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酒飲みぱんだ
酒飲みぱんだ
酒飲みぱんだ
@sakenomipanda7
  • 2026年1月5日
    それでも旅に出るカフェ
    彼女はいろんな場所に旅に出て、その旅先でおいしいものを見つけて帰ってきた。 人から教えてもらったものも、自分でレシピを探したものも、努力して再現したものもあると言っていた。 彼女の作るものは、彼女がゼロから作り上げたものではない。その土地で長いこと愛されて、多くの人たちの手によって伝えられたものなのだ。
  • 2026年1月5日
    ルビンの壺が割れた
    お返事はもちろんないものと承知しています。亡くなった方からの返事はあるはずもありませんから。 私の住んでいる町ではもうすぐ桜が咲きます。 貴女の町ではどうでしょう。 水谷一馬
  • 2025年12月30日
    正欲
    正欲
    ーーいなくならないから、って、伝えてください。
  • 2025年12月29日
    神戸、書いてどうなるのか
    どちらかといえば「パルシネマ」は文芸作というか、品のよいプログラムが多く、観客もまた同じイメージがある。それに対して「シネマ神戸」は、ガサツな私のような人間が好むアクションやSF映画を上映してくれる。山手の名画館と下町の名画館。なんとなく、うまく住み分けが出来ている。
  • 2025年12月23日
    えほんのせかい こどものせかい
    すなおに、飾り気なく、そして、できれば心をこめて読んであげてください。それが、いちばんいい読み方だと思います。
  • 2025年12月20日
    マカン・マラン
    たとえ勝ち組になれなくたって、サラダにはサラダの意地がある。 自分の舞台から降りないために、少しずつ、ひとつずつ、足りないものを埋めていこう。 そしていつか、きっと供そう。 私だけの、世界で一番女王なサラダ。
  • 2025年12月9日
    おいしいが聞こえる
    おいしいが聞こえる
    『3月9日』を聴くと、妙に涼しい風が吹いた夏の日を思い出す。暑くなってくるとシュークリームを食べたくなる。シュークリーム、よく見たら入道雲みたいだし。冷たくて食べてて気持ちいいし。思い出さなきゃ、と意識しなくたって、ずっと忘れることなんてできなかった。
  • 2025年12月7日
    平場の月
    平場の月
    「おまえがどんなにおまえ自身を嫌っても、おれ、おまえが大事なんだわ。なんかこう、どうしようもないんだわ。おまえは、おれが一緒になりたいと思うようなヤツじゃないと言ったが、それ、おまえが決めることじゃないだろうよ、ちがうか?どっちかって言うと、おれが決めることなんじゃないの?おれ、おまえと一生いくと決めたんだわ。おれはおまがだいぶ好きなんだよ。どんなおまえでも、おまえだったら、それでいいんだよ」
  • 2025年12月2日
    嘘つきジェンガ
    羨ましい、と純粋に思う。いいなあ、と声に出る。そして、泣きそうなくらい、強烈に思うのだ。 私、どうして、本物の谷嵜レオじゃないんだろう。
  • 2025年11月28日
    ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
    気づくと声をあげていた。堪えようとしても無理だった。喉が痛くなるほど泣き叫んだ。そうしながら頭の片隅には、号泣というのはこういうものなのか、とやけに冷静に考えているもう一人の自分がいた。
  • 2025年11月23日
    ぶらんこ乗り
    ぶらんこ乗り
    父さんはこっそり教えてくれた、指輪を買ったんだよ、って。向こうで贈ろうと思うんだ。青くて小さくて、品のいいやつ。 指輪は木の小箱にはいっていた。父さん自作の箱だ。ふたには母さんの顔、四方には私と弟、父さんとおばあちゃんの顔が彫りつけてある。そっくりっていうんじゃないけれど、どれも私たち以外の誰にもみえなかった。
  • 2025年11月21日
    ひとり旅日和 福招き!
    なにからなにまで最高、百点満点中百二十点の旅だったと思いながら、日和は車のドアをバタンと閉めた。
  • 2025年11月19日
    国宝 下 花道篇
    舞台の中央に立ち、上手下手、一階から三階までを見渡しました喜久雄の顔に、またゆっくりと笑みな浮かんだのはそのときで、 「きれいやなあ……」 そう呟いた次の瞬間、まるで雲のうえでも楽しみ歩くように、なんと喜久雄が舞台を降りてきたのでございます。
  • 2025年11月15日
    国宝 上 青春篇
    「……今の舞台、しっかり見せてもらいましたよ。……あなた、歌舞伎が憎くて憎くて仕方ないんでしょ」 一瞬、俊介の視線が揺れます。 「……でも、それでいいの。それでもやるの。それでも毎日舞台に立つのがあたしたち役者なんでしょうよ」 これほど熱のこもった万菊の震えた声を、竹野は初めて聞いたのでございます。
  • 2025年11月10日
    図書室の魔法 下 (創元SF文庫)
    図書室の魔法 下 (創元SF文庫)
    本を心の底から愛したならば、本もあなたを愛してくれる。
  • 2025年11月7日
    図書室の魔法 上 (創元SF文庫)
    図書室の魔法 上 (創元SF文庫)
    昨日みたいにチェーホフを読んでしまったあとは、特にありがたい。わたしは、自分がロシア人でないことを感謝したくなった。
  • 2025年11月4日
    ひとり旅日和 幸来る!(5)
    どんなものにも一長一短がある。すべてが完璧ならほかの手段は存在し得ないとわかっていても、旅の随所で後悔と反省が繰り返される。だが、それも成長の一助になるはず、と自分に言い聞かせる。
  • 2025年11月2日
    マイ・ディア
    マイ・ディア
    わたしが『リンバロストの乙女』を愛読書No.1にあげるのも、こういう描写がこれでもか、これでもかと続くからです。ページから、こうばしいシナモンや、甘ずっぱい匂いが、ただよってくるようではないですか。
  • 2025年11月1日
    三千円の使いかた
    お金や節約は、人が幸せになるためのもの。それが目的になったらいけない。 これはお祖母ちゃんの言葉ですが、私も今、心からそう思うのです。
  • 2025年10月28日
    雨の日はソファで散歩
    西日のさす時間は、いわば汚れながら浄らかな光をはらんでいる。その青いまでにすみれ色の光を浴びていると、世紀末の画家や詩人がなぜこの土地を愛したかも、そこからの連想でパリや京都のような何度となく没落を経験してきた都市がなぜ西日のさす窓を好んできたかも、おのずと理解されてくる。盛りの夏は、西側の太陽の没落の相で見るなら、死と再生の季節なのである。
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