

タバブックス
@tababooks
出版社タバブックスです。刊行した本の紹介、編集担当、スタッフのコメントなど発信していきます。よろしくお願いします!
- 2025年5月23日仕事文脈 vol.26仕事文脈編集部出版社よりすべてのゆかいな仕事人のためのリトルマガジン「仕事文脈」、26号の特集は「みんなで生き残る」「つくる→めぐる→つくる→」の2本です。 誰かが勝つと誰かが負ける?どんな選択にも犠牲はつきもの?本当にそうなんだろうか。つくることで生まれること、つながっていくこととは。 経済、アクティビズム、法、労働、クリエイティブ、また「みんな」とは誰か。あらゆる面から考え、多くの声を集めました。 済東鉄腸さん、小山田浩子さん、藤岡拓太郎さんなど注目の作家の寄稿、ガザからの声、法律家や労働組合へのインタビュー、読者を交えての企画、編集部座談会など、仕事と社会を考えるきっかけとなる1冊です! (発行人)
- 2025年4月24日ランバーロール 07ランバーロール編集部出版社より漫画と小説のリトルマガジン「ランバーロール」07号特集は「中年」です。 漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆか3 人が始めた同誌、今号から責任編集者を立て特集を設けることになりました。今回の責任編集、おくやまゆかさんに掲載作の読みどころを伺いました! 「マンガは主宰3人の描き下ろし作品の他、数々の名作を生み出し続けるレジェンド近藤ようこのまっすぐな女の友情物語、世界のラクガキング寺田克也の待望の新作、愉快な絵本も大人気!藤岡拓太郎のギャグ作品や、記憶を焼きつけるリアリズム作家ひうち棚の実録墓じまい。 小説はユーモラスな視点で話題沸騰の石田夏穂の痛快お仕事小説、「ことばと」新人賞受賞の注目作家福田節郎のつい声に出して読みたくなる、こちらは無職中年小説、そしてミュージシャン、ライターとして活躍する姫乃たまが再登場、この度も独特の浮遊感で魅了します。 (おくやまゆか)」
- 2025年4月15日赤おじさんと白いイヌmakomo出版社よりかわいくて、おかしくて、予想外⁉︎人気アーティストmakomoさん初の本格絵本です。 タバブックスとしても、初の絵本。いきなり感があるでしょうか。でもmakomoさんは『仕事文脈』創刊号、2012年からずっと表紙を描いてもらっていて、長い長いお付き合い。いつか何か本を出しましょうと、ことあるごとに言い続け、やっと実現した1冊なのです。 この本との出会いは、わりと最近のこと。 昨年秋に東京でmakomoさんの展示があり、そこで売っていたのがこの『赤おじさんと白いイヌ』の自費出版ZINE。これめちゃいいですよ、と会場の人に言われ、makomoさんのグッズやZINEはだいたい持ってるつもりだったけど、これは知らなかったなーと読んでみたら、確かに!やられちゃった! すぐにmakomoさんに聞いてみると、手製本で作ってるから大変で、増刷もしていないと。それはもったいなさすぎると書籍化をお願いしたのでした。 初の絵本とはいえ、ふしぎな世界、いろんな視点、多様性…実はタバブックスとも相性いい?だからこんなにぐっときたのかも、とも思います。 共鳴してくれる書店さんも次々現れて、刊行記念展示もあっという間に秋まで決定!順次お知らせしていきますので、ぜひmakomoワールドにふれてみてくださいね! (発行人)
- 2025年2月26日
- 2024年12月27日若者の戦争と政治仕事文脈編集部出版社より2024年5月に刊行した『仕事文脈』vol.24、特集1「『反戦』と仕事」にて「〈戦争〉をどう捉えていますか 20代に聞く実感、教育、アクション」という記事を掲載しました。近年ウクライナ侵攻が起こり、パレスチナでの虐殺が激化し、そんな状況をSNS等でリアルタイムに見ている若い世代は、「戦争」をどう捉えているのか。戦後80年近くが経ち戦争体験者も減りつつある今、どんな教育を通し、戦争を知り学んだのかを聞いてみたい、という思いから出発した企画でした。 当時、掲載した回答は12名。戦争反対につながるアクションを始めたという人、現実と向き合う中で、自身の非力さを感じている人……。そのどれもが真摯なことばで綴られていて、原稿を読んだ時、ボロボロ泣いたのを覚えています。同時に、教育を振り返る項目では、加害の歴史をきちんと学べなかったという実感も見え、かれらの育った背景にあるものをうっすらと感じました。 若者は、いつの時代も「社会に対して無関心だ」と言われます。しかしそれは本当なのだろうか。また、無関心にさせている背景があるのではないか。ならばもう少しこのテーマを深めてみようと、「政治」の項目も足し、かれらの育ったここ30年の政治や社会背景、教育がどうだったかを年表としてまとめたのが本書です。(編集担当)
- 2023年10月31日出版社よりTinder上で「日記」と名乗り、夜な夜な毎日、日記を送る。日記を交換するうちに、ひとりの男性に恋をしたー そんな内容紹介に惹かれて同名の自費出版ZINEを軽い気持ちで読み始めたら、深く、鋭く、あらゆる方面に持っていかれ…とにかく心を掴まれて書籍化したのが本書です。 マッチングアプリでの男性からの「ヤレるヤれないの評価軸」に消耗していた「わたし」。ちょっとしたイタズラと復讐のつもりで、ある日「日記」と 名乗り、マッチした男性に日記を送りはじめた。突如日記が送られてくるというゲリラ活動をおもしろがる人が現れ、多い時には 100 人あまりと日記を送りあう。恋、狂気、ユーモア、批評、さらに性を真正面から語る、自立した女性の痛快な日記。 マッチングや恋愛、セックスの話がふんだんに出てくるけど、そこには「モテ」や「愛され」「女子力」みたいなものも、結婚や男への媚びも一切ない。自分の身体も人生も自分で決める、それを実践してありのままに書く。元気と勇気をもらえる1冊です! (発行人)
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