部落フェミニズム
40件の記録
いっちー@icchii3172025年11月22日買った読み終わった読書会第一章が難しく感じて飛ばしてしまったけど、最初に読むべき章だったなと改めて思う。でも、そのように読んだからこそ、具体例をいくつも読んだあとに浮かぶ差別とは何か?という根本的な問いについて、一章でズバッと書かれていることに感動する。 あとは最終章の「差別は相対的なものである」という話にもハッとした。キツい話だけど、差別される側も、変わっていかないといけない。 読書会で3時間くらい話し合うことができて有意義だった。何人かは感動していて、いずれもフェミニズムに明るい人たちだった。知識量によって、ピンとくるかどうかや、読書体験が影響される。少しずつ知識をつけていきたいと思った。
yo_yohei@yo_yohei2025年11月18日読んでる“女性”や“フェミニズム”が一枚岩ではないことが、とてもよくわかる。マジョリティ女性がいかにマイノリティ女性を無視してきたか。 フェミニズムは「社会的不平等や差別をなくし、あらゆる人が自由に生きられる社会を目指す思想」だと思っているが、本当に誰も取りこぼされないようにすることはいかに難しいかがわかる。 マジョリティ性とは特権を有していることだと思っているけど、その特権性ゆえに自分では自覚できない。いかに自己の特権を自覚するか。







ユウキ@sonidori7772025年11月15日読み終わった借りてきた「被差別部落」をルーツにもつ女性たち、関わってきた女性たちによる部落フェミニズムの著書で一番衝撃的だったのは、マジョリティによる「無関心」のレベルだった。 女性解放運動の中で部落女性が声をあげても沈黙を貫かれることが常態化しているのはショックで、そして私のこのショックもマジョリティの「無関心」が故だな…と思う。 被差別部落にルーツのある女性たちのもつインターセクショナリティ、二重、三重の抑圧への抵抗の声も、障害を持つ石地が訴える優生思想への抵抗も、知れてよかった。 マジョリティとしての特権を浮き彫りにされながら抑圧された被差別部落の女性、障害を持つ女性の声を聞くことは(特権を持つものとして傲慢にも)耳が痛いところはあるが、本を開いて他者と出会い、差別、優生思想への抵抗をどうにかして模索していきたいと改めて思う一冊だった。



💛@okiotashikani2025年5月26日読み終わったフェミニズム自分がよく使う概念である「世代間/歴史的/文化的トラウマ」が参照されていた 引用されていた、マジョリティ側の発言に不愉快を感じてしまうというのはとても共感するところではある
JUMPEI AMANO@Amanong22025年5月6日まだ読んでる朝読書@ 自宅第4章まで。一篇一篇にとんでもない重みがある。客観的に内容を紹介すること(しようとすること)に居心地の悪さを覚えるのでまずは大人しく最後まで読み終えたい。マジョリティとしての自分の立場性を真っ向から問われる読書体験。


JUMPEI AMANO@Amanong22025年5月5日読み始めたお風呂読書@ 自宅〈この数十年、ブラック・フェミニズムや第三世界フェミニズムが紹介され、インターセクショナリティが少なくともアカデミズムではいまや「流行」とさえなっているにもかかわらず、なぜ同じ関心が部落差別に向けられないのだろうか。〉(22頁) 第1章から非常に重厚で重要な論考が。 上の引用部のあとにはミルズのWhite Ignoranceにかんする記述もある。『無知学への招待』(特に第Ⅲ部)を読んだ人はこの章だけでも絶対に読んだほうがいいと思う。もちろんこの章を読んだ人が『無知学〜』を読むのもいいと思う(第Ⅱ部5がまさに「白人の無知と無知の認識論」の解説なので)。 他にも重要な指摘が多数。 〈[...]しかし、「分断」や「連帯」の語の安易な使用がマイノリティ女性の声の抑圧にあたるとの認識が決定的に欠けている。それは無関心のレイシズム論が指摘するように、マイノリティ差別に対する責任を回避したいという心理を示唆しているのかもしれない。〉(34頁) 〈上野[=上野千鶴子]があっさりと「超えて」と書く人種と階級は、簡単に超えられるものではない。簡単に越えようとせず、粘り強く考えていく必要がある。インターセクショナリティという概念が指し示すのは、そうした思想的・実践的態度であろう。〉(39-40頁)

Sachiko@komsms2025年3月24日読み始めたまえがきより「概念としての『インターセクショナリティ』には関心をもつ。しかし、『二重、三重の差別と圧迫』なる表現でみずからの位置と経験を打ち出す部落女性のユニークな視点と実践が、社会をどのように捉え、実際にかえてきたのか、その歴史と思想への関心は示されない。このままではいけない。」









































