女の子のための西洋哲学入門

女の子のための西洋哲学入門
キンバリー・K・ガーチャー
メリッサ・M・シュー
三木那由他
安倍里美
山森真衣子
木下頌子
村上祐子
権瞳
横田祐美子
清水晶子
筒井晴香
西條玲奈
酒井麻依子
青田麻未
飯塚理恵
鬼頭葉子
フィルムアート社
2024年11月26日
98件の記録
- ブックスエコーロケーション@books-echolocation2025年5月10日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、5月10日(土)オープンしております。19時まで。ご来店お待ちしております。 メリッサ・M・シュー+キンバリー・K・ガーチャー編、三木那由多+西條玲奈監訳『女の子のための西洋哲学入門』フィルムアート社 これまでの「男性のための哲学」ではない、もうひとつの哲学へ。 #ブックスエコーロケーション
- 七瀬由惟/Yui Nanase/あーしぇ@ashe_dalmasca2025年5月6日読み終わった気が向いたときにぼちぼち1章ずつ順不同に読んでいた本。きょう、第6章と第14章の2つの章を読み終わり、無事に読了。 この2つはいずれも冒頭にル=グィンの作品が出てくる。哲学的テーマについて、わかりやすくたとえながら話を切り出す方法として、ル=グィンの作品は適しているのかな? ちなみに論理学とジェンダーの章。SF者的には、ほかにアトウッドやシェリーが登場する章もあり。 本書は哲学がカバーする種々のテーマを女性哲学者が哲学になじみのない女性読者をターゲットに解説する、という体ではありますが、いままでさほど気にしていなかったテーマにもあらたな発見があるので、老若男女問わず有益な読書になるかと。 第16章で被害者女性の怒りの文脈で出てくるメドゥーサ話法という概念を知れたのは個人的によかった。
- USA@usastreet2025年4月20日読んでるネオさんから借りてる本 同一性が担保されていないと責任を問えないことになり、そうすると現代社会は成立しないことになるんだな。自由意志の問題と共に、前提されていないと困るということで「ある」ということしている。だから平等とかジェンダーとか、最近特に注目されている事柄も問題にできるのだ。 「哲学の世界において(それ以外の世界でも)女性が排除されてきた」という論調は、ある意味では正しいが、それを本当に真理と言えるか否かは別の問題だ。それを正しいというのなら、前提とされている数々の問題を棚上げせずに向き合うしかないし、それは必ず形而上学的問題に取り組まざるを得ないという矛盾に陥る。(4/20)
- 1neko.@ichineko112025年3月29日読み終わったこの本の執筆依頼は「自分がだいたい18歳から20歳くらいだった頃を思い浮かべてください。自分自身の疑問を見出し、知的に成長しつつあるその時期に、どんな本があったらよかったと思いますか?その本にどんな章があったらよかったと思いますか?いまこそその章を書く時です。」ののこと。いい感じの頼み方だと思います。