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逢田ぞろん
逢田ぞろん
逢田ぞろん
@zoronoota
  • 2026年2月13日
    ニッポンの移民
  • 2026年2月4日
    暴政
    暴政
  • 2026年2月2日
  • 2022年2月14日
    乱獲
    乱獲
    一見乱獲とは縁遠いように思える「遊漁」に切り込んだ項に注目。外来魚の放流が在来魚の資源量の減少を招くとすると、確かに「orver fishing(原題)」、つまり「行き過ぎたサカナとり」。Put and takeて長良川のアユだけじゃなく世界的な流れなのね。。混獲や底引、投棄に眉をひそめるのは簡単だけど、一皿百円で海の幸よりどりみどりの日本の食卓はこういった乱獲に支えられていることを忘れずにいたい。筆者のバランス感覚が見事。ベジタリアンが環境に及ぼす負荷、確かに!嗚呼人は生まれながらにしてなんと罪深い。
  • 2022年2月14日
    満洲暴走 隠された構造 大豆・満鉄・総力戦 (角川新書)
    うわぁっこれ凄い!今年の歴史部門ぶっちぎりの第1位!我々が歴史をなぜ学ぶか?にこれほど明快かつ卑近な言葉に落とし込んで応えてくれる本ってそう無いと思う。こういう新しい自由な人に出会った反応としてすぐ左とか決めつけて嘲笑する輩には「何を怯えているの?まるで迷子のキツネリスのよう・・・」と言ってやりましょう。個人的には満洲開拓に環境問題という視点が新しいし、それを現代に絡めるのが秀逸。立場主義が崩壊した後に起こると予想される(というかもう起こっている)事態、嗤える人はどれくらいいる?日本人はもっと想像力を。
  • 2022年2月14日
    司書はときどき魔女になる
    孫引きですが、ボルヘスは「天国とは図書館によく似た場所」ですと!これは嬉しい。図書館好き・本好きなら思い当たることばかりでニヤリとする前半も痛快ですけど、本(と映画)の紹介になる後半も、行間から「本はいい!本はいい!」という声が聞き取れて心地よいですね(ちとネタばらししすぎの感はありますが)。反戦・反全体主義の主張が所々に顔を出すのは池内さんの『戦争よりも本がいい』と同様。「美しいものを見られる自由が一番」、文系学部不要論と対を成す卓見。
  • 2022年2月14日
    深海でサンドイッチ
    深海でサンドイッチ!塚本先生もお召し上がりになられたのかな。ウナギの挿話は最後の最後に。長期航海独特の厨房の知恵や工夫、間に挟まるコラムも読ませます。花毛布!電子レンジが無い!明治屋の正体!猫とビタミンC!カレー秘話!いや~面白い。そして普段の暮らしのヒントにも。ところでp128、フィジーのカバで麻痺するのは恐らく「舌」ですよね・・・「下(シモ)」と読んでえっ!となったわたしの心は汚れているのだらうか。
  • 2022年2月14日
    ビッチマグネット
    舞城王太郎さん、イイワァァァ~!間違いが無いと確信! 36歳(執筆当時)で、しかももし男性だったら、これ書けるのすごいな~。ノリは軽いけどこの人は天才だと思う。ちなみにこの作品が候補になった回の芥川賞は「該当作なし」でした。池澤夏樹さんだけが二重丸つけてるのは予想外(笑)名言がいっぱい出てきます。p169「男って凄い。」以下の一文が・・・確かに確かに。ほんとそうだよね~。
  • 2022年2月14日
    パクリ経済
    パクリ経済
    上手に時流に乗った邦題です。パクリはズル・不正・コソ泥といった一般の概念が覆される一冊。模倣とイノベーション、コピーと創造性はコインの裏表、これはもう認めないわけにいかないですね。ファッションサイクルについてはシェークスピアの時代から指摘されてたというだけあって非常に頷ける内容。最終章、映画と音楽におけるコピーの、まさかの役割が圧巻。ミックとDボウイの先見の明に脱帽!けどネットの登場で加速されただけで、人間のやってきたことは全て集合知の産物と言えなくもないですね。いやいやいや面白かった。
  • 2022年2月14日
    沼地のある森を抜けて
    「抜けて」がキーワードか。読み始めの軽い印象がどんどん変容していって、後半は随分壮大な・・・というか逆に微視的な話になってたまげた。選ばれし者の物語と読まずに自分の側に引き寄せて、我が身の性欲と性衝動をここまで解体して朗々と謳いあげてみるのも面白いかも(こう爽やかにはならないと思うけど)。久美ちゃんが自分とだいたい同年齢くらいと考えて、曾祖父の時代のしかも本土から遠く離れた島の人々が圧倒的現代口語で語るのが物凄い違和感で惜しい。読後感は良いです。間に挟まるシマの物語が印象的。
  • 2022年2月14日
    ツンドラ・サバイバル
    ハラショー!最高!出色は第二部のツンドラ編ですが、第一部から通読することで文祥ワールドに深い理解が及ぶことでしょう。痛い描写が苦手な私のような人は胸と鼻を押さえて悶絶すると思いますが(笑)人類共通とはよく言ったもので、ミーシャや筆者のように自然から糧を得る喜びと才能を持った人って、先祖返りのように、現代社会にも強弱を持ちつつ繰り返し現れるのでしょうね。筆者の人間観察が鋭いせいか、ロシア・チームも結局なんか憎めないです。あとがきがまたドキドキ。そしてスウェタさん可愛い杉。他にも、ああ書ききれないー
  • 2022年2月14日
    3時間でわかる漁業権
    ホントに3時間でよくわかりました。肝心の内水面漁業の例は出て来ませんが。制度の歴史にスポットを当てる解説の仕方はわかりやすかったです。漁業権図からその県の姿勢が見えてくるのも面白いですね。1901年の漁業法制定の段階ですでに資源の持続的利用への考慮があったというのは少し驚き。翻って現在、規制緩和の名の下、法の網をかいくぐるようにして経済合理性だけを重視するやり方はどうしたことか。あと、県の意向に沿わない漁協には免許を更新しないとか、漁業法制定の段階では考えられてなかったような行政の恣意的な運用とかもね。
  • 2022年2月14日
    わたし琵琶湖の漁師です
    ユーモア溢れる柔らかい語り口でとても読みやすい!漁を獲ることを「つかむ」っていうんだー。色々な漁法も解説されてて勉強になります。直弘さんが側で語ってくれているような感覚で、1,2,3章と感心したりクスッとしたりしながら読み進め、辿り着いた4章できっと読者は怒りに震えるはず。バスやギルで飯を食うとオカン(琵琶湖)にドツかれる!名言です。バサーの言い分、読んでいる側が恥ずかしくなってきます。人間とはかくも愚かな生き物なのか。そんな怒りも食文化の頁で癒やされます。あっ鮒寿司食べたくなてきた
  • 2022年2月14日
    虫めづる姫君
    虫めづる姫君
    虫めづる姫君って、こんな素敵な話だったんですねー。「かぐや姫の物語」ってほとんど堤中納言物語そのまんまやん!虫ガール(というかイモラー?)の姫はもとより、右馬佐の造形もなかなか良いではないですか。終わり方も憎いね。蜂飼訳だと好意的な描写、同時代の人はどうだったのか、原文及びもっと古い時代の訳が気になります。他の章も面白いです。最後の三編が特にいい。「はいずみ」は深読みしてニヤリとしてしまう。挿画と解説もあって超親切、古典に馴染みが無くても気軽に読めますので、ぜひ。
  • 2022年2月14日
    弥勒
    弥勒
    これはヤバいやつ。書評から、読むべきリストに加えたはずなのに。着地点が全く見えなくて、読んで読んで読みまくってしまうタイプの本。暗い!とにかく暗い!動物農場・暗黒版といったところか。科学的に正しい因果応報サスペンスになっているのも抜群の安定感。国境を越えて以来一貫して巻き込まれ役でブレ続けてた永岡さん、あのシーンかっこ良かったです。でもこれ・・・・・・たった1年の話って、なんか無理があるような。
  • 2022年2月14日
    湿地帯中毒: 身近な魚の自然史研究
    素晴らしい湿地愛!感動したのは中島さんのご両親。あまり詳しく書かれてはいませんが、子供を信じてこんなに温かく見守れる親って、今時なかなかいないと思う。カマツカやドジョウに関しての学術的な話、それと平行して語られる研究者さんの生態も大変興味深く、思わず吹き出してしまう箇所も多数。けれど多様性保全に関する鋭い指摘が随所にあり(トキの話に膝ポン!)、たくさんの人に読んで欲しいと願わずにいられません。最後のコラムの内容には激しく同意です。あとP112のスケッチが素晴らしいです。ペンで描かれているのかな。
  • 2022年2月14日
    夜の公園
    夜の公園
    おぉっ、これはいろいろ微に入り細に入り、既婚女性にとっては「これってアタシのこと書いてるっ・・・!」という導入でわ。まぁ事後にコーヒー淹れてくれる男性(ゴクリッ)とか有り得んけど、読み物としてはこれくらいのファンタジー具合がよろしい。主人公の女性はいけすかないけど、その流れなら当然こうなのでは?と普通思う行動を選択しなかった理由は痛いくらいわかります。わかるけど・・・ねぇ。色々とひどいよね。せめて主人公に「あーこんなことなら仕事辞めなかったらよかったなー」くらい言わせて欲しかったかな。
  • 2022年2月14日
    日々の光
    日々の光
    出ました本年度ベスト!原題は直訳すると「お天道様」か。日本人である奥様の力添えもあるとはいえこの物語をアメリカ人が書いたというのは驚き。終盤の舞台が広島でなく長崎というあたり、アメリカ人にも恥じる気持ちが少しはあるのかなぁ。第五部のあたりから加速するご都合主義的展開が惜しいけど、人間の愚かさと同時に愛おしさについて、いま読まれるべき普遍的なメッセージが随所にこめられていると思う。しかし本書で最も賞賛されるべきはトマス・モートンの徹底的なダメっぷりでしょう。トヨザキ社長が読んだら狂喜乱舞しそう。
  • 2022年2月14日
    戦場体験者 沈黙の記録
    抑留経験など、被害者の立場からは声高に戦場体験者の悲惨さを語られることはありますが、加害者としての体験が語られることはほとんどありません。戦後70年目の世の中を見ているとまさに「史実は政治の道具と化す宿命」。各証言内容も衝撃的ですが、本書の白眉は証言そのものではなく、記憶と記録を巡る人間の態度かも。筆者の、記憶へのアプローチの技術や史観に、我々は大いに学ぶべき。読んで「戦争は人を変える」ということを「自分のこととして」考えてみて欲しい。『帰還兵はなぜ自殺するのか』と併せて読んでも理解が深まるかと。
  • 2022年2月14日
    巡礼(新潮文庫)
    前半なかなか感情移入しにくくて、これ『この10冊』で激賞されてるような結末になるんかなぁ?と首を捻りながら読みつつ、忠市の半生が語られる辺りから引きこまれ、終章、再登場する人物にハッとして、最後のページで涙腺崩壊です。2階の秘密がなんとも切ない(ここが一番切なかった)。収集が始まった瞬間は一応描写されているのですがその心理はいまいち腑に落ちず、早めにお亡くなりになった設定にされたあの人もよく考えるとなんだかな~ではありますがそれも些事、ぜひ読んで一緒に救済体験を。
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