夕べの雲
45件の記録
月と星@moon_star2026年5月6日読み終わった再読庄野さんの文学のよさは 平凡で、どこにでもあるようなことに目をつけて、さらりと書く。静かに観察している。 だけれども、根底には切なさも流れてるいる。 例えば、 生田の家の周りの山は工事でなくなることがわかっていた。日暮れまで遊ぶ子どもたち。呼びに行く庄野は思うのだ。 ここにこんな谷間があって、子どもたちが帰って来ないで遊ぶ声だけが聞こえてくる。先でこのことをどんな風に思い出すだろうか。 例えば、 実家から浜木綿の一株を掘り出して生田に持って帰る。もう長くはない眠っている母の命を分けて持って帰るようなものではないか。命を継ぐことではないか、と。 今あるものも、次の瞬間には変わってしまう。 時の流れで変化していくもの。なくなってしまうもの。それは人も同じ。 それをどう読み取るか。 庄野さんの文学は、さらりとも読めるが、書きたいことを受け取れるかどうか。 再読する度に気がつくことがある。





汀線@teisen2026年5月6日再読中引用自分は目下のところ、風よけの木のことしか考えていない。早く大きくなって、この家を見えなくしてくれるような木のことを夢みている。ばらを育てるというのとは、かなり縁遠い気持でいる。美的感情とは別のもので胸がいっぱいになっている。 しかるに兄は、そんなことは知らない。前の家の時にはライラックを買ってくれ、今度はばらである。もともとこの兄は、木も好きだけれども花の方がもっと好きだ。自分は木が好きというよりも、今や必要に迫られて1大風で家もろとも吹き飛ばされないために、風よけの木に夢中になっている。 p18
ぜち@zechl232026年5月3日読み終わった風邪の日の家族の風景、「すみか」、季節と食べもの。最後のページに兄弟の前にあらわれるシュンラン。13の章、月ひとつずつ読んで、読みおえた。新聞小説、地下鉄と連載話、蕪村のいかのぼりのような今、題名、郵便で送る原稿。



ぜち@zechl232026年4月2日読んでる月にひとつ、子供たちが走っている、読んでいて、冷や奴が食べたくなる、明日食べたい、白ごはんと食べたい、お豆腐屋さんのところに柿もぎに行っただけだけど。とんだり、はねたり、骨折したり。


- yh@yh2026年4月1日古本並べた@ 自宅大工さんに作ってもらった本棚に、棚板の増設を開始。先日、手頃な板を買い、カットサービスを利用して12枚の仮棚板が手元にある。これに自分で棚受けがぴったりはまるような溝を彫ったら、仮棚板が、本棚板として完成する。今日手始めに、一枚溝を彫ってみて、本棚にはめたら、うまくはまって大成功。この棚に、仮置きしていた文庫本を移した。この調子で少しずつ棚板を増やしていく予定。





ぜち@zechl232026年2月2日読んでる夜のわずかな時間、読み始めると、動き出す、次の文字を追って一緒に歩く、月ひとつ読む、山芋、とろろ汁、読んでいる間だけあらわれる山の上の家。少し読んだらまた明日。









ぜち@zechl232026年1月11日読んでる沢よむどんのうなぎ釣り、「閉じこもった気持で暮らしている人間の心をほっとさせる」、お話の中のお話。ひとつ読んだ。家族と庭の時間、自分の時間と重ねながら読む。



ぜち@zechl232025年11月13日読んでる月に一編ずつ読む。ちょうどケンジ(猫)がムカデをやっつけていた。ケンジと住むようになって、ムカデ接近率が減ったような気がする。本の中のムカデ、文字の中に住むムカデ。





ぜち@zechl232025年10月13日読んでる月に一編ずつ読む、甕がやってくる、甕をむかえる、甕の存在感、「山の上の家」には井伏鱒二の紹介で買った甕の写真がでてくる、家の中にある甕の質感、逆ロードムービー感。








ぜち@zechl232025年9月21日読んでる月にひとつ読む読書。丘の上の家にあそびにいく感じ。安雄くん、正次郎くん、晴子ちゃん、こんにちは、みんないくつだっけ?(少し読み返して確認する。)梨、コロッケ、食べたくなった。ウイスキーも美味しそう。金木犀、もうすぐの季節。








ぜち@zechl232025年8月7日読んでる泊まり仕事の日。月に一編ずつ読む。丘の家、小道たち。読んでいる間だけ立ち上がるもの。読む時間にしかあらわれないもの。夕べの雲や、コヨーテの歌や、蕪村のいかのぼりみたいに。


シモン@yansimon071103202025年5月12日読み始めた何冊か読んでいる庄野さん。 随筆は余りにも幸福そうで眩し過ぎ今一嵌まらなかったが、これは素晴らしい小説‼︎自身の家庭がモデルだろう。なんと生き生きとしている事だろうか!色んな処で絶讃されているのは知っていたが納得。読ませる〜最高。 5/13了






































