世界の力関係がわかる本

16件の記録
- nogi@mitsu_read2025年10月10日読み終わったぼんやりなんとなく、というイメージでしかない、戦争はなぜ始まってしまったのか、終わったあとにどんなパターンがあってどういう対策をしてどんなバランスで世界がここまでやってきたのか、始まってしまった戦争をどう終わらせるのか、というところを分かりやすくおおまかに学ぶのに良い本だった。 平和や核廃絶を望むけれども、様々な感情はいったん置いて、まずこの世界に戦争が生まれるのは何故か、どうして核や武器を捨てられないか、を見つめないと、具体的に有効な行動はできないなと思った。 ちくまプリマー新書は中高生が読めるようになっているから、「何となく知ってるつもりでも全然知らない大人」がとっかかりに読むのにほんとにいいなと思う。 そういえば、戦争の終わらせ方についてはPage Turnersの戦後80年回でも確か話題になっていた気がする
- さおり@prn9909082025年9月15日読み終わった戦争が始まってしまうメカニズムだけではなくその「終わらせ方」にも焦点を当てているのが良いなと思った.そして始まってしまったら終わらせるのは本当に本当に難しくなってしまうんだなと痛感した.戦争をしないためにはどうすれば良いのかということと終わらせるためにはどうすれば良いのかということは決して相反するものではなく地続きにあるものなんだろうとも思う.平和が、世界平和が良いに決まっている、そこだけは皆が同じ気持ちであると思いたい.だからこそ冷静に考えて判断する目を持ちたいなと思った.