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黒沼水蓮
黒沼水蓮
黒沼水蓮
@kuronumasuiren
幻想文学、ホラー、ファンタジー中心です。 たまに学術関連も。
  • 2026年5月19日
    肉は美し
    肉は美し
    人肉食がシステムとして存在する世界。その緻密な描写の迫力に圧倒された。 だが、それを背景にラストに浮かび上がってくる「産む道具として消費される存在」はより衝撃的だった。それはあの世界だけの問題じゃない。
  • 2026年5月4日
    聖体拝受(Kindle限定版): 人肉食百合アンソロジー
    聖体拝受(Kindle限定版): 人肉食百合アンソロジー
    タイトルのおかげか今回はテーマの振れ幅に困惑することはなかった。 「パールチェーン」がお気に入り。ヒーラ細胞にはロマンを感じる。
  • 2026年5月1日
    Edible Lily: 人肉食百合アンソロジー
    Edible Lily: 人肉食百合アンソロジー
    人肉食がシステムとして成立している世界が多く、禁忌としての色合いは薄めな印象。 巻頭作品はド直球なところが気に入っている。
  • 2026年4月30日
    羆嵐
    羆嵐
    戦後最悪の獣害事件をもとに、6人を殺害した羆との対決が描かれている。とにかくその羆が怖しい。 最近は、クマが駆除されるとクレームをつけるかたがいらっしゃるようだが、そういうかたにこそ読んで欲しいと思った。
  • 2026年4月29日
    OSO18を追え “怪物ヒグマ”との闘い560日
    OSO18対策現場のリーダーによる手記。巻き狩りなど、実際の狩りの状況についていろいろ言及されていてとても参考になった。
  • 2026年4月28日
    異形のヒグマ OSO18を創り出したもの
    NHKドキュメンタリーの書籍化。番組のメイキングのような側面もあり興味深かった。 取材班と現地のひとびととの微妙な温度差とか隠さずに記していることに好感が持てる。
  • 2026年4月27日
    抒情的恐怖群
    抒情的恐怖群
    「出勤」がとくにお気に入り。 それとは別に、「帰省録」のなかで紹介されている行方不明になる話が深く刺さった。 それは、たったいま自分に起こることかもしれない。それはとても恐ろしい。 だが同時に、とても幸せなことだとも思ってしまうのだ。
  • 2026年4月10日
    くもはち。
    くもはち。
    これも「ばけばけ」効果なのか、小泉八雲の「怪談」に登場する妖怪たちを題材にした連作集がでた。 出版の経緯はさておき、西島大介の初期作品がこういった機会に読めるのはありがたい。
  • 2026年3月30日
    ROCA コンプリート
    ROCA コンプリート
    ポルトガルの国民歌謡「ファド」の感情表現「サウダージ」。 失ってしまったものへの思慕、そして哀惜が入り混じった複雑な感情。 それが読後に自然と湧き上がってくる。 「ファド」を物語そのもので表現しているのがとても素晴らしい。
  • 2026年3月29日
    山尾悠子偏愛アンソロジー 構造と美文
    「もっと幾何学精神を!」 澁澤龍彦のその言葉への明確な回答がこの度上梓された。 澁澤の生誕100年まであと2年。これから幻想文学が盛り上がっていきますように。
  • 2026年3月19日
    雪の怪談・冬の怪
    雪の怪談・冬の怪
    雪や冬がテーマの怪談アンソロジー。 小泉八雲を筆頭に、鈴木牧之や国枝史郎、田中貢太郎まで収録されてるのがありがたい。 「鳥取の蒲団」も八雲版と童話版の2作入っていて両方楽しめる。
  • 2026年3月18日
    生命とは何か 溶けていく「個体」の境界線
    腸内フローラを移植することにより、マウスの性格が変わることがあるという。 ヒトの人格もそういったものの影響を受けて成立しているとしたら、「わたし」とはいったいどこまでを含めればいいのだろう。
  • 2026年3月9日
    愛らしい未来
    愛らしい未来
    愛らしいタイトル、愛らしい本のサイズと装幀。 そしてもちろん物語も愛らしい。 表紙の黒丸は、その愛らしさの中心には黒々としたモノがあることを示しているようにも思える。 それらすべてが愛おしい!
  • 2026年3月9日
    入門 記号論
    入門 記号論
    類似性に基づく類像記号と近接性に基づく指標記号という記号の分類は、文化人類学でいうところの類感呪術と感染呪術という呪術の分類と考えかたがよく似ているように思えた。
  • 2026年3月3日
    バーナード嬢曰く。 (8)
    一時的に図書室に置かれた長椅子。 そこで語らう彼女たちも今のこの時間が一時的なものだと自覚している。「野火」の一節とともにそこに身を横たえる神林は何を思うのか。 ラストシーンの余韻に今も浸っている。
  • 2026年2月25日
    家守綺譚 下
    家守綺譚 下
    小説→マンガ→小説 の順で読むと、マンガの影響で小説の世界も広がりそして深まり、その解像度が格段にあがっていることに気づかされた。
  • 2026年2月24日
    家守綺譚 上
    家守綺譚 上
    行間を読むとはどういうことか? 近藤ようこが卓越した読み手でもあるということはよく分かっていたつもりだったが、今回改めてそれを思い知らされた。
  • 2026年2月18日
    家守綺譚
    家守綺譚
    不思議なものごとを怪異として隔離するのではない、むしろ身近な隣人として共存している世界。 とても懐かしいものに触れたような気がした。
  • 2026年2月17日
    光と糸
    光と糸
    陽当たりの悪い庭の樹木に鏡を使って日光を当てるという行為は、ハン・ガン自身の創作の姿勢と通じるものがあるように思えた。
  • 2026年2月16日
    すべての、白いものたちの
    すべての、白いものたちの
    いろいろな白いものたちの世界を読みすすめるうちに、彼岸を強く意識するようになった。 これから何度も読み返すことになるだろう。 あと、装幀がすばらしい。
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