塞感が強くて、終活周りの話題は見ていて辛くなることが多い。その人がいかに充実した、納得できる死を迎えるかより、遺族や周囲の人に迷惑をかけないことが第一目的になってるようなやつ。だって、死んじゃうんだぜ。人の死なんて誰のどんなものでも多かれ少なかれ迷惑かけるに決まってる。最期くらいもっと自分のことを考えてあげてもいいと思うのだ。“ (「終活と大人 自分編」より)
- nogi@mitsu_read2025年9月20日買った読み終わった@ ねをはす HOTEL BOOK & CAFEひとりっ子でBLが好きで二次創作的な妄想をし小松菜よりフィギュアなオタクのため、分かりみが深く、軽快な文章に途中ふふっとなりながら一気に読み終えた 王谷さんってこんなエッセイを書かれるんだなぁ 3泊目、この旅ラストの、ねをはす夜の本屋にて
- おもち@alpaco2025年9月16日読み終わった借りてきた文章も面白いし文体も好き。 ババヤガはバイオレンス系らしいから厳しいかな?と思っていたけど、読んでみたい。文体に信頼がおける作家さんならいける気がする。
- nekomurice@nekomurice1232025年8月17日読み終わった私も小松菜よりスターウォーズのフィギュアだな。「怒りと大人」に共感!*「大人なはずなんだけど、大人になりたい」 という願望をつつきながら力なく笑い飛ばして、とりあえず今日をやりすごせないだろうか。[中略]身体だけは大人というか中年で、だいたい常に疲れているので......。
- ran@ranraranruran2025年7月23日読み終わった自分の中の上手く言語化出来ないモヤモヤがここに言葉に変わって記されている。「人付き合いが得意ではないと気がついた時まで得意だと勘違いしていた」、「自分のことにしか興味がない」、「末っ子だから子供を知らない」、「怒るのがめんどくさい」の部分に超絶共感した。いつか自分が40歳になる時までもその後も大切にしたい本。
- 村崎@mrskntk2024年7月22日王谷晶さんの赤裸々エッセイ。私も35歳とあいなりましたが、いまだに思ってるもんね「あ~大人になりたい」「なんかカッコイイ大人になりたい」「いろんなこと知ってる大人になりたい!」……こんなことを考えている時点で私が憧れる大人には程遠いんですけど。 (失礼ですが)「そ、それはたしかに大人じゃないかも…」というエピソードが盛りだくさん、笑えて安心できるんですが、このエッセイのよいところは「ま、そのままでいいじゃないですか」みたいに落としどころをつけないところ。いま大人じゃなくても、あくまで大人をめざすエッセイなのです。 そして「もしかしてこういうのが大人なのかも?」という王谷さんの結論が目印のようになって、年取るの全然悪くないな、むしろ年を重ねていきたいぜという前向きな気持ちになりました。
- やま@TrainApproaching1900年1月1日読み終わったタイトルに惹かれて購入した。 何かしら「世間が求める普通」から自分が外れていると感じたことがある人や、「孤独」について考えたことがある人には刺さるんじゃないだろうか。 私は、子どもを欲しいと思わないことがそう。 オタク用語満載で、明るく、でも真剣に「大人ってなにー!?」と叫んでいる本。