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おこめ
@ufufu305
  • 2025年11月24日
    ネット右翼になった父
  • 2025年10月4日
    ラインズ
    ラインズ
    これまで自分が考えてきたこと、なんとなく窮屈な思いを言語化してくれたような本。世の中が直線化しすぎていること。それは、街の作りから、生き方に至るまで言えることだ。 学校や会社は、狭い通路、隙のない部屋。自由に使えるスペースを極力省き、余白のない直線的な空間がひしめき合う。そんな空間が凝縮されているのが都市である。 私たちはその中で、一つの目的や目標を「定め」、それまでの最短距離をまっすぐ進むことに慣れてしまってはいないか。 フリーハンドで完璧な直線を引けないように、まっすぐ歩いているつもりでもいつの間にか曲がっているように、私たちは曲線の中にいるのが自然である。 右往左往しながら、立ち止まり、歪み、迷っていいと、この本が励ましてくれた気がする。 ラインが途切れるのは死を迎える時のみであり、その時までラインは曲がりながら伸びていく。 「実のところ、居住という縄細工の触手を逃れられるものはない。どこまでも広がろうとするそのラインが、これから広がり進行するかも知れないあらゆる裂や裂け目に探りを入れているのだ。生は何かに収まろうとせず、自分と関係する無数のラインに沿って世界を貫く道を糸のように延ばしていく。もし生が境界線のなかに押し込められないものだとしたら、それは囲われるものでもないだろう。では、環境という概念はどうなってしまうのか?文字通りの意味では、環境とは囲うものである。だが居住者にとって環境とは、境界を設置されるという状況から成り立つものではなく、自分の使ういくつかの細道がしっかりと絡み合った領域から成り立っているものだ。この絡み合いの領域ー織り合わされたラインの網細工ーには内部も外部もない。在るのはただ隙間や通り抜ける道だけである。」(p.165-166)
  • 2025年5月21日
    ブラックボックス
    序盤の疾走感と、後半からの急展開が読者を飽きさせず良い。 100人の人間に関わったら1人いるかいないか、200人関わったら絶対に1人いるタイプの人間を描き出す。セルフコントロールってどこで身につけたんだっけ? どこか遠くに行きたい、でもそれがわからない。 ちゃんとしなきゃ、でも絶対ちゃんとしてる(と見える)人たちと同じところには行けない。 誰しもが持っている焦燥と狂気だな、とも思う。
  • 2025年5月15日
    おいしいごはんが食べられますように
    表紙とタイトルは、優しさに見せかけた暴力。 おいしい、と感じるのと、「食べた〜」という充足感を感じるのは別の話。 身体にいいものを、素敵に飾られたものを、栄養バランスよく……そんなん分かってんだよ。でも何かが足りないんだよ。
  • 2025年5月4日
  • 2025年5月4日
    サンショウウオの四十九日
  • 2025年4月28日
    風の歌を聴け
    風の歌を聴け
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