隠喩としての病い・エイズとその隠喩
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コダック@reads_brain2026年1月12日読み終わった買った当初に予想したイメージとは異なった(ただ本書を読むうちに最初に抱いていたイメージを喪失した、コロナ禍について考え直せるかというようなことを考えて買ったように思う)が面白かった。 結核→癌→エイズという死に直結する(と考えられる)病に紐づく隠喩を解体する。結核に対するロマン主義が持つ立場が、現代の病的なまでの()、細さや白さに対する執着なのだと考えると興味深い。 また戦争の隠喩が使われることの危険さや、流行病は政治的なイデオロギー(排外主義)にうまく利用されるという考えは、私自身が気をつけて行きたいと思った。

Wakuwaku@Wakuwaku2026年1月5日買った読み始めた@ 電車年末に買ってたけども、2026年1月4日の出勤日から読み始めた。暗い休み明けにぴったりハマりスイスイ読める。 エルベルト ギベールの「僕の命を救ってくれなかった友へ」とかRent辺りの有名な作品は、ちょっとボヘミアンな感じがしてこれはなんなんだろうということを思っていた。この本はもっと、文学史的に遡った作品から考察していて20世紀末の特有な現象でないと主張していて興味深い。 エイズだけじゃなく癌と結核そして、梅毒の今風のエビデンスではなくて社会的な意味、流行作家が考えたロマンチシズムは滑稽。これは、福永武彦辺りの結核が文学青年の耽美主義と重なるのは西洋的な影響も否めないのかもしれないと推測して読んだ。 引用が多いので文学作品やそれを元にした映画の理解が今更できた。特に「鳩の翼」は三角関係の有名な文学作品らしいが、原作知らず映画が初見だった二十代には難解すぎた。それが今更理解できそうな気がして解説読んでる気がしてうれしい。





























