白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記

28件の記録
- こまち@komachi03192025年4月24日読み終わった4/23読了。 1に続き、山の中で驍宗を探す李斎チームと、宮中で孤軍奮闘する泰麒の話。月影上巻並みに辛くて先が見えない山中の捜索がキツイですねぇ。なかなかページをめくるスピードが上がらない。 そして、ここまで進展がないところでラストの驍宗らしき人物の話が。個人的には王なら神籍だから毒くらいじゃ死なないでしょと思ってしまいましたが。あと、『黄昏の岸〜』から引っ張っている范王が持ってきた帯の断片に一切触れていないのも多分無事だろうと思う根拠ですね。 驍宗と言えば、自分のことを人望がないと言っていたというエピソードはちょっと意外でした。昇山している時も自信満々で雛泰麒に怯えられてたのに。 そして、泰麒が冷静でシビアな大人になってるのも驚いた。でも、生国に降りて最初の頃の何もできない子供、蓬莱に流された後の殻に閉じこもって何をしたら良いかわからない時期を経ているからこそで、これが長いシリーズを読む楽しみだなぁと思います。 これで4冊のうち半分終わりですが、3巻から明るい展開になる気がしません。ねずみ的な何かが来て欲しい!
- Nada_Reads@Nada_Masa2025年4月17日読み終わった相変わらず山をウロウロパートと建物の中に閉じ込められて何もできないパートが変わり映えなく続いて、読むペースが落ちていたのですが、やっと二巻のラスト直前で話が動き出してきた気がします……でも信じたくない!
- リョウテンテン@ryotenten2025年4月3日かつて読んだ3月に読んだ本。 王が失踪し荒廃が進む戴国。簒奪者・阿選の居城に入った泰麒一行と、王・驍宗の行方を探す李斎一行に分かれて話が進んでいく。全編通して謎である『天』の仕組みの一端に触れられたりなど、引き込まれる展開はあるものの、前巻同様に遅々として進まない物語は正直退屈(後半でようやく動き始める)。