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本の虫になりたいひと
@reaaaads3869
色んな本を読みたいです。
  • 2025年8月18日
    夏の夜の夢・あらし
    夏の夜の夢・あらし
    解説を見る前は『夏の夜の夢』の方が印象的だった。 解説を読んだ後、『あらし』のほうが好きになった。 劇って背景がわかるともっと面白くなるんだな。実際に観劇したいと思った。
  • 2025年8月16日
    真珠夫人
    真珠夫人
    文体が古く、買ってしばらくは読まなかった本だ。 その間にたくさん本を読んだ。 その経験によって忍耐力がついたのか、ちょっとだけでも読みすすめていった。すると内容が結構現代的であったためすぐに面白く読み終わることができた。
  • 2025年8月12日
    PRIZE-プライズー
    『海の見える理髪店』という直木賞受賞作を読み終わったところだったから、興味を持った
  • 2025年8月12日
    海の見える理髪店
    恥を忍んで言うが読んだ時に「さすが直木賞受賞作だな〜」って思ったものと「なんなんだ、これは」という作品が入り混じっていた。斎藤美奈子の解説を読んで自分の読解力の無さを痛感した。やはり私とは比にならないくらい本を読んできている評論家の視点、技術は卓越している。
  • 2025年8月4日
    ダンス・ダンス・ダンス(下)
    村上春樹ワールドに魅了されてしまった。上も下も読んでしまった。 なんだか冗長で無駄に思えたような表現も伏線になっているのが彼の作品の特徴だなと思った。
  • 2025年8月2日
    ヒポクラテスの誓い
    自信を持って行動するのでなく、信念を持って行動する人になりたいと思える一冊だった。とても面白かった。ただの症例報告では無い(まあ当然なのだが)、小説であった。
  • 2025年8月1日
    ダンス・ダンス・ダンス(上)
    北海道の一流ホテルを味わい、東京に帰ってからシティライフ、取調室、大邸宅を見て回った。 ホテルでは羊男、シティライフでは熊と羊に会い、取調室では蛇に包まれた。 こんな体験は村上春樹作品を通してでしかできない。ありがとう、村上春樹。
  • 2025年7月20日
    東京奇譚集
    東京奇譚集
    昔、最後を除く全ての短編を読んだことがある気がする。 最後の短編、『品川猿』は初見である。理由はわかっている。これは『一人称単数』のうちの短編の前日譚だ。 それ以外も、もしかしたら今までに読んだ村上春樹作品の前日譚あるいは後日譚なのか? わからない
  • 2025年7月20日
    女のいない男たち
    載っていた短編全て面白かった。特に『シェエラザード』は体感で1番早く読んだと思う。私もシェエラザードの話が気になってしまって1番熱中できたからだと思う。 『ドライブ・マイ・カー』は相手の全てを理解することは不可能だということを教えてくれた。 『イエスタデイ』は登場人物が全員奇抜で、本当に小説の中にしか無いのではないか?という展開だと思った。しかし現実は小説よりも奇なりというし、本当に似たようなことは起こっているのかもしれない。1番心情を理解することができた人物はストーリーテラーだった。 『独立器官』も良かった! 『木野』も良かった! ここまでの短編を振り返ると「タイミングが大事」ということがよくわかるものばかりだ。ここでいうタイミングは人や物と出会うなどという可視的なものに限らない。あるイベントが起こった時の受け止るタイミングなどという目には見えない類も含む。 『女のいない男たち』は、私には難しかった。なんとな〜くわかるようで読み進めていると「あれ?こんな単語って今までに出てきてた?」と前のページに振り返って読み直すという作業をやったりしてので、難しかったのだと思う。 もっと村上春樹作品を読んでみて、筆者独特の文体にもっと触れたいと思った。
  • 2025年7月17日
  • 2025年7月17日
    夜と霧
    夜と霧
    ありきたりな言葉にはなってしまうが、壮絶な過去をもつ人にしか書くことができない、重みのある文章があるということをこの本で知ることができた。 生きる意味を探すのではなく、生きることが私たちの意味を問いかけるというコペルニクス的転回が必要なのだという文章には痺れた。人生が私たちにどういう役割を果たしてほしいのか考えよという視点は持ったことがなかった。 これは新訳らしい。旧訳も読んでみたい。
  • 2025年7月14日
    老人と海(新潮文庫)
    老人と海(新潮文庫)
    老人と大魚の数日間の闘いを見た。ヨーロッパ文学の取り扱う時間は1人の人生単位、あるいは青春一単位が多い。それはヨーロッパは「時間のうえに築かれている」からだと訳者は言う。しかし、アメリカはヨーロッパ方面の人々が新天地として生活を始めた場であるので、ヨーロッパと比較して築かれてきた時間が短い。新天地を求めてきた人々は「空間」を求めてアメリカに来たのだ。「個性とは歴史的背景のうえに、すなわち時間の原理のうえになったもの」であるらしい。だからアメリカ文学は一人間の生涯を描写することに弱いらしい。しかし、訳者は、だからこそ人間の刹那的な感情の変化を表現することできるのがアメリカ文学の強みであると述べている。 実際、ダイナミックかつとんとん拍子で進んでいく物語だったため飽きずに読むことができた。
  • 2025年7月12日
    モモ
    モモ
    読んでて状況がありありと脳内に広がった。だから入り込めて楽しかった。裏にある「小学五・六年生以上」の文を読み、逆張りをしてあえて小学生の時に読まなかった過去の自分を思い出した。
  • 2025年7月10日
    不安の哲学
    不安の哲学
    もう一度読み直したい。孫引きだが「希望を失うことができなかった」という言葉が印象に残った。希望は他者から与えられるから失うことはできないのである。
  • 2025年6月29日
    沈黙の声
    沈黙の声
  • 2025年6月29日
    たゆたえども沈まず
  • 2025年6月28日
    デミアン
    デミアン
    雛は卵から出ようと思うの一節はこの本からだったのか!と感動。 また、解説の通り前半は「少年の頃の思い出」を彷彿とさせる、少年時代を思い出させるような、のほほんとした文章だなと思っていた、がしかし、後半に行くにつれ思春期に考えていた(自分なりには)深い洞察を必要とする哲学的問題について書いていたので驚いた。途中、1周目で理解することを諦めた。2周目も読みたい、なんなら何回も読み直したい、そんな一冊である。
  • 2025年6月12日
    夜のピクニック(新潮文庫)
    清々しい読了感に包まれた。素敵な終わり方だった。この2人の未来は続いていくのだ。物語としては終わっても、それ以降を想像してしまった。他の登場人物も各々が魅力的だった。彼ら彼女らは皆、高校生なのだ。地をいく人間らしさが好ましい。
  • 2025年6月10日
    月と六ペンス
    月と六ペンス
    これはゴーギャンについて書いていると思って読んでいたが、あとがきで筆者はその意図で書いたのではないことを知った。 しかし、わからない。どう考えてもストリックランドはゴーギャンで筆者が語り手の物語にしか思えない。 ストリックランドはあまりにも人間離れしていた。彼の魂は俗世を離れていた。訳者あとがきで「ストリックランドは最も自由であり、かつ不自由であった」という内容の文章があったが、それを読んだ時「自分を制することこそが自由なのだ」と過去の偉人が述べていたことを思い出した。ストリックランドは語り手に絵を描いても意味なんて無いなどという警告を受けた時に「川に落ちたらなんとやら」という返答をしたが、私はそれが好きだ。あとはなるようにしかならないという、ざっくばらんさが好きだ。偉人から見るとストリックランドは絵を描く自分を制することができない彼を不自由だというだろう。しかし、それでいいではないか。四方が天にも届く高さの地層に囲まれていても、その地層に気づかなければ、泳いでいる彼にとっては果てのない海でしかないのだ。彼は、どこまでも自由である。
  • 2025年6月9日
    ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
    ネタバレになるから注意してほしい。 チエは、私にとても近い。物語の中でみずほが「チエの中に、自分を反射して見ないで」と言っていたが、私の場合90%がチエだから反射というよりも真っ向対峙。鏡なんて挟まなくて良い。 しかしチエと違うのは、と続きを書きそうになったがやめておく。人生を回想するうちに自分が嫌いになりそうだからだ。 しかし、そこには__チエと私の間には__ちゃんと違いがある。100%同じ人間なんていないのだから。だからこそ私はチエが気づいたように自分の頭で考えて生きていかなくてはならない。人生には完全なる自分のロールモデルなんて居ない。自分で切り開いていかないといけないからである。
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