エッセイのような、掌編小説のような不思議な文章がたくさん収録されている。そうそうそう、わたしはこういうのが読みたかった

わたしは発達障害ではない(らしい)けどお金の話に興味があって読んでみた。意思の力を信じず仕組みを作ろうというスタンスは怠惰なわたしにも当てはまりそうだなーと思った。貯蓄のノウハウや出費対策だけじゃなくて、障害年金を始めとする制度とか保険の話も出てきて知りたいことが全部まとまっている印象。お金が苦手な人にぜひ読んで欲しい

「関係は突然プツリと途切れて、あとは詩になるだけです」この一文のおかげで心が軽くなった。わたしは何でも執着しちゃいがちだけど詩になるなら手放せるかもしれないと思えた

遠くへ出かけるときに電車で読んだ歌集。ポップなのにどこか悲しくて寂しくて車内で泣きそうだった。 好きな2首↓ さようならふざけてフードをかぶせあいその中でした口づけの日々 ふたりの夜は麦茶がわらうくらい減るふたりでいちばん人間になる

自分のために料理をすることと、料理ができる･できないは別物

花形の部署から人事部へ不当な異動を強いられた主人公が、会社の不利益になる人財を採用しようと誓う話。今作も石田節が効いていておもしろかった！！

世の中の健康の定義厳しすぎない？という話から始まり、死ぬまでまあまあ楽しく生きるためにココロとカラダの「いい塩梅」を目指そうと呼びかける。そんなに目新しい情報は書かれていなかったけど、当たり前のことを継続するのがいちばん難しいよね……と思った。養生してみようと思える本。

読んでいる最中ずっと心のどこかが痛かった

剥き出しの魂に触れてしまったような、ひりひりする読後感だった

めっちゃくちゃいい本だった……！レシピ以前の自炊の心得がたくさん書いてあった。この本のおかげで肩の力を抜いて自炊ができそう

面白かったー！話の面白さにはエピソード型と解釈型があり、この本は解釈が面白い人を目指している。批評よりライトな感じの文章だった。