とるにたらないものもの

38件の記録
- よしい@Yoshe2072025年5月2日読み終わったかなりひさしぶりに読んだ江國香織、やっぱりこの人の文章の質感がすっごく好きだなあと思った。「祖母が昔の男に贈られたレモンしぼり器」の回とか、なんだかこうすべてにむちゃくちゃ江國香織イズムが感じられて好き。この本の影響で今後はおでかけ鞄小さめ派に鞍替えしそう。
- 茉莉@matsuri_hon2025年3月15日読み終わった著者のやわらかくまっすぐとした言葉で表現される「とるにたらないものもの」は、ひとつひとつに愛着を感じてしまうほどに惹かれる。 始めから私の生活に居座っているものたちこそが、それぞれ必要とされてここに在るのだと思うと、なんだかあたたかい。 私は、「いいのだ、ということ」が特別お気に入りです。
- かにまる@kanimaruko2025年1月1日かつて読んだ一つ一つのエピソードは短いが内容が濃く、インパクトがある。 『化粧おとし』がとても好きだった。化粧をするのは楽しい反面、面倒でもある。しかし化粧を落とす瞬間の解放感が何故か好き。
- 八@Hachi82024年12月20日読み終わった読書メモ久しぶりに江國さんの長編を読んだら、エッセイも良いと聞いたので買った本。江國さんの書くエッセイは江國さんの小説みたいで、エッセイと小説という境界線を感じなくて、江國香織の世界、江國香織の書くものという感じだった。