すべての、白いものたちの

37件の記録
- miura@musa7202025年4月3日読み終わった息.87p 白く笑う.97p 葦原.137p 魂.141p がお気に入り 散文詩の連作のような形でサラサラと読み進めることができました。 どこで読んでも静かな気持ちになれる祈りと回復。
- obakenokuni@kk2025年3月30日読み終わったするりと書体が変わるとき、紙の白さが移るとき、少しずつ雪が溶ける一瞬みたいにはっとして、読む時間をすごした。文庫じゃなく単行本を買ってよかった。
- ロッタ@rotta_yomu2025年3月14日読み終わった「私はあなたにきれいなものを見せてあげたかった」 この言葉が、すべてな気がした。 誰かに美しいものを見てほしい、見せてあげたいという気持ちはどんなに願っても届かないこともあって、一瞬でも届いたはずだと祈ることしかできないこともある。 韓国語には白を表現する言葉が2つあるらしく、 無垢な「ハヤン」と違って、「ヒン」は生と死の寂しさを含んだ白。ハン・ガンの書いた白は、「ヒン」の白だった。 この本は白い紙を何種類も使って製本されており、(単行本のみ) ページごとに少しずつ違う白が見える。読んでるだけじゃなく、手触りでもこの世界観を感じられるの。 河出書房新社さんありがとう〜〜、最高です! 消えていくものの中にも、 きっとちゃんと残るものがあるんだと思えた。 わたしたちは寂しい。けれども強い。きっと強い。
- いぬため@inutame2025年3月12日ふと思い出した読みかけ積読@ 自宅友達がSNSに投稿していたのを見て、まだ暑い10月ごろ「汗かきながら読むのは雰囲気台無しかも…?」と途中で読むのやめたのを思い出した
- しの@shino32025年3月10日かつて読んだ内容でなく装丁の感想だが、いろいろな種類の白い紙が使われていてよかった。そのため文庫版よりハードカバー版の方が手元に置いておきたいなという印象を抱いた。