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本の虫になりたいひと
@reaaaads3869
  • 2025年7月10日
    不安の哲学
    不安の哲学
    もう一度読み直したい。孫引きだが「希望を失うことができなかった」という言葉が印象に残った。希望は他者から与えられるから失うことはできないのである。
  • 2025年6月29日
    沈黙の声
    沈黙の声
  • 2025年6月29日
    たゆたえども沈まず
  • 2025年6月28日
    デミアン
    デミアン
    雛は卵から出ようと思うの一節はこの本からだったのか!と感動。 また、解説の通り前半は「少年の頃の思い出」を彷彿とさせる、少年時代を思い出させるような、のほほんとした文章だなと思っていた、がしかし、後半に行くにつれ思春期に考えていた(自分なりには)深い洞察を必要とする哲学的問題について書いていたので驚いた。途中、1周目で理解することを諦めた。2周目も読みたい、なんなら何回も読み直したい、そんな一冊である。
  • 2025年6月12日
    夜のピクニック(新潮文庫)
    清々しい読了感に包まれた。素敵な終わり方だった。この2人の未来は続いていくのだ。物語としては終わっても、それ以降を想像してしまった。他の登場人物も各々が魅力的だった。彼ら彼女らは皆、高校生なのだ。地をいく人間らしさが好ましい。
  • 2025年6月10日
    月と六ペンス
    月と六ペンス
    これはゴーギャンについて書いていると思って読んでいたが、あとがきで筆者はその意図で書いたのではないことを知った。 しかし、わからない。どう考えてもストリックランドはゴーギャンで筆者が語り手の物語にしか思えない。 ストリックランドはあまりにも人間離れしていた。彼の魂は俗世を離れていた。訳者あとがきで「ストリックランドは最も自由であり、かつ不自由であった」という内容の文章があったが、それを読んだ時「自分を制することこそが自由なのだ」と過去の偉人が述べていたことを思い出した。ストリックランドは語り手に絵を描いても意味なんて無いなどという警告を受けた時に「川に落ちたらなんとやら」という返答をしたが、私はそれが好きだ。あとはなるようにしかならないという、ざっくばらんさが好きだ。偉人から見るとストリックランドは絵を描く自分を制することができない彼を不自由だというだろう。しかし、それでいいではないか。四方が天にも届く高さの地層に囲まれていても、その地層に気づかなければ、泳いでいる彼にとっては果てのない海でしかないのだ。彼は、どこまでも自由である。
  • 2025年6月9日
    ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
    ネタバレになるから注意してほしい チエは、私にとても近い。物語の中でみずほが「チエの中に、自分を反射して見ないで」と言っていたが、私の場合90%がチエだから反射というよりも真っ向対峙。鏡なんて挟まなくて良い。 しかしチエと違うのは、と続きを書きそうになったがやめておく。人生を回想するうちに自分が嫌いになりそうだからだ。 しかし、そこには__チエと私の間には__ちゃんと違いがある。100%同じ人間なんていないのだから。だからこそ私はチエが気づいたように自分の頭で考えて生きていかなくてはならない。人生には完全なる自分のロールモデルなんて居ない。自分で切り開いていかないといけないからである。
  • 2025年6月8日
    深夜特急1
    深夜特急1
    ほとんど共感できた。筆者のように私は一人旅じゃ無いと嫌だ。友達と行く旅もいいが、私はその場で色々決めたいのだ。それを好まない人もいるがいいじゃないか。今まで私は決断力がないと思ってきたが、筆者の話により、むしろ決断力がある方なのではないか?と思ってきた。
  • 2025年6月5日
    すべての、白いものたちの
    すべての、白いものたちの
    まだ,一周しかしてない。あとがきを読んだから2章をもう一周したくなる。 1周目の感想を述べる。2章のなかの文章で気に入ったのがある。 人生が一度自分を見放したから、自分は人生を手放しでは愛せない といったような文章である。 今このように書いていて思ったのだが、この時点で違和感をおぼえるべきだった。筆者は伏線をたくさんはっていたのだなと感嘆する。
  • 2025年6月4日
    リボルバー
    リボルバー
    ブラヴォー そう叫びたくなる作品だった。 主人公の冴はゴッホとゴーギャンの研究者だ。論文をフランスで書き上げたい一心からフランスの中小オークション会社のオークショニアとして働いている。会社の経営も、そして冴自身も行き詰まっていたところにただならぬ雰囲気の女性が現れて鑑定を依頼する。その鑑定品は錆びついた銃であり、彼女曰くこれはゴッホを貫いた銃であるという___ 上のようなあらすじである。物語の登場人物が全員ありありと浮かんでくる物語であった。全員の想いを取りこぼさまい、そういう筆者の意図が感じられるほど丁寧な心理描写が心に残る。 表紙の裏側にも筆者の計らいが感じ取れる。
  • 2025年6月2日
    産声が消えていく
    産婦人科の過重労働に対してメスを切り込んだ一冊だった。作中に出てきた「歴戦の臆病者がいても歴戦の勇者はいない」という文章が強く印象に残った。主人公は自分のことを激戦地に飛び込む馬鹿者だと評したが、私からしたら彼は歴戦の勇者そのものにしか見えなかった。
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