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SAKIMI
SAKIMI
@sakimi
  • 2026年8月17日
    とにかくうちに帰ります(新潮文庫)
    短編集。全部が良すぎるけれど、特に「バリローチェのフアン・カルロス・モリーナ」と表題作「とにかくうちに帰ります」が印象に残った。 「バリローチェのフアン・カルロス・モリーナ」 →声に出して読みたい作品。カタカナのリズムが心地良い。書いているうちに楽しくなってきていませんか、津村さん。 とにかくずっと面白い。真面目な顔したユーモアがずっといる。すごい。 「とにかくうちに帰ります」 →大雨のなか、どうしてもうちに帰りたい人々の話。なんか神話のような荘厳さを途中から感じた。途中から輝かしい光を感じた自分にちょっと怖くもなったよ。日常が、そして屋根が愛おしくなるお話。
  • 2026年8月17日
    大工日記
    大工日記
    「私はいつも好きなもののことを好きだったと後から思う。その時はいつだって逃げたい」(p.62) いや本当そう。 その時は嫌で嫌でしょうがないのに、後から考えると大好きなんだよね。それに気づけない自分のダメさにダメージをくらい続けて今に至る。 何度失敗しても、その瞬間にその素晴らしさに気がつけない自分がほとほと嫌になる。まじ落ち込む、、と思いながら読み進めた。 でも不思議。読み終わってなぜか腹の底にこれまで感じたことのなかったエネルギーがちょっとだけあることに気がつく。何なんだこれは。すごいなこの本。 著者が大切にしている孤独を受け取ったからこそ、自分の孤独を少し前向きに捉えることができているのかしら。ちょっとまだよくわからない。 何度も読み返したいな。すごいな。
  • 2026年8月5日
    あなたのモヤモヤに効く世界文学
    本を紹介する本、なのにこんなに面白いとは予想できなかった。こういう性格の本で一気読みしたの初めてかも。 架空のお悩みに「効く」世界文学を紹介。 世界文学が大の苦手な私にもなんか読めそうな気がするから不思議。 特に、主人公のことを「パーフェクト・アーティスティック・クズ」と表現していたのが刺さりすぎて、『月と六ペンス』を読み始めました。
  • 2026年8月5日
    起点 (講談社文庫)
    550円の短編集でとってもお買い得 特に「仮縫い」が好きだった。テーラーの娘と彼女に憧れる少年たちのお話。 少年たちの感情が自分たちの中で完結しているのが良い。捻くれて他人にぶつけることなく自分の中で消化できる、そのまっすぐな感じがとても眩しかった。
  • 2026年8月4日
    爆弾犯の娘
    爆弾犯の娘
    途中で「あれ?これってノンフィクション?」と気づく私、さすがおまぬけ。 私は見たことがないはずの昭和の情景が目に浮かんでちょっと驚いた。ないはずの記憶が呼び起こされた。 著者は自分の心情について割と淡々と書いているからか、読んでいるこちらも一緒に体験している感じになったのも驚き。こういう体験もあるんだな。
  • 2026年8月2日
    アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生
    スポーツ観戦を趣味にすると、「ぐぬぬ資本主義め」という思いとも戦うことになるんですが(私だけ?)、この本を読みながら、まさにそれでした。 箱根駅伝で「留学生ランナー」と紹介される選手たち。彼らにも当たり前に、それぞれの人生があり、圧倒的な努力を積み重ねてランナーとしての成功を掴み取っている。そこに勝手に「留学生」というラベルを乱暴に貼っているのは我々だよね? 「留学生だから日本人選手が勝てなくてもしょうがない」のか? 「勝てなくて悔しい」気持ちを留学生に押し付けていないか? 自分もラベルを貼りまくっているなと反省しまくり。 緻密な取材と冷静な考察で、「早く次が知りたい!」と思い、面白いノンフィクションでした。 そして読み終わってからずっとスポーツと資本主義のことを考えています。サッカーW杯も大概だったな…面白かったけど。悔しい。自分の中でも折り合いがつかない。
  • 2026年8月2日
    鬼門の村
    鬼門の村
    「危ないって」「絶対それ罠だって」「見ちゃだめだって」「ほら〜!!!!!言ったじゃん!!!!!」が繰り返されるホラーで存分に楽しみました。言わんこっちゃない。
  • 2026年6月10日
    幼い子の文学
    幼い子の文学
    瀬田さんの講演録。 本当にクレバーで、物事を深く深く見つめていて、その目線が豊かなお話を支えてきたのだなと感じた。 小さい子のためのお話について、「納得され、満足されるだけの強い力がそこに内在していなければ、お話は成り立たない」というのが納得。 絵本にも、全然お話が前に進まないというか、大人の自己満足じゃね?みたいなのがある。でも自分も大人になってから長いから、そういう感性が衰えてきているなとも思う。 この本で紹介されていたエインワースの『シェローヴァーの十の物語』を読んでみたいと思った。 あと、講演の中で柳田國男の「諺と謎々」の話もでてきたが、それも面白かった。 瀬田さんの使うことばは本当に豊か。噛み締めたくなるやつ。「うんと」とか使える人とても憧れる。まずは「めちゃくちゃ」とか使うのやめよ。もう大人だし。
  • 2026年6月7日
    たゆたう 特装版
    しんとしたエッセイ。 夜もしくは雨が降っている感覚がずっとある不思議な文章。 静かな安心できる部屋の中で、自分と向き合っているような気持ち、本当に不思議。 読書会で紹介されていて興味を持って読んだ。紹介されていなければ、きっと読まなかった。ありがとう、紹介してくれたひと! ねるちゃん、あなたのことがもっと知りたくなりました。 そして本当にいい名前ですね、ねるちゃん。
  • 2026年6月7日
    鴻上尚史のどんといこう!ほがらか人生相談
    特に印象的だったのは、 ・相談4 「出産してから、「人はいずれ死ぬ」と強く感じるようになり苦しいです。」 ・相談8「大好きだったはずの父に自死の直前まで冷たい態度をとってしまいました。」 ・相談17「生きてるだけで価値がある」なんてどうして言えるのでしょうか。」 ・相談25「人と「話す」のは苦手じゃありませんが、人と「仲良く」なるのは、とても苦手です。」 鴻上さんの考え方、言葉の選び方、ハッとさせられることが多く、楽しみにしていた新刊。書籍化はこれで終わりだというのが寂しい。 質問者一人一人の名前をしっかりと呼んで、鴻上さんの考えを述べる。最後には「どうですか?」と質問者に問いかける、交換日記のようなお悩み相談でとても心地よい。 「泣いて、苦しんで、あがいて、それでも顔を上げて生きていきましょう。ふぁいと。」
  • 2026年6月1日
    ひたひたまで注いでコトコト煮詰めた話
    ゆり先生のエッセイは絶品。本当に面白い。絶対に1人で読んだ方が良い。声出して笑う。 今作は、ゆり先生のおばあさまの料理が登場する。なんてトリッキーな料理をつくるおばあさま! でも、私もトリッキー派なので、おばあさまの気持ちがわからなくもない。自分で作ったごはんはおいしくないし。そこから上達していったのがゆり先生で、私とゆり先生の違いってなんなんだろうな…と思いをめぐらせている(答えはあるの?) 収録されているエピソードはどれもとっても魅力的なのだけれど、特に高校生の時の原付免許取得の話が、あまりにまぶしくて印象に残った。 高校生の時の無敵感と、友達と遠出をしたときのワクワク感と、免許取得の緊張感と、すべてがまざりあってあまりに美しいエピソードになっている! ゆり先生、あなたのエッセイを追いかけ続けますよ!レシピも読むのが楽しいです!
  • 2025年6月21日
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    〈寝た子〉なんているの?
  • 2025年6月21日
    人類学者のレンズ
  • 2025年4月3日
    オタク文化とフェミニズム
  • 2025年3月28日
    はじめての沖縄
  • 2025年3月27日
    ブラック・ショーマンと覚醒する女たち
  • 2025年3月27日
  • 2025年3月27日
    ややこしい本を読む技術
  • 2025年3月25日
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